中学入試情報・受験対策
関西大学第一中学校の中学入試情報・受験対策
関西大学第一中学校の受験対策
難易度
関西大学第一中学校は吹田市にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は60程度となっています。中学3年間の成績に基づいて推薦されることにより、関西大学第一高等学校へ進学し、さらに特別入試制度を利用することにより13学部を擁する関西大学へ進学することも可能です。
入試の特徴勉強のポイント
関西大学第一中学校の入試は、2教科型と4教科型から選択することができます。理科・社会に苦手意識がある場合や受験勉強を始めるのが遅かった場合などは、2教科型で受験するのも方法の一つですが、4教科型に比べて倍率は高い傾向にあります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、各科目苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。
関西大学第一中学校の入試情報
入学試験
《募集人数》
約240名
《試験内容》
2教科型:国語(100点)、算数(100点)
※国語・算数の合計点×2=計400点満点で合否判定
4教科型:国語(100点)、算数(100点)、理科(100点)、社会(100点)
※①②のいずれか高い方の点数を得点とし合否判定
①2教科(国語・算数)の合計点×2=計400点満点
②4教科(国語・算数・理科・社会)の合計点(計400点満点)
関西大学第一中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
難易度は標準レベルとなっています。計算問題は毎年出題されており、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけることが重要です。図形問題も頻出となっているため、基礎知識をしっかり身につけ、過去問や参考書で演習を重ねましょう。
国語の傾向と対策
例年、読解問題が2題、知識問題が1題の大問3題構成となっています。読解問題は文章量・設問数が多いため速読力・読解力が問われます。解答形式はほとんど記号選択式と書き抜き式となっていますが、一部記述式問題も含まれます。時間配分にも注意が必要となるため、過去問演習をする際は時間を計りながら行いペース配分を掴みましょう。
理科の傾向と対策
例年、大問8題構成で地学・生物・化学・物理の分野から2題ずつ出題されます。難易度は標準レベルとなっています。物理や化学の計算問題は確実に得点するため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、過去問演習で出題形式に慣れておくことも大切です。
社会の傾向と対策
例年、大問6題構成で各分野からバランスよく出題され、難易度は標準レベルとなっています。時事問題が頻出となっているため、日ごろからニュースや新聞などを通して情報を取り入れ、自分の知識としてまとめておくと良いでしょう。
関西大学第一中学校基本情報
公式サイト
関西大学第一中学校:https://www.kansai-u.ac.jp/dai-ichi/junior/
基本情報
創立年
1913年
生徒数
700名(2021年度)
関西大学第一中学校 所在地情報
〒564-0073 大阪府吹田市山手町3丁目3番24号
教育理念
「正義を重んじ誠実を貫く教育」
中学校の特徴
関西大学第一中学校は、「知育・徳育・体育の高度に調和した人間教育」を目標とし、やる気をのばす自由な校風のもと、週34時間のゆとりのあるカリキュラムを展開しています。さらに大学へと続く基礎学力を定着させるため、生徒は全員、英検・漢検・数検に取り組みます。
また総合的な学習の時間には、「探求入門(1年)」「基礎探求(2年)」「卒業探求(3年)」に取り組み「考え、まとめる力」を養います。環境学習にも力を入れており、「能勢プロジェクト(遊休農地を元の田畑の姿へと変える活動)」や宿泊を伴う行事など、環境について考える機会が複数設けられています。海外英語研修も実施しており、3年の希望者は2週間の海外研修に参加することができます。
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