栄光学園中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

栄光学園中学校の受験対策

難易度

栄光学園中学校は鎌倉市にある完全型の私立男子中高一貫校で、偏差値は71程度となっています。浅野中学校、聖光学院中学校とともに「神奈川県の男子私立御三家」と呼ばれているエリート中学校の1つです。東京大学への進学率の高さは日本トップクラスで、そのほかにも難関大学への合格者を多数輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

栄光学園中学校の入試は、国語・算数・理科・社会の4科目の受験が必要となります。どの科目も難度が高く、考察力・思考力・記述力などを問う問題が多く出題されます。時間配分を意識しながら過去問演習に取り組み、出題傾向に慣れておきましょう。

 

栄光学園中学校の入試情報

生徒募集要項

〇募集人員:第1学年 180名 (4学級)


〇学科試験
1.国語 50分(70点)
2.社会 40分(50点)
3.理科 40分(50点)
4.算数 60分(70点)

 

2022年度生徒募集要項

 

栄光学園中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問4題構成で難度の高い応用問題となっています。一筋縄ではいかない複雑な問題が出題されるため、ひらめき力や思考力、応用力が必要になります。問題数はそれほど多くありませんが、どれも難問ばかりなので時間配分には注意しましょう。過去問演習で出題傾向に慣れておくことも大切です。

国語の傾向と対策

例年、読解問題2題と知識問題1題の大問3題構成となっています。近年、読解問題の文章量が増加傾向にあり、2021年度では8,000字程度となりました。長文対策として語彙力や読解力、速読力を身につけることが重要になります。

また、設問の半数が記述式問題となっているため、要点を簡潔にまとめて記述できるように練習を重ねましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問2~3題構成でしたが2021年度は大問1題のみの総合問題が出題されました。1つのテーマに関して、さまざまな視点から各分野の理解力や思考力を問う独自の問題となっています。基礎知識の定着は当然ながら、本質まで丁寧に理解しておく必要があります。

社会の傾向と対策

例年、1つのテーマに関して様々な問題が出題される総合問題形式となり、年度によって大問数は異なります。地理・歴史分野に関しての出題比重が重めとなっています。長めの記述問題やグラフ作成問題が出題されるため、時間配分を意識し、記号選択問題などは素早く解答することを心がけましょう。過去問演習は時間を計りながら行うことが大切です。

 

栄光学園中学校 基本情報

公式サイト

栄光学園中学校:https://ekh.jp/

基本情報

創立年

1947年

栄光学園中学校 所在地情報

〒247-0071  神奈川県鎌倉市玉縄4-1-1

教育理念

『栄光学園の教育は、キリスト教的価値観、また、イエズス会の創立者イグナチオの精神を基盤とし、 生徒一人ひとりが神から与えられた能力を十全にのばし助けることを基本理念とする。』 

引用元:栄光学園 学校紹介 教育理念・方針

中学校の特徴

栄光学園中学校は、イエズス会を運営母体とする中高一貫校の男子校で、6年間を初級・中級・上級に分けた2学年単位の指導計画が採用されています。カトリック校ですが、正課としての宗教の授業や礼拝はなく、自発的に研究を希望する生徒のために、聖堂で行われるミサなどの典礼や、週1回活動する聖書研究会への参加などの機会が設けられています。開校以来、自分がすべきことを選択・判断し実行できる力を養うことを目的とした独自の教育課程である『倫理』の授業が設けられています。

課外活動も大切な教育活動の一環との考え方により、部活動は全員参加となっています。活動は週2日で、17時までが原則となっています。

 

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