学習院中等科の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

学習院中等科の受験対策

難易度

学習院中等科は豊島区にある私立男子中高一貫校で、偏差値は60程度となります。推薦制度により卒業生の半数以上は学習院大学へ進学します。学習院大学以外にも東京大学をはじめとする国公立や、早慶上理・GMARCHなどの有名私立大学への合格実績があります。

入試の特徴と勉強のポイント

学習院中等科の入試問題は全体的に標準レベルの出題となりますが、一部難度の高い問題も含まれます。記述問題も多数出題されるため、過去問演習などで慣れておくことが大切です。

また、試験時間は国語・算数が50分、社会・理科が40分となっており、科目によっては時間に余裕がないため、ペース配分を意識した学習すると良いでしょう。

 

学習院中等科の入試情報

◎一般入試
【第1回】
募集人数:約75名
試験科目・時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)、社会(40分80点)、理科(40分80点)
※面接は実施しません

 

【第2回】
募集人数:約50名
試験科目・時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)、社会(40分80点)、理科(40分80点)
※面接は実施しません

 

引用元:令和4(2022)年度 学習院中等科 生徒募集要項 【一般】

 

学習院中等科の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問6題構成で大問1、2は解答のみ、大問3~6題は記述式で途中式や考え方などの記載が必要になります。記述式に関しては途中式も採点対象となるため、分かるところまでは必ず記入するようにしましょう。速さとダイヤグラム、平面図形、数の性質が頻出傾向にあります。過去問や参考書を活用し重点的に学習すると良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問2~3題構成で難易度は標準~やや難レベルとなります。漢字の書き取り問題が出題されるため、確実に得点できるよう学習することが大切です。また、字数制限のある記述問題が多数出題されます。部分点もあるため、解答欄を空白で提出することのないようにしましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問4~5題構成で試験時間に対して文章量や設問数が多いため、時間配分に注意が必要です。大半が基本問題となっているため、テンポよく解答していきましょう。記述問題や作図問題も出題されるため、過去問演習で傾向に慣れておくことが大切です。

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で地理・歴史・公民の各分野からバランスよく出題されます。苦手分野を作らないよう、基礎知識をしっかり身につけましょう。公民分野では時事問題が頻出となるため、日ごろからニュースなどで情報を取り入れることが大切です。

 

学習院中等科基本情報

公式サイト

学習院中等科:https://www.gakushuin.ac.jp/bjh/

基本情報

創立年

1877年

生徒数

602人(2021年5月時点)

学習院中等科 所在地情報

〒171-0031 東京都豊島区目白1-5-1

教育理念

「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」

引用元:学習院中等科 教育理念

学習院中等科の特徴

学習院中等科は、1847年に公家の学問所として開かれた学習院を起源とし1877年に開設されました。現在は中高一貫の男子校となっています。異なる考え方の人とともに学び、交流、活動することで「ひろい視野」と「ゆたかな感性」を身につけ、そしてそこで得た知識と経験を基にして「たくましい想像性」を養います。中等科では宿泊を伴った校外教育を大切にしており、1年生の林間学校(3泊4日)や2年生の長距離歩行(3泊4日)などのほかにも、スキーや臨海学校(水泳)などバラエティに富んだ行事が用意されています。

 

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