公文国際学園中等部の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

公文国際学園中等部の受験対策

難易度・偏差値

公文国際学園中等部は横浜市戸塚区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は60程度となります。完全型の中高一貫校であるため、高校からの募集はありません。東京大学をはじめとする国公立や難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

入試の特徴勉強のポイント

公文国際学園中等部の一般入試は、A日程では2科目、B日程では4科目の受験が必要となります。国語、算数、理科、社会は標準レベルの問題が多いため、基礎知識をしっかり身につけることが大切です。英語と数学は難度が高いため、受験する場合は十分な対策が必要になります。また、どの科目においても複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

 

 

公文国際学園中等部の入試情報

【A入試】

《募集定員①》
40名(男女)

《試験科目》
国語(50分100点)、算数(50分100点)

《選考方法》
国語・算数の2科得点で選抜

 

《募集定員②》
70名(男女)

《試験科目》
国語(50分100点)、数学(50分100点)
国語(50分100点)、英語(50分100点)
数学(50分100点)、英語(50分100点)

《選抜方法》
国語・数学、国語・英語、数学・英語の2科得点と自己推薦書で選抜

 

※自己推薦書
(A入試の国語・数学、国語・英語、数学・英語の受験の方で希望者のみが提出する書類)
①自己推薦書がなくても受験できます。
➁以下の1つに該当すれば自己推薦書を添付することができます。
A 公文式教材修了の認定テスト「中学課程認定以上」
B 数学検定「3級以上」
C 英語検定「3級以上」またはTOEIC・TOEFLスコア「英検3級相当以上」
(これに相当すると思われる他の英語資格をお持ちの方は、出願前にお問い合わせください。)

【B入試】

《募集定員》
40名(男女)

《試験科目》
国語(50分100点)、算数(50分100点)、理科(40分75点)、社会(40分75点)

《選考方法》
4科得点で選抜

【帰国生入試】

《募集定員》
10名(男女)

《試験科目》
適性検査(50分100点)、英語(50分100点)、面接(10分程度)

《選考方法》
2科得点と面接で選抜

 

参照:公文国際学園:募集要項

 

公文国際学園中等部の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で前半は計算問題と標準問題、後半は応用問題となっています。四則計算や速さ、規則性、数の性質、図形など幅広い分野から出題されるため、基礎知識をしっかり身につけ苦手分野を作らないようにしましょう。応用問題では、途中式や考え方などの記述が必要となる問題も含まれます。過去問と問題集の演習でたくさんの問題に触れ、慣れておくことが大切です。問題演習の際は、別解も確認するようにし、効率よく解くための考えの幅を広げておきましょう。

国語の傾向と対策

例年、読解問題2題と知識問題1題の大問3題構成となっています。読解問題では速読力と、内容の要約力や自分の考えを述べる記述力が必要となります。また、指示語が表す内容や文中における語句の意味などを問う問題が出題されるため、演習する際は指示語が指す内容が何なのかを意識しながら読みましょう。知識問題では、漢字だけでなく熟語や文法からの出題が多い傾向にあります。類疑義や対義語、関連熟語なども勉強しておきましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問3題構成で難易度は標準レベルとなります。解答形式は記号選択式、抜き出し式、適語・数値記入式が中心となります。物理や化学の分野では計算問題が出題されるため、公式やその使い方を正確に理解し、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。実験や観察に関する問題も頻出であるため、データや資料を読み取る練習を行うことが大切です。

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で、各分野からまんべんなく出題されます。試験時間に対して問題量が多いため時間配分には注意が必要です。図表やグラフ、資料などと絡めた問題が頻出傾向にあるため、単に語句を暗記するだけでなく歴史や関連する出来事と合わせて背景知識も勉強することを心がけましょう。また、過去問演習で出題傾向を把握することも大切です。

英語の傾向と対策

例年、大問5題構成で空欄補充1題、語句整序1題、長文読解3題となっています。難度は高く、高校卒業レベルである英検2級程度の問題が出題されます。高い語彙力と速読力が必要となります。コツコツと単語や文法を勉強し、過去問や問題集の演習で得た知識をアウトプットする練習を重ねましょう。

数学の傾向と対策

例年、大問4~5題構成で主に中学数学の範囲から出題されますが、一部高校内容の問題も含まれます。難しい問題は無理に解こうとするのではなく、分かる問題から優先的に解いていくことが大切です。因数分解、関数、方程式など計算問題が頻出となるため、重点的に学習すると良いでしょう。

 

 

公文国際学園中等部基本情報

公式サイト

公文国際学園中等部:https://kumon.ac.jp/k-gakuen/kokusai/

基本情報

創立年

1993年

生徒数

533人(2021年6月現在)

公文国際学園中等部 所在地情報

〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777番地

教育理念

本学園は、個々の人間に与えられている可能性を発見し、その能力を最大限に伸ばすことにより、世界の平和と真の繁栄のために国際社会で活躍できる、 健全にして有能な人材の育成を図り、社会に貢献します。

 

引用元:公文国際学園:教育理念

中等部の特徴

公文国際学園中等部は男女共学の中高一貫校で、自由な校風のもと、生徒の可能性を最大限に伸ばすことを目標としています。スモールステップで自学自習を進めていく「公文式」の学習方法を取り入れることで、「自ら学び、考え、判断し、行動する」姿勢や力を身につけることを目指します。また入学後すぐ行われる2泊3日のふれあいキャンプや八ヶ岳で3泊4日で行われる冒険型体験学習(中2)、3泊4日で日本の文化を体験・経験する日本文化体験(3年)など、多様な学校行事が用意されており、チャレンジ精神、判断力、 企画力やプレゼンテーション能力などを身につけることができます。

 

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