「清心中学校」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2024年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

清心中学校の受験対策

偏差値・難易度

清心中学校は、岡山県倉敷市にある併設型の私立中高一貫校です。
 
カトリック系の女子校で、偏差値は41.0～43.0程度となります。

入試の特徴・勉強のポイント

清心中学校の入試は、1次適性検査型、1次教科型、2次教科型の大きく3種類となります。
 
1次適性検査型は、適性検査Ⅰ・Ⅱとグループ面接で試験が実施されます。1次教科型は2～4教科の筆記試験とグループ面接と、NELPは3教科（国語・算数・英語）の筆記試験と個人面接・グループ面接が課されます。
 
2次教科型は2教科の筆記試験とグループ面接、NELPは3教科（国語・算数・英語）の筆記試験と個人面接・グループ面接が課されます。
 
ただし、1次を受験した場合、グループ面接は実施されません。専願受験と英語検定においては、加点制度があるため募集要項で詳細を確認しておくと良いでしょう。
 
 

清心中学校の入試情報

科目別配点・試験時間

1次教科型

試験種類	試験科目	試験時間	配点
2教科	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	グループ面接	－	－
3教科	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	理科	30分	50点
	グループ面接	－	－
4教科	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	理科	30分	50点
	社会	30分	50点
	グループ面接	－	－
NELP	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	英語	30分	70点
	個人面接(英語)	約10分	30点
	グループ面接	－	－

参照：2025年度 入学試験要項

1次適性検査型

試験種類	試験科目	試験時間	配点
適性検査	適性検査Ⅰ	45分	70点
	適性検査Ⅱ	45分	70点
	適性検査面接	－	－

参照：2025年度 入学試験要項

2次教科型

試験種類	試験科目	試験時間	配点
2教科	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	グループ面接	－	－
NELP	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	英語	30分	70点
	個人面接(英語)	約10分	30点
	グループ面接	－	－

参照：2025年度 入学試験要項

 
 

清心中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

大問数は年度によって異なり5～7題程度で、大問1が計算問題を含む小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。計算問題は分数や小数を含む四則演算で10問程度出題されます。
 
小問集合では逆算や速さ、割合、平均点、対称、図形の角度や面積に関する基本問題となります。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
 
単元ごとの問題では整数や速さ、図形の頂点・面積・体積、倍数・約数、割合、場合の数など幅広い単元から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。
 
また、解答は数値記入だけでなく、説明記述や図示も含まれます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。
 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、大問1が漢字の読み書き、大問2が説明的文章の読解問題、大問3が小説的文章の読解問題となります。漢字は読み書きがそれぞれ5問ずつの計10問出題されます。
 
毎日コツコツ学習し、完答を目指しましょう。読解問題は、筆者の主張や登場人物の心情を正確に読み取る力が必要です。解答形式は、大半が内容説明や抜き出しなどの記述式となります。
 
設問文を正確に理解し、分かりやすく簡潔に述べる練習を行いましょう。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。
 

理科の傾向と対策

例年、大問5～6題構成で生物・化学・地学・物理の各分野から出題されます。出題範囲は、生物分野が昆虫やヒト・動物のからだのつくりとはたらきなど、化学分野が水溶液の性質、もののあたたまり方など、地学分野が流れる水のはたらき、星座、月と太陽の動きなど、物理分野が電磁石、電流、ふりこの動きなど多岐にわたります。
 
苦手分野を作らないように各分野とも基礎からバランスよく学習することが大切です。また、出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
 

社会の傾向と対策

例年、大問4題構成で、地理分野から2題、歴史分野と公民分野からそれぞれ1題ずつ出題されています。出題範囲は幅広く、地理分野が日本の地形や産業、気候など、歴史分野が古代～現代、公民分野がお札、選挙、日本国憲法などとなります。
 
全体的に写真や地図、図表、グラフ、年表などの資料が複数出題されるため、各資料から内容を読み取る力が必要です。教科書だけでなく、資料集や地図帳などにも目を通しておきましょう。
 

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、課題3つで、算数・理科的分野からの出題となります。実験や観察、図や表などの資料を用いた文章問題となっており、それぞれの単元の基礎知識と思考力が問われます。
 
解答形式は、大半が理由説明などの記述式となります。自分の言葉で分かりやすく簡潔に表現する力が必要です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
 

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、課題3つで、国語・社会的分野からの出題となります。
 
課題1は、説明的文章を読んで4～5つの設問に解答します。解答はすべて記述式となり、内容や筆者の主張を正確に読み取った上で、簡潔にまとめる表現力が必要となります。
 
課題2は作文問題で、与えられたテーマについて自分の体験や考えを200字以内で記述する必要があります。日ごろから、さまざまなテーマで自分の意見を記述したり、要約練習を行うことで、正しい言葉遣いや記述力を養いましょう。
 
課題3は、社会分野から3～4問出題されます。地図やグラフ、写真、図表などを正しく読み取り、その内容や内容から読み取れることを記述する問題となります。
 
全体的に記述量の多い問題のため、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式、時間配分などを把握しておくことが大切です。
 
 

清心中学校基本情報

公式サイト

清心中学校：http://www.nd-seishin.ac.jp/

基本情報

創立年

1947年

生徒数

240人（2023年度時点）

清心中学校 所在地情報

〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200

校訓

「心を清くし　愛の人であれ」
 
引用元：理念・校訓/校長挨拶

中学校の特徴

清心中学校は、中高6年一貫教育を展開するミッションスクール女子校です。宗教的情操教育やオーストラリア研修旅行、探究学習など【自立した女性】【グローバル・リーダー】【アクティブ・ラーナー】を育成するための様々な取り組みを行っています。
 
英語運用能力を身につけるため、ネイティブ教師を中心にハイレベルな英語学習を行う「NELP」と、日本人教師による授業を中心に「使える」英語学習を行う「SELP」というの2つの英語プログラムが設置されています。
 
平成18年度より4期連続SSHに指定されており、中学校でも充実した理系進学支援プログラムを展開しています。
 
 

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