日本大学中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本大学中学校の受験対策

難易度

日本大学中学校は横浜市港北区にある男女共学の私立中高大一貫校で、偏差値は57程度となります。競争倍率は日程・コースにより異なりますが約7.7倍となる日もあり、合格難度は高めとなっています。大学への現役進学率は96.1%となっており、内53.4%は日本大学へ進学しています。

入試の特徴・勉強のポイント

日本大学中学校の入試は複数日程あり、日程により試験内容が異なるため入試要項をしっかり確認しましょう。問題は全体的に基本~標準レベルとなり、基礎知識の定着を問う問題が出題される傾向にあります。教科書や資料集を中心に学習し、基礎を固め、過去問演習で身につけた知識をアウトプットする訓練を重ねましょう。

 

日本大学中学校の入試情報

【A-1日程】

〇募集人数:90名(男女)

〇試験科目・配点
国語(100点・50分)、算数(100点・50分)、社会・理科(各50点・計60分)

【適正検査型】

〇募集人数:90名(男女)

〇試験科目・配点
・適性検査Ⅰ(100点・50分)〔国語系論述問題〕
※読解力と自分の考え・意見を論理的に表現する力を問う。
・適性検査Ⅱ(200点・50分)〔算数・理科・社会教科横断型総合問題〕
※知識の応用力・運用力,思考力,論理的な考察力を問う。

【A-2日程】

〇募集人数:50名(男女)

〇試験科目・配点
国語または英語を選択(100点・50分)、算数(100点・50分)

※ 英語の試験にはリスニングテストを含みます。

【B日程】

〇募集人数:40名(男女)

〇試験科目・配点
国語(100点・50分)、算数(100点・50分)

【C日程】

〇募集人数:20名(男女)

〇試験科目・配点
国語(100点・50分)、算数(100点・50分)、社会・理科(各50点・計60分)

【帰国生】

〇募集人数:若干名

〇試験科目・配点
国語または英語を選択(100点・50分)、算数(100点・50分)

※ 英語の試験にはリスニングテストを含みます。
※ 実用英語技能検定(以下「英検」という)「2級」以上を取得している者は,英語の試験の免除を願い出ることができます。免除を希望する場合は,「英語試験免除願」および英検2級以上の「合格証明書」を出願時に提出してください。

参照:日本大学中学校 2022年度 募集要項

 

日本大学中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1は計算問題と一行問題、大問2以降が応用問題となります。解答形式は記述式で、規則性、相似、グラフ、図形、割合などが頻出分野です。難易度は基本~標準レベルですが、幅広い範囲から出題されるため、苦手分野をなくすことが重要となります。過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問4題構成ですべて読解問題となります。漢字などの知識問題は読解問題の中で小問として出題されます。読解問題は随筆文、説明文、物語文のほか詩歌の鑑賞文が出題されるため注意しましょう。過去問や類題を解き込んで問題形式に慣れておくことが大切です。

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、試験時間は社会と合わせて60分となるため時間配分には注意が必要です。難易度は基本~標準レベルの問題が中心ですが、各分野から幅広く出題されるため苦手分野を作らないことが重要となります。実験や観察に関する問題や計算問題なども出題されるため、複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で各分野からまんべんなく出題されます。試験時間は理科と合わせて60分となるため、時間配分に注意しましょう。各分野の基礎知識をしっかりと身につけて過去問演習に取り組み、素早く正確に解き進める力を養いましょう。

 

日本大学中学校基本情報

公式サイト

日本大学中学校:https://www.yokohama.hs.nihon-u.ac.jp/junior/

基本情報

創立年

1930年

生徒数

665人(2020年度)

日本大学中学校 所在地情報

〒223-0051 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-9-1

教育理念

日本大学教育理念
【自主創造】
自ら学ぶ、自ら考える、自ら道をひらく

・「行きたい」「行かせたい」「学び甲斐のある」学校
・グローバルな視野を持ち、世界で活躍できる人材育成を目指す学校

引用元:日本大学中学校|学校紹介|教育目標

中学校の特徴

日本大学中学校は、日本大学付属の共学中高一貫校で、未来を生き抜く「確かな力」を育成し、人を愛する「人間力」を養い、夢を実現させる生徒を育むための教育を実践しています。2022年度より「中⾼⼀貫2-1-3システム」を導入しています。中学3年間を2年と1年に区切り、3年次には高等学校の「特別進学コース」「総合進学コース」「スーパーグローバルクラス」のプレコースを設置し、それぞれに分かれて高校の学習効果の向上を目指した指導を行っています。中1・2年次は、海外英語研修など、グローバル教育を重視したプログラムを展開する「グローバルリーダーズコース」と、探究学習・体験学習などの充実したプログラムを展開する「アカデミックフロンティアコース」という2つのコースで構成されています。

放課後には、生徒が自由に出入りできる「イングリッシュ・ラウンジ」を開設しており、常在しているネイティブスピーカーの教員と気軽に英会話を楽しむことができます。

 

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