「森村学園中等部」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2025年1月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

森村学園中等部の受験対策

偏差値・難易度

森村学園中等部は横浜市緑区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は55程度です。完全型の中高一貫校であるため、高校からの募集はありません。
 
実質倍率は、第1回入試が約2.7倍、第2回入試が約3.4倍、第3回入試が約7.倍となります。
 
試験の合格者平均点は回により異なりますが、4科目200点換算でおおよそ143点です。各教科7割程度の得点率が合格の目安となります。

合格者実質倍率

募集区分	募集人数	志願者数	受験者数	合格者数	実質倍率
1回	40人	180人	159人	60人	2.65倍
2回	30人	275人	185人	55人	3.36倍
3回	20人	335人	198人	27人	7.33倍
帰国	若干名人	38人	37人	30人	1.23倍

※2024年度

入試の特徴・勉強のポイント

森村学園中等部の一般入試は第1～3回まであり、どの日程でも国語・算数の2科目もしくは国語・算数・理科・社会の4科目から選択することができます。
 
全体的な難易度は標準レベルですが、どの科目も記述問題が多い傾向にあるため簡潔にまとめて述べる練習が必要です。
 
時間を計りながら過去問演習を行い、出題傾向とペース配分の確認を行うと良いでしょう。
 
また、公式HPに正答率グラフが記載されています。問題との相性や正解必須の問題などを確認できるので活用するようにしましょう。
 
帰国生入試は、A型とB型があります。B型は英語資格検定試験のスコアが利用できます。検定の得点についての詳細は募集要項でご確認ください。
 
 

森村学園中等部の入試情報

科目別配点・試験時間

一般入試

試験区分	受験科目		試験時間	配点
1回 2回 3回	2科	国語・算数	各50分	各100点
	4科	国語・算数	各50分	各100点
		社会・理科	各40分	各75点

※合否判定法
2科：2科目の合計点
4科：4科目の合計点を200点満点に換算。その換算得点と国・算の合計点を比較し高い方で判定
参照：森村学園中等部募集要項

帰国生入試

試験区分	受験科目	試験時間	配点
A型	国語・算数	各50分	各100点
B型	国語・算数	各50分	各100点
	英語資格検定試験のスコア	－	100点

※合否判定法
A型：2科目の合計点
B型：2科目と検定スコアの合計点を200点満点に換算。その換算得点と国・算の合計点を比較し高い方で判定
参照：森村学園中等部募集要項
 
 

森村学園中等部の入試情報

算数の傾向と対策

例年、配点100点、試験時間50分、大問6題構成です。大問1.2は計算問題と一行問題、大問3以降は応用問題となります。
 
難易度は標準レベルとなるため、1つのミスが命取りとなります。ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
 
頻出単元は場合の数、グラフ、点の移動、図形となっています。過去問演習で出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。
 

国語の傾向と対策

例年、配点100点、試験時間50分です。説明文1題、物語文1題、知識問題1題の大問3題構成で、読解問題の設問形式は抜き出しのほか、記述問題が多くなっています。
 
正確に内容を把握する読解力と、自分の言葉で簡潔にまとめて述べる記述力が必要となります。日頃から様々な文章に触れ、自分の意見をまとめる習慣を身につけましょう、
 

理科の傾向と対策

例年、配点70点、試験時間40分、大問4題構成です。生物・地学・物理・化学の分野からまんべんなく出題されます。
 
難易度は標準レベルで、設問形式は記号選択や適語記入、記述問題などです。実験や観察に関する問題や図や資料を用いた問題が多く出題されます。
 
物事を暗記するたけでなく、本質から理解することが大切です。
 

社会の傾向と対策

例年、大問6題構成で地理・歴史・公民の各分野から1題ずつと、各分野にまたがった融合問題が3題出題されます。
 
難易度は標準レベルで、解答形式は記号選択、適語記入、短文記述などになります。苦手単元を作らないよう、基礎知識をしっかりと身につけましょう。
 
融合問題では特徴的な問題が出題されるため、複数年分の過去問演習で傾向に慣れておくことが大切です。
 
 

森村学園中等部基本情報

公式サイト

https://www.morimura.ac.jp/jsh/

基本情報

創立年

1910年

所在地情報

〒226-0026 　神奈川県横浜市緑区長津田町2695

建学の精神

「独立自営」
 
引用元：森村学園 中等部・高等部｜建学の精神・校訓

中学校の特徴

森村学園中等部では、高等部まで続く6年一貫教育を行っています。大学受験を視野に入れ、中学3年間は5教科を中心に多くの授業時間が確保されており、先取り授業なども行っています。
 
「外国語（英語）教育」「PBL（課題解決）型授業」「ICT環境」の3つの要素で成り立つ「未来志向型教育」という独自の教育システムを推進しています。
 
また「未来志向型教育」を支える技術として、母語による「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能と表現力などの「言語の運用力」を伸ばすために、問答ゲームなどをはじめとした「言語技術」教育が行われています。
 
 

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