捜真女学校中学部の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

捜真女学校中学部の受験対策

難易度・偏差値

捜真女学校中学部は、横浜市神奈川区にある併設型の私立中高一貫校です。プロテスタント系の女子校で、偏差値は51程度となります。それぞれの入試形態を熟知した教員がチームを組んで進路指導を行っており、お茶の水女子大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理ICU、GMARCHなどの私立大学への合格者を輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

捜真女学校中学部の入試は、A・B・C、スカラシップ1・2、対話学力、帰国生入試の7種類あります。Aとスカラシップ2は、2科(国語・算数)または4科(国語・算数・社会・理科)の選択、B・Cとスカラシップ1は2科(国語・算数)、対話学力は口頭試問(対話による4科の学力試験)が課されます。各科目とも基礎から丁寧学習し、複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。口頭試問については、試験の動画が公開されているため、対話学力を受験する場合は必ず動画を確認して、実践的な練習に取り組みましょう。

 

捜真女学校中学部の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

〈2022年度〉

試験時間50分の大問5題程度で構成されています。大問1は計算問題、大問2は一行問題、大問3以降は応用問題となり、四則計算や割合、特殊算、速さ、規則性、図形問題など幅広い範囲から出題されます。苦手分野を作らないように基礎から丁寧に、バランスよく学習することが大切です。過去問に取り組む際には、出題傾向や形式を把握することはもちろんのこと、時間配分にも意識しておきましょう。

国語の傾向と対策

〈2022年度〉

試験時間50分の大問2題構成で、論説文の読解問題1題と知識問題1題が出題されます。漢字や文法、語句の意味、慣用表現、品詞などの知識が問われるため、普段からコツコツと学習し、多くの国語知識を身につけておきましょう。読書や過去問演習などで長文を読むことに慣れ、文脈や内容を正確に把握する力や記述力などを養いましょう。

理科の傾向と対策

〈2022年度〉

試験時間30分の大問4~6題構成で、化学・物理・生物・地学の各分野から幅広く出題されます。全体的な難易度は基本レベルで、解答形式は記号選択と適語記入を中心に、計算や短い記述、グラフの完成もあります。各分野とも基礎から丁寧に学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。また、身の回りの現象や時事問題にも興味を持ち、情報を入手しておくことが大切です。

社会の傾向と対策

〈2022年度〉

試験時間30分の大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野からバランスよく出題されます。解答形式は記号選択を中心に、漢字指定の適語記入や記述もあります。地図や写真などの資料を用いた問題が多いため、教科書だけでなく地図帳や資料集などにも目を通しておくことが大切です。また、時事問題にも興味を持ち、新聞やニュースなどで情報を入手しておきましょう。また、複数年分の過去問で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

口頭試問の傾向と対策

〈算数・理科〉

答えだけでなく、どんな筋道で考えたのかを見る試験です。算数分野では暗記算やメモ算などが出題され、理科分野では実際に実験道具を使って水溶液を作ったり、使った実験道具の注意点といった質疑応答などを行います。

 

〈国語・社会〉

与えられた文章をまずは黙読し、その後、音読し、音読後は文章の内容や文章から考えられることについての質疑応答を行います。音読は、人に聞こえるように大きな声ではっきりと読むことを心がけましょう。

 

口頭試問では、問題文を聞き直すことができ、ヒントをもらえる場合もあるため、焦らずに落ち着いて試験に挑むことが大切です。

 

捜真女学校中学部基本情報

公式サイト

捜真女学校中学部:http://soshin.ac.jp/jogakko/

基本情報

創立年

1887年

捜真女学校中学部 所在地情報

〒221-8720 神奈川県横浜市神奈川区中丸8番地

教育理念

理念

捜真学院は、ミッションスクールとして、一人ひとりが真理を捜し、自分で自己の道を切り拓き、他者を思いやり、平和な社会を築くことに貢献する「やさしさとたくましさと」を持った人の育成をめざします。

 

捜真学院は、グローバル化·多様化·高度情報化した社会で活躍する人を育成するために、教育内容·教育方法の改革に取り組み、「言葉」にフォーカスした「21世紀型教育」を進め、主体的に学ぶことを学修できるようにします。

引用元:捜真女学校-理念と歴史

中学校の特徴

捜真女学校中学部は、6年一貫のミッションスクールとして「やさしさとたくましさ」を育てる教育を実践しています。2年ずつ3つのステージで構成され、各ステージごとに定めた目標の達成を目指します。「自分の思い・考えをことばにまとめ、正しく伝える力」を育成するための〈ことば力学習〉や〈本物体験〉を重視した授業などを通し、本質を理解する力と応用できる能力を養います。学習サポートも充実しており、放課後に自由に利用できる自習室や、テストの前後、土曜日などに実施される補講などが用意されています。

その他、アメリカ短期研修やホストファミリー体験など、世界を知り、異文化を体験するための多様なプログラムが用意されています。

 

 

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