同志社国際中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

同志社国際中学校の受験対策

難易度・偏差値

同志社国際中学校は、京都府京田辺市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は59程度となります。中学校の卒業生は、日常の学校生活に問題がなければ同志社国際高等学校へ進学することができ、高等学校の卒業生は学内推薦を利用して、90%以上の学生が同志社・同志社女子大学へ進学しています。また、海外大学への進学や指定校推薦を利用して青山学院大学、関西学院大学など学外の大学へ進学する学生もいます。

入試の特徴・勉強のポイント

同志社国際中学校の入試は、帰国生徒入試と国内一般生徒入試の大きく2種類ですが、帰国生徒入試はさらに3つの選考区分に分かれています。帰国生徒入試の選考内容は、区分によって英語資格や書類審査、作文、面接、3教科の学科試験が課されます。国内一般生徒の募集は、募集人数の3分の1程度と非常に少なく、選考は3教科の学科試験で行われます。必ず募集要項で詳細を確認し、受験する区分に合った対策を行いましょう。B選考(帰国生徒入試)とG選考(国内一般生徒)は、公式HPに昨年度の入試問題が掲載されているため、学習の参考に取り組むことが大切です。

 

同志社国際中学校の入試情報

入試科目・配点

【帰国生徒入試 】

《12月A選考〈専願〉》

英語資格

書類審査:提出された海外・国内の学校の全成績を審査

面接:保護者同伴/日本語(保護者が不可能な場合は、保護者代理人)

 

《12月・2月A選考〈併願〉》

作文(60分/B4判の解答用紙2枚/日本語の使用は認めない)

書類審査:提出された海外・国内の学校の全成績を審査

面接:保護者同伴/日本語(保護者が不可能な場合は、保護者代理人)

 

《B選考》

教科試験:国語・算数および理科・社会・英語のいずれか(各50分/各100点)

【国内一般生徒入試】

《G選考》

教科試験:国語・算数および理科・社会・英語のいずれか(各50分/各100点)

 

参照:2023年度 中学校第1学年 入学試験募集要項

 

同志社国際中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度》

大問7題構成で、計算や文章題、規則性、平面図形、立体図形、サイコロを用いたの問題など出題範囲は多岐にわたります。さらに、図形問題では、角度や線分の長さ、体積、表面積などが問われます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問や類似問題など、多くの問題で演習を重ねましょう。

国語の傾向と対策

《2022年度》

大問3題構成で、長文読解問題2題と知識問題1題が出題されます。知識問題では、四字熟語や慣用句、熟語、接続詞、さらに読解問題の中に言葉の意味や漢字の読み書き問題も含まれるため、普段からコツコツと学習し、様々な知識を身につけておきましょう。読解問題では、記号選択の他、抜き出しや説明記述問題も出題されます。多くの演習問題に取り組み、読解力や記述力、表現力などを養うことが大切です。

理科の傾向と対策

《2022年度》

大問4題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつの出題となります。バネを用いた実験の問題や気体発生についての実験問題など知識問題だけではなく、実験問題が多く扱われているため、重点的に学習しておくと良いでしょう。また、バランスよく学習し、苦手分野を作らないようにすることが大切です。過去問や類似問題などに取り組み、出題形式や傾向に慣れておきましょう。

社会の傾向と対策

《2022年度》

大問6題構成で、地理・歴史・公民の各分野から出題されます。歴史では人物名や出来事だけでなく歴史書、遺跡、宗教、出来事の起こった順番など、地理では海流や川、漁業・農業・林業、輸出入、雨温図など、公民では憲法や国会、国際連合など、出題範囲は多岐に渡ります。語句解答では、漢字またはカタカナでの解答を指示されている問題もあるため、重要語句を覚える際には必ず漢字やカタカナで覚えておきましょう。

英語の傾向と対策

《2022年度》

大問5題構成で、読解問題2題、単語の発音問題1題、文章完成問題2題が出題されており、大半は記号選択問題ですが、一部記述問題も含まれます。また、全ての設問が英語で記述されています。単語の意味や発音、文法、イディオムなど基本事項を徹底的に身につけておきましょう。過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

同志社国際中学校基本情報

公式サイト

同志社国際中学校:http://www.intnl.doshisha.ac.jp/

基本情報

創立年

1988年

生徒数

416人(高校含む全校生徒:1,232人)(2020年4月現在)

同志社国際中学校 所在地情報

〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1

教育理念

「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」

引用:「良心」教育 | 同志社国際について | 同志社国際中学校・高等学校

中学校の特徴

同志社国際中学校は、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」に基づき、深い知識・高い語学力・他者を尊重する姿勢を身に付け、国際社会で活躍できる人材を育成しています。中高の全校生徒の3分の2が帰国生徒であり、帰国生徒と国内一般生徒が一緒に学ぶため、グローバルな感覚が養われます。自由で多様性のある校風・教育活動が特徴です。キリスト教教育については、毎朝の礼拝の他に聖書の授業があり、さらに学びたい生徒には選択授業も設置しています。主要科目は少人数制の習熟度別授業を実施しています。語学は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語から選択可能で、必要な生徒には日本語の授業も行います。また、独自の国際教育プログラムが充実しており、語学力やバックグラウンドに応じて参加できるのが特徴です。また、制服はありません。部活動については、運動部は8、文化部は13のクラブがあります。

 

 

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