青山学院横浜英和中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

青山学院横浜英和中学校の受験対策

難易度・偏差値

青山学院横浜英和中学校は、横浜市南区にある完全型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は56~61程度となります。2022年度入試の実質倍率は、選抜・日程によって2.5~7.2倍となっており、一般入試C日程が最も高くなっています。多くの学生が系属校推薦によって青山学院大学各学部へ進学している他、横浜国立大学や早慶上理ICUなどの国公・私立大学への合格実績もあります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

青山学院横浜英和中学校の入試は、一般入試と帰国生選抜の大きく2種類となり、一般入試はさらにA~C日程に分かれています。試験科目について、一般入試のA日程は4教科(国語・算数・社会・理科)、B・C日程は2教科(国語・算数)の学力試験、帰国生選抜は2教科(国語・算数)の学力試験と個人面接が課されます。帰国生選抜の2教科は、一般入試A日程と同じ問題で行われます。各科目とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

 

青山学院横浜英和中学校の入試情報

入試科目・配点

【一般入試】

《A日程》

国語・算数(各50分/各100点)

社会・理科(各30分/各50点)

 

《B日程》

国語・算数(各50分/各100点)

 

《C日程》

国語・算数(各50分/各100点)

※ A・B・C日程の受験生は入学手続き後、入学予定者に対して面談(保護者1名同伴)を行う。

【帰国生選抜】

国語・算数(各50分/各100点)

※一般入試A日程と同じ問題

個人面接(受験生のみ/10分程度/面接官2名と受験生1名)

 

参照:2023 令和5年度 募集要項

 

青山学院横浜英和中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度A日程》

試験時間50分の大問5題構成です。大問1が計算問題と小問集合、大問2・3が小問集合、大問4以降が各単元からの問題となります。全体的な難易度は、基本~標準レベルとなるため、基本事項はしっかりと押さえ、計算ミスなどのケアレスミスをしないように丁寧な解答を心がけましょう。試験時間を意識しながら複数年分の過去問に取り組んで、頻出分野を把握し、優先的に学習しておくことも大切です。

 

国語の傾向と対策

《2022年度A日程》

試験時間50分の大問5題構成です。大問1・2は漢字の読み書きや熟語、慣用句などの知識問題、大問3は文章の並べ替え問題、大問4・5が長文読解問題となります。読解問題の分量が多いため、大問1~3は素早い解答が求められます。見落としなく素早く読解する力が問われるため、読書を通して文章を読むことに慣れ、さらに過去問や類似問題など多くの問題で演習を重ね、速読力や精読力などを養いましょう。

 

理科の傾向と対策

《2022年度A日程》

試験時間30分の大問4題構成で、化学・生物・地学・物理の各分野から出題されます。基本~標準レベルの問題を中心に、一部難度の高い問題も含まれます。各分野とも基礎から丁寧に学習し、基本知識をしっかりと身につけておきましょう。さらに、複数年分の過去問や類似問題など多くの問題で実践的な演習を重ねておくことが大切です。

 

社会の傾向と対策

《2022年度A日程》

試験時間30分の大問3題構成です。地理・歴史・現代社会の各分野から、ほぼ同じ比率で出題されます。各分野ともバランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。リード文や設問文が長い傾向にあるため、速読力が必要となります。また、地図や年表などの資料問題も出題されるため、教科書だけでなく、地図帳や資料集などにも目を通しておくことが大切です。

 

 

青山学院横浜英和中学校基本情報

公式サイト

青山学院横浜英和中学校:https://www.yokohama-eiwa.ac.jp/chukou/

基本情報

創立年

1947年

青山学院横浜英和中学校 所在地情報

〒232-8580 神奈川県横浜市南区蒔田町124

教育理念

学校の一日は礼拝から始まります。讃美歌を歌い、聖書の言葉に触れ、自分を静かに振り返る時を持ちます。神から創造されたかけがえのない自分を知り、隣人と共に生きることを喜びとし、自分に与えられた賜物を磨き、愛と奉仕の精神をもって人と社会に貢献できる人間に成長できることを目指します。

引用元:青山学院横浜英和中学高等学校|学校紹介|教育理念

中学校の特徴

青山学院横浜英和中学校は、「心を清め 人に仕えよ」という校訓のもと、キリスト教を基盤とした人格教育を実践する中高一貫校です。毎朝礼拝からスタートし、6年間を通して「聖書」の授業が実施されます。

「神を畏れる(キリスト教教育)」「自立する(キャリア教育)」「隣人と共に生きる(グローバル教育)」を教育目標に掲げて6年間の教育プログラムを編成しています。また、確かな学力の定着を目指し、生徒の自学自習をサポートするための「アイリス学習センター」の設置や、教育プラットフォーム「Classi」の導入、希望制の「土曜セミナー」の開講など様々な取り組みを行っています。

シアトルサマープログラムや姉妹校短期留学(女子)など、姉妹校との交流・海外留学プログラムが用意されており、体験的にグローバルな視野を身につけることができます。4年次(高校1年)には、全員参加のブリティッシュコロンビア大学への海外研修が実施されます。

 

オンライン家庭教師WAMの青山学院横浜英和中学校受験対策

青山学院横浜英和中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、青山学院横浜英和中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。