「西大和学園中学校」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2024年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

西大和学園中学校の受験対策

偏差値・難易度

西大和学園中学校は、北葛城郡河合町にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は65.0～70.0程度と非常に高く、西日本でトップクラスの学力を誇っています。
 
元々は男子校でしたが、2014年から共学に変わりました。東京大学や京都大学をはじめとする国公立大学や早慶上理、関関同立などの有名私立大学への多数の進学実績があります。さらに、医学部への進学者も多数輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

西大和学園中学校の入試は、試験会場によって選択できる入学試験が異なり受験科目も異なるため、希望する入学試験が受けられるように必ず生徒募集要項を確認しておきましょう。
 
難易度はここ数年、難化と易化を繰り返しています。難化した場合にも対応できるように、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や難易度を把握しておくことが大切です。
 

 

西大和学園中学校の入試情報

科目別配点・試験時間

21世紀型特色入試（専願）

試験内容	試験時間	配点
筆記試験 (適性検査型の総合問題)	－	－
グループディスカッション	－	－
プレゼンテーション	－	－
面接	－	－

参照：2025年度（令和7年度）入学試験（21世紀型特色入試（専願））

本校で実施する入学試験

試験内容		試験時間	配点
4科	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
	社会	40分	100点
3科	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
英語重視型A	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	英語(筆記試験)	40分	100点
	英語(エッセイ)	30分	70点
	面接(英語)	－	30点
英語重視型B	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	面接(日本語)	－	－
帰国生・外国人のための入学試験	算数	60分	100点
	英語(筆記試験)	40分	100点
	英語(エッセイ)	30分	70点
	面接(英語)	－	30点

参照：2025年度（令和7年度）入学試験（本校で実施する入学試験）

シンガポールで実施する入学試験

試験内容		試験時間	配点
4科	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
	社会	40分	100点
3科	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
2科	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
英語重視型B	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	面接(日本語)	－	－

参照：2025年度（令和7年度）入学試験（シンガポールで実施する入学試験）

札幌・東京・東海・岡山・広島・福岡・沖縄会場で実施する入学試験

試験内容		試験時間	配点
4科 (全会場)	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
	社会	40分	100点
3科 (東海・岡山会場のみ選択可能)	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	理科	40分	100点
英語重視型A (東京会場のみ)	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	英語(筆記試験)	40分	100点
	英語(エッセイ)	30分	70点
	面接(英語)	－	30点
英語重視型B (全会場)	国語	60分	150点
	算数	60分	150点
	面接(日本語)	－	－
帰国生・外国人のための入学試験 (東京会場のみ)	算数	60分	100点
	英語(筆記試験)	40分	100点
	英語(エッセイ)	30分	70点
	面接(英語)	－	30点

参照：2025年度（令和7年度）入学試験（札幌・東京・東海・岡山・広島・福岡・沖縄会場で実施する入学試験）
 
 

西大和学園中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

〈4科・3科〉
例年、大問4題で構成されています。大問1は計算問題を含む小問集合なので、ケアレスミスをしないように丁寧に解答し得点源としましょう。図形問題が頻出で難問も出題されるため、重点的に学習する必要があります。
 
大問の後半には超難問も含まれており、問題の取捨選択が重要です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、難易度を把握し、問題を見極める練習を行いましょう。
 
※帰国生入試・英語重視型入試の算数は、4科・3科入試の問題と異なります。

 

国語の傾向と対策

〈4科・3科・帰国生入試・英語重視型〉
例年、大問3題構成で、論説文・物語文の読解問題2題と知識問題1題となっています。
 
選択問題が多く、記述問題はそれほど多くありませんが、選択肢はほとんどが5択となっているため、文章量が多く本文の内容を正確に把握して選択肢と照らし合わせる必要があります。
 
知識問題では段落整序問題が頻出なので、複数年分の過去問に取り組み、しっかりと練習しておきましょう。
 

理科の傾向と対策

〈4科・3科〉
例年、大問4題で構成されており、化学・物理・生物・地学の各分野からバランスよく出題されます。計算量が多いため試験時間に余裕はなく、1問でも多くの問題を正確に解答する必要があります。
 
化学・物理分野の難易度が高いため、重点的に学習しておきましょう。過去問演習に取り組み、出題傾向に慣れておくことも大切です。
 

社会の傾向と対策

〈4科〉
例年、地理・歴史・公民の各分野から出題されますが、地理・歴史からの出題が大半を占めています。問題はそこまで難しくありませんが、長めの記述問題が頻出のため、記述の練習が必須となります。
 
また、用語解答は漢字が指定されている問題が多く、用語は正しく漢字で覚え、漢字ミスでの減点は避けましょう。
 

筆記試験（適性検査型の総合問題）の傾向と対策
〈21世紀型特色入試〉

試験時間40分で、大問6題構成となります。大問1～3は共通問題、大問4～6は選択問題となり、いずれか2題を選んで解答します。
 
国語・算数・理科・社会のあらゆる知識が求められ、計算や語句解答、説明記述など、解答形式はさまざまです。
 
複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式をしっかりと確認しておきましょう。

 
 

西大和学園中学校基本情報

公式サイト

西大和学園中学校：https://www.nishiyamato.ed.jp/

基本情報

創立年

1988年

生徒数

708人（2023年度時点）

西大和学園中学校 所在地情報

〒636-0082 奈良県河合町薬井295

建学の精神

私学の独自性と教育機関としての公共性に基づき、
学生・生徒本位の教育を実践する。学生・生徒の人間としての真の成長を願い、
学園の持てる力を結集し情熱をもって指導する。
人間性豊かな有為な人材を育成することにより、広く社会に貢献する。
 
引用元：学校法人 西大和学園 建学の精神

中学校の特徴

西大和学園中学校は、高い知性・豊かな人間性を持ち、国際社会に貢献できる人材を育成しています。独自の教材や実験、研究発表を通した探究学習を重視しています。
 
スーパー英語・数学講座や東大Live講義といった「知的教育」、グローバルビジネスリーダーを育成するAIPプログラムや海外語学研修・長期留学といった「国際教育」、芸術鑑賞会や富士登山といった「情操教育」にも力を入れています。ネイティブ教員による国際理解の授業やオンライン英会話があり、体育・音楽の授業を英語で行うなど、実践的な英語教育が特徴です。
 
また、希望者を対象とした体験学習では、これまでに琵琶湖キャンプ、ガーネット・サファイアの原石採取、座禅体験、ホタルの観察、ふたご座流星群天体観測会などを実施しています。部活動については、体育系10、文化系19、同好会1のクラブがあります。

 
 

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