学習院女子中等科の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

学習院女子中等科の受験対策

難易度

学習院女子中等科は新宿区にある私立女子中高一貫校で、偏差値は61程度となります。卒業生の約6割が推薦制度を利用し学習院大学へ進学し、残りは早慶上理やGMARCHなどの有名私立大学へ多数進学しています。

 

入試の特徴と勉強のポイント

学習院女子中等科の入試問題は、すべての科目に記述問題を含むことが特徴です。それぞれの科目の知識をただ暗記するだけでなく、その知識を活かして自分の言葉で説明する力が必要になります。難易度は全体的に標準~やや難レベルとなるため、過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。また、科目試験のほか面接も課されますので、別途対策が必要になります。

 

 

学習院女子中等科の入試情報

◎一般生入試
【A入試】
募集人数:約90名
試験科目・時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)、理科(30分60点)、社会(30分60点)、面接(受験生と保護者1名)

 

【B入試】
募集人数:約40名
試験科目・時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)、理科(30分60点)、社会(30分60点)、面接(受験生と保護者1名)

 

出願時に、「①A入試のみ ②B入試のみ ③A・B両入試に同時出願」のうち1つ選択します。

※出願後の試験日程変更はできません。
※A入試・B入試を別々に申し込み、両入試を受験することはできません。 必ず同時出願を選択してください。

 

● A・B両入試に同時出願する場合の注意
① A入試でのみ面接を行います。ただし、A入試を欠席した場合は、B入試で面接を行います。

この場合の面接時間は、試験当日にお知らせします。
② A入試に合格した方は、B入試の受験資格がなくなります。

A入試に合格し、入学手続を完了された場合は、納入いただいたB入試分の入学選考料は返還いたします。

 

 

学習院女子中等科の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問6題構成で比較的難度の高い問題が出題されます。解答形式は考え方や計算過程の記述が必要な独自の形式となっているため、過去問演習で慣れておくことが大切です。平面図形や作図問題などが頻出となっているため、重点的に対策を行いましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、物語文1題と漢字の読み書き問題1題の大問2題構成で解答形式は記述式となっています。漢字の読み書き問題は標準レベルとなるため、確実に得点できるよう漢字練習を行いましょう。物語文は、字数制限のない説明記述問題で難度が高めとなっています。過去問や参考書の類似問題を解き込み、内容を自分の言葉で簡潔にまとめる訓練を行いましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で各分野からバランスよく出題されます。解答形式は記号選択と記述式となります。ただ単に語句や公式を暗記するだけでは解答できない問題が出題される傾向にあるため、それぞれの本質をしっかりと理解する必要があります。理科の記述式問題はそれほど多くないため、過去問演習で徹底的に対策を行いましょう。

 

社会の傾向と対策

例年、大問3~4題構成で各分野からまんべんなく出題されます。難易度は標準レベルとなるため、適語記入や記号選択などの基本問題は確実に得点できるようにしましょう。記述式の問題も数問出題されるため、過去問演習で出題傾向に慣れておくことも大切です。

 

 

学習院女子中等科基本情報

基本情報

創立年

1885年

生徒数

617人(2021年5月)

学習院女子中等科 所在地情報

〒162-8656 東京都新宿区戸山3-20-1

教育理念

「その時代に生きる女性にふさわしい品性と知性を身につけること」

 

学習院女子中等科の特徴

学習院女子中等科は、130年以上の歴史と伝統がある中高一貫の女子校で、開校以来「その時代に生きる女性にふさわしい品性と知性を身につけること」を教育方針に掲げています。6年間の教育課程を、「学ぶ楽しさを知る」ための基礎課程、「考える力を育む」ための応用課程、「自分の学力を磨く」ための発展過程の3つで構成し、主体性を重視した授業を行っています。海外帰国生の受け入れやイートン・サマースクールなどの短期体験留学を通した国際交流にも取り組んでおり、グローバルな社会に必要な素質・能力を身につけることができます。

 

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