「麻布中学校」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2024年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

麻布中学校の受験対策

偏差値・難易度

麻布中学校は東京都港区にある名門私立中高一貫校で、偏差値は71.0程度となり日本屈指の難度の高さを誇る男子校です。
 
開成中学校、武蔵中学校とともに「男子御三家」と呼ばれているエリート中学校の1つです。

合格者実質倍率

募集区分	募集人数	応募者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
一般	300人	826人	796人	352人	2.26倍	105点／200点

※2024年度

入試の特徴・勉強のポイント

麻布中学校の入試は標準～やや難レベルの問題で、全体的に問題文が長く、解答形式が記述式となっています。
 
どの科目も、速読力・読解力・思考力・記述力が問われるため、基礎をしっかり固めた上で、過去問演習に取り組みましょう。
 
時事問題なども出題されるため、ニュースや新聞などで情報を取り入れることも大切です。
 
 

麻布中学校の入試情報

科目別配点・試験時間

国語・算数・社会・理科
※面接なし
 
参照：2025年度　麻布中学校生徒募集要項
 
 

麻布中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5～6題構成で難易度は標準～やや難レベルとなっています。思考力やひらめき力の問われる問題が多く、総合的な算数力が必要になります。
 
数の性質、平面図形、速さ、規則性に関する問題が頻出となるため、重点的に学習すると良いでしょう。また、完答できなくても途中式が間違っていなければ部分点をもらえるため、解答欄を空白で提出しないようにすることが大切です。
 

国語の傾向と対策

例年、大問1題構成で文章量の多い小説のみとなっています。解答形式はほとんどが記述式で、一部選択肢や抜き出し問題、漢字の書き取り問題などが出題されます。
 
記述式問題では過不足なく内容説明を行わなければならないため、簡潔に述べる訓練が必須となります。過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。
 

理科の傾向と対策

例年、幅広い分野からまんべんなく出題され、思考力を求められるユニークなテーマが問題として取り上げられていることが特徴です。
 
基礎知識を身につけ、基本問題はしっかりと得点できるようにしましょう。問題文も長めなので、過去問演習で出題傾向に慣れておくことも大切です。
 

社会の傾向と対策

例年、国語と同じく大問1題構成で、1つのテーマに関して長文のリード文が特徴の総合問題形式で出題されます。
 
ほとんどが記述問題となっているため、過去問演習でしっかりと傾向を把握し、形式に慣れておきましょう。
 
 

麻布中学校基本情報

公式サイト

https://www.azabu-jh.ed.jp/

基本情報

創立年

1895年

所在地情報

〒106-0046　東京都港区元麻布2-3-29

中学校の特徴

麻布学園は、江原素六により前身である麻布尋常中学校が創立されて以来、自主自立・自由闊達の校風を伝統とし発展を遂げてきた男子校です。現在は麻布中学校・麻布高等学校での6年一貫教育の方針のもと、豊かな人間形成を主眼においた教育が行われています。
 
1995年の創立100周年の記念事業として国際交流が始まり、中国の河南省実験中学やカナダのショーニガン・レイク・スクール等と毎年生徒の相互訪問を行っています。また韓国からの長期留学生を受け入れたりするなど、国際的な視野を持った生徒を育成するための事業の充実を図っています。
 
 

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