中学入試情報・受験対策
宮城学院中学校の中学入試情報・受験対策
宮城学院中学校の受験対策
難易度
宮城学院中学校は、仙台市青葉区にある併設型の私立中高一貫校です。プロテスタント系の女子校で、偏差値は48程度となります。中学校・高等学校と同じキャンパス内に宮城学院女子大学があり、すべての学部・学科・専攻に内部推薦枠が用意されています。そのほか、宮城大学をはじめとする国公立大学や、早稲田大学、青山学院大学、東北学院大学などの私立大学への合格実績があります。
入試の特徴・勉強のポイント
宮城学院中学校の入試は、Ⅰ期とⅡ期の2日程となります。両日程とも2教科型入試と英語入試の2種類があり、組み合わせ受験も可能となっています。2教科型入試は国語・算数と面接、英語入試は作文と面接試験が課されます。英語入試は出願資格があるため、募集要項を必ず確認しておきましょう。また、過去問や入試問題集に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
宮城学院中学校の入試情報
入試科目・配点
【Ⅰ期・Ⅱ期】
《2教科型入試》
国語(45分)
算数(45分)
面接
《英語入試》
作文(日本語)(40分)
面接(英語および日本語)
※組み合わせ受験も可能
参照:生徒募集要項2023
宮城学院中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
例年、大問6題構成で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。計算問題は小数や分数を含む基本の四則計算となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、完答を目指しましょう。小問集合では、時間、場合の数、速さ、平均、約数・倍数、比、図形などの基本問題が出題されます。大問3以降では、図形の角度・面積、水面の高さと変化のグラフ、水の深さと体積、等差数列などの分野が頻出となります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。
作文の傾向と対策
試験時間40分で、与えられた文章を要約し的確にまとめる力や、様々な問題や課題について、自分で考え整理し、表現する日本語の力がみられます。作文の基本の書き方を理解し、さまざまなテーマについて、内容を要約したり、自分の意見を記述する練習を行いましょう。書いた文章は先生から添削指導を受けて、正しい言葉遣いや表現方法を身につけることが大切です。
面接の傾向と対策
《2教科型入試》
受験生のみの個人面接で、志願理由や小学校時代の活動、そこから学んだこと、将来の夢や興味を持っている事柄などについて、口頭で表現する力が問われます。よく聞かれる内容については、ある程度の回答を準備し、入念に模擬面接を行うと良いでしょう。
《英語入試》
日本語と英語による受験生のみの個人面接となります。簡単な文章を音読し、その内容について英語で質問されます。また、外国人教員と日本人教員による日常会話レベルの質問が行われます。単語の意味や発音、文法などは、毎日コツコツ学習し、リスニングとスピーキングの練習をしっかりと行うことが大切です。日本人教員による日本語の面接もあるため、聞かれた質問に対して、分かりやすく簡潔にまとめて、落ち着いて受け答えすることを意識すると良いでしょう。
宮城学院中学校基本情報
公式サイト
宮城学院中学校:https://www.miyagi-gakuin.ac.jp/
基本情報
創立年
1947年
生徒数
144人(2022年5月時点)
宮城学院中学校 所在地情報
〒981-8557 宮城県仙台市青葉区桜ケ丘9-1-1
教育理念
福音主義キリスト教の精神に基づいて学校教育を行い、
神を畏れ敬い、自由かつ謙虚に真理を探求し、隣人愛に立ってすべての人の人格を尊重し、人類の福祉と世界の平和に貢献する女性を育成すること
中学校の特徴
宮城学院中学校は、福音主義キリスト教の精神に基づく6年間の中高一貫教育を実践しています。「英語教育」「音楽教育」「探究型国際教育(グローバルスタディーズ)」を教育の柱に、オンライン英語プログラムや弦楽の授業など様々な活動に取り組んでいます。また、自律学習をサポートする「スタディモール」という学習プログラムを展開しており、自習や担当講師による個別指導のほか、様々な講座を受講することができます。
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