大阪府立富田林中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪府立富田林中学校の受験対策

難易度・偏差値

大阪府立富田林中学校は大阪府富田林市にある共学の公立中高一貫校で、偏差値は64程度となります。2022年度の志願倍率は、2.75倍となっています。大阪大学や神戸大学などの国公立大学や、関関同立、産近甲龍をはじめとする私立大学への合格者を多数輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

大阪府立富田林中学校の入試は、適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲ、作文で実施されます。適性検査等の問題は大阪府教育委員会が作成しており、小学校で習得する基礎・基本的な知識や技能、思考力や判断力、表現力などをみることを主な目的としています。必ず過去問に取り組み、出題形式や傾向を把握しておきましょう。

 

 

 

 

大阪府立富田林中学校の入試情報

応募資格 中学校に入学を志願することのできる者は、
① 小学校、特別支援学校の小学部又は義務教育学校の前期課程(以下「小学校」という。)を令和6年3月に卒業又は修了(以下「卒業」という。)する見込みの者
② 文部科学大臣が小学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設(以下「日本人学校」という。)の当該課程を令和6年3月に卒業する見込みの者
③ 外国に所在する学校(現地校)において、日本の6年間の義務教育相当の教育を受け、かつ平成23年4月2日から平成24年4月1日までの間に出生した者
④ 上記①から③のいずれにも該当しない者のうち、特別の事情があり、かつ平成23年4月2日から平成24年4月1日までの間に出生した者
のいずれかであって、次の1又は2に該当する者とする。
1 大阪府内(以下「府内」という。)の小学校卒業見込みの者であって、本人及び保護者(本人に対して親権を行う者であって、原則として父母、父母のいずれかがいない場合は父又は母、親権を行う者がいない場合は後見人。以下同じ。)の住所が府内にある者
(注)住所とは、住民登録がされている居所をいう。以下同じ。
2 前項1以外の者のうち、「応募資格審査等が必要な場合」の定めにより、「入学志願特別事情申告書(様式1)」又は大阪府教育委員会(以下「府教育委員会」という。)の承認書を提出する者
募集人員 120名
検査期日 令和6年1月20日(土)
検査内容 適性検査及び作文
携行品 受験票、黒鉛筆(シャープペンシルの可)、消しゴム、直定規、コンパス、昼食(必要な場合のみ)、上ぐつ、くつ袋
合格者の発表 令和6年1月28日(日)午前10時

※参照:令和6年度 大阪府立中学校 入学者選抜実施要項

 

 

大阪府立富田林中学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

試験時間45分で、国語的問題となります。大問3題構成で、主に長文・会話文の読解問題が出題されており、読解力と記述力が求められます。普段から文章を書く練習を行い、過去問で出題形式や傾向に慣れておきましょう。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

試験時間45分で、社会・理科的問題となります。理科は物理・化学・生物・地学から満遍なく出題されるため、バランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。社会は地理・歴史・公民分野から思考力が問われる問題が出題されます。図やグラフなど資料の読み取りが必要となるため、必ず対策を行いましょう。

 

適性検査Ⅲの傾向と対策

試験時間45分で、算数的問題となります。大問4題構成で幅広い単元から出題されるため、バランスよく学習しておきましょう。また、与えられた図や表などの資料を正しく読み取る力が必要です。出題形式や傾向、時間配分に慣れておくために、過去問に取り組みましょう。

 

作文の傾向と対策

試験時間30分で、文字数は400字程度となります。6年間学び続けていくための意欲や適性、自分の考えや意見を論理的に表現する力が問われます。また、「二段落構成」などの記述指示があり、その指示に従って作文を書く必要があります。必ず書く練習を行い、書いた文章は学校や塾の先生から添削指導を受けましょう。

 

 

 

 

大阪府立富田林中学校基本情報

公式サイト

大阪府立富田林中学校:https://tonko.ed.jp/

 

基本情報

創立年

2017年

大阪府立富田林中学校 所在地情報

〒584-0035 大阪府富田林市谷川町4-30

教育理念

<富田林中高一貫校がめざす教育目標>

グローカル(Global & Local)リーダーの育成

富田林中学校・高等学校では「グローカル(Global & Local)リーダーの育成」を教育目標として掲げています。
“グローカルリーダー”とは地域に根ざしながら世界的な視野を持ち、世界に貢献できる人材のこと。
未来を切り開く強い意志と高い知性、そして豊かな感性を持つ人材を、ここ富田林の地で育てていきたいと考えています。

引用元:大阪府立富田林中学校・高等学校|中学校概要|教育目標・方針

 

中学校の特徴

大阪府立富田林中学校は、共学の中高一貫校です。6年間の教育を通して、「グローバルな視野とコミュニケーション力」「論理的思考と課題発見・解決能力」「社会貢献意識と地域愛」の3つの資質を育成しています。グローバル教育を推進しており、台湾への修学旅行(全員参加)や、マレーシア、オーストラリア(ブリスベン)へのグローバル研修(希望者)などを実施しています。また、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)にも指定されており、「探究活動」「地域連携」「海外連携」の3つのプロジェクトを軸に、様々な教育活動に取り組んでいます。

 

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