中学入試情報・受験対策
上宮学園中学校の中学入試情報・受験対策
上宮学園中学校の受験対策
難易度・偏差値
上宮学園中学校は、大阪市天王寺区にある併設型私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は52程度となります。大阪大学や神戸大学、和歌山県立医科大学などの国公立大学、関関同立、産近甲龍などの私立大学、短期大学、大学校、専門学校への合格者を輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
上宮学園中学校の入試は、1次入試と2次入試の大きく2種類となります。さらに、1次入試は一般学力午前、適性検査、自己アピール、一般学力午後に分かれています。考査科目や採点方法は、入試方式によって異なるため、注意が必要です。詳細は必ず募集要項で確認し、自分に合った方式を選び、受験勉強に取り組むことが大切です。公式HPに、1次入試(一般学力午前・適性検査)の3年分の過去問が掲載されているため、出題傾向や形式に慣れておくためにも挑戦しておきましょう。
上宮学園中学校の入試情報
入試科目・配点
【1次入試】
《一般学力午前》
〇2科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
※2科目を1.5倍換算(300点満点)
〇3科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
理科(30分/50点)
※3科目を1.2倍換算(300点満点)
※3科目換算・2科目換算のいずれか高い点数で判定
〇4科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
理科・社会(各30分/各50点)
※4科目の点数合計(300点満点)
※4科目合計・3科目換算・2科目換算で1番高い点数で判定
《適性検査》
〇2科目受験
国語型・算数型(各50分/各100点)
《自己アピール》
作文(30分)
基礎学力テスト(40分)
面接(保護者同伴/1組15分程度)
《一般学力午後》
〇2科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
【2次入試】
《一般学力 2次》
〇2科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
※2科目を1.5倍換算(300点満点)
〇3科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
理科(30分/50点)
※3科目を1.2倍換算(300点満点)
※3科目換算・2科目換算のいずれか高い点数で判定
〇4科目受験
国語・算数(各50分/各100点)
理科・社会(各30分/各50点)
※4科目の点数合計(300点満点)
※4科目合計・3科目換算・2科目換算で1番高い点数で判定
上宮学園中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
〈一般学力午前〉
例年、試験時間50分の大問5題構成です。大問1は小数や分数を含む四則計算、大問2は整数や図形、重さ、場合の数、カレンダー、価格、食塩水などの文章題、大問3以降は棒を使って図形を作る問題、整数、旅人算、平面図形、規則性の問題などが出題されます。中でも旅人算と平面図形問題は頻出傾向となるため、重点的に学習しておくことが大切です。複数年分の過去問や類似問題など多くの問題で演習を重ねましょう。
国語の傾向と対策
〈一般学力午前〉
例年、試験時間50分の大問3題構成で、長文読解問題2題(物語文・論説文)と知識問題1題となります。知識問題では、慣用句やことわざ、四字熟語を完成させる問題が、さらに長文読解の中にも漢字の書き取り問題や熟語の成り立ち、慣用句の意味などが出題されており、様々な知識が問われます。普段からコツコツと学習し、多くの知識を身につけておきましょう。さらに、読書や過去問演習などを通して長文読解に慣れ、内容を正確に把握できるようになることが大切です。
理科の傾向と対策
〈一般学力午前〉
例年、試験時間30分の大問4題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつとなります。物理ではおもり、光、電気回路、化学ではものの燃え方、気体の性質や発生、生物ではなかまを増やす方法、メダカ、植物、ゾウリムシの性質、地学では月、星座、日食、月食などが出題されます。苦手単元を作らないように、各分野とも基礎から丁寧に、かつバランスよく学習しておくことが大切です。
社会の傾向と対策
〈一般学力午前〉
例年、試験時間30分の大問3題構成で、歴史・地理・現代社会の各分野から出題されます。解答形式は、記号選択と語句解答となりますが、記号選択では「誤っているものを選べ」や「含まれないもの選べ」などの紛らわしい設問や、語句解答では「漢字〇文字」「カタカナ〇文字」などの条件が含まれており、設問をしっかりと確認する必要があります。また、写真や地図、グラフ、雨温図、地図記号などの資料を使った問題が多く見られます。教科書だけではなく地図帳や資料集などにも目を通しておくことが大切です。
適性検査算数型の傾向と対策
〈適性検査〉
例年、試験時間50分の大問3題構成です。近年の出題内容は、平方数や整数、図形、数列、ゲームから答えを推測するなど思考力が問われる問題が出題されます。中には、「考えられる答えをすべて答えなさい」や「理由を書きなさい」という問題も含まれます。必ず複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておく必要があります。
適性検査国語型の傾向と対策
〈適性検査〉
例年、試験時間50分の大問2題構成で、どちらも長文読解問題となります。大問1の設問の中に、傍線部の漢字を書く問題ではなく選択肢の中から同じ漢字を選ぶという問題が出題されます(2019年度は書き問題)。普段からコツコツと学習し、多くの漢字を身につけておきましょう。設問形式は記号選択の他、抜き出しや説明記述、自分の考えを書く問題などが出題されており、設問数は多くはないものの、記述量が多くなっています。記述問題には、字数制限の他、[きまり]が設定されているため、注意が必要です。例年、出題形式に大きな差は見られないため、複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。
上宮学園中学校基本情報
公式サイト
上宮学園中学校:https://www.uenomiya.ed.jp/jhs/
基本情報
創立年
2018年
生徒数
323人(2022年度時点)
上宮学園中学校 所在地情報
〒543-0037 大阪府大阪市天王寺区上之宮町9番36号
教育理念
校訓
「正思明行」
中学校の特徴
上宮学園中学校は、校訓『正思明行』を掲げる中高一貫校で、確かな学力と豊かな人間性を備え、自ら創造し、行動することができる生徒を育成しています。中高連携の手厚いカリキュラムで、難関国立大学進学を目指す〈特進コース〉と、勉強とクラブ活動を両立しながら、国公立大学・難関私立大学への進学を目指す〈Gコース〉が設置されています。「Uゼミ」という学内予備校制度があり、放課後を中心に、塾予備校の講師や外国人講師など学外のプロが指導を行う多彩なオリジナル講座を受講することができます。
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