逗子開成中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

逗子開成中学校の受験対策

難易度

逗子開成中学校は逗子市にある完全型の私立男子中高一貫校で、偏差値は62程度となります。競争倍率は1次入試が約2.02倍、2次入試が約4倍、3次入試が約3.67倍となっており、2次入試と3次入試の合格難度は高くなっています。また、東京大学をはじめとする国公立や早慶上理などの難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

逗子開成中学校の入試は1次~3次までの3日程あり、どの日程も国語、算数、理科、社会の4科目受験が必要となります。全体的な問題の難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。過去問演習を重点的に行い、出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

 

 

逗子開成中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で難易度は標準レベルとなります。頻出分野は規則性、数の性質、速さ、図形問題となるため、重点的に学習しましょう。図形問題では一部、難度の高い問題も含まれるため、計算問題や小問集合はスピーディーに解答し、余裕をもって応用問題に臨めるよう時間配分することが大切です。また、過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で読解問題2題と知識問題1題となっています。読解問題の文章量は2題合わせて6000字程度とそれほど多くはありませんが、記述問題を解く時間を十分に確保するためにペース配分を意識することが重要となります。知識問題で確実に得点するために、漢字や文法、慣用句、ことわざ、同義語、対義語をしっかりと学習することが大切です。また、文学史が出題されることもあるため、夏目漱石や宮沢賢治など有名な作家の代表作は押さえておくと良いでしょう。

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で各分野から基礎知識を問う問題がバランスよく出題されます。幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないことが重要となります。エネルギーや物質の分野では難度の高い計算問題が頻出です。公式や定理をしっかりと理解し、演習を繰り返すことで問題に慣れておきましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問1題構成で分野ごとに大問が分かれておらず、総合問題形式で出題されます。2000~4000字程度のリード文を読んで、その内容について設問に答えていきます。地理・歴史・公民それぞれの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。また、記述問題も出題されるため対策を行いましょう。複数年分の過去問演習で出題形式と傾向に慣れておくことが重要となります。

 

逗子開成中学校基本情報

公式サイト

逗子開成中学校:https://www.zushi-kaisei.ac.jp/

基本情報

創立年

1907年

生徒数

842人(2021円4月現在)

逗子開成中学校 所在地情報

〒249-0007 神奈川県逗子市新宿2丁目5番1号

教育理念

「開物成務(人間性を開拓・啓発し、人としての務めをなす)」

引用元:逗子開成中学校・高等学校|逗子開成の教育目標

中学校の特徴

逗子開成中学校は、中高一貫教育を行う男子校で、大学進学を前提としたカリキュラムが組まれています。「授業」と「家庭学習」を教科教育の柱としており、家庭学習をスムーズに行えるように「学習の手引き」が配布されています。また年2回の映画鑑賞や、逗子の海を利用した海洋教育(全生徒が「遠泳」や「ヨット制作・帆走」などに参加する)など特徴的な教育が行われています。その他、自分の語学力を試し、多文化社会を学ぶ機会として6日間のニュージーランド研修旅行が実施されており、中3生は全員参加となっています。

 

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