中学入試情報・受験対策
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の中学入試情報・受験対策
※本記事は2023年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の受験対策
難易度・偏差値
多摩大学附属聖ヶ丘中学校は、東京都多摩市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は52程度となります。2022年度の入試競争倍率は、入試方式・日程によって異なり1.2～2.8倍となっています。生徒一人ひとりに合った進路を目指せるようサポートを行っており、東京都立大学をはじめとする国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学、GMARCHなどの私立大学、薬学・医療看護系大学への合格者を輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の入試は、一般入試、リスニング入試、適性型入試の大きく3つの種別に分かれています。試験科目について、リスニング入試は基礎学力（国語・算数）とリスニング、適性型入試は適性Ⅰ（作文型）と適性Ⅱ（資料型）が課されます。一般入試は第1～第5回に分かれており、第1・5回は2教科または4教科の学力試験、第2・3・4回は2教科の学力試験となります。各科目とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題傾向や形式を把握しておきましょう。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の入試情報
入試科目・配点
【一般入試】
《第1回・第5回》
2教科：国語・算数（各50分／各100点）
または
4教科：国語・算数（各50分／各100点）、理科・社会（合わせて60分／各50点）
《第2回・第3回・第4回》
2教科：国語・算数（各50分／各100点）
【リスニング入試】
基礎学力：国語・算数（各20分）
リスニング（40分）
【適性型入試】
適性Ⅰ：作文型（45分／100点）
適性Ⅱ：資料型（45分／100点）
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
〈第1回〉
例年、大問5題構成です。大問1は小数や分数を含む四則計算、大問2は食塩水や整数、本のページ数、規則性、図形などの小問集合、大問3以降は単元ごとの問題となっており、規則性や旅人算、水槽に水を入れる問題、図形問題などが出題されます。中でも、規則性の問題や旅人算、図形問題は頻出のため、優先的に学習しておくことが大切です。全体的な難易度は標準レベルのため、基礎問題の演習に十分な時間を取り基礎をしっかりと定着させ、複数年分の過去問で出題傾向や形式に慣れておきましょう。
国語の傾向と対策
〈第1回〉
例年、大問4題構成です。大問1は説明文の長文読解で、記号選択や抜き出し、説明記述問題となり、最後の設問では、自分の考えを200字以内で記述する問題が出題されます。読解力はもちろんのこと、記述力も求められます。大問2はカタカナの文章を読み、漢字とひらがな、読点を正しく用いて書き直す問題、大問3は漢字の読み書き問題、大問4は様子を表す同じ二音を繰り返す言葉を答える問題、指定された文字数のひらがなを入れて正しい文章を作る問題などとなります。多摩大学附属聖ヶ丘中学校ならではの問題となるため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
理科の傾向と対策
〈第1回〉
例年、大問4題構成で、生物・物理・地学・化学の各分野からバランスよく出題されます。生物は動物や昆虫、心臓と血液、インゲンマメの発芽など、物理ではふりこの動き、てこの原理、運動とエネルギーなど、地学では月と月の見え方、天気、太陽など、化学では水の沸騰、気体の発生など幅広い単元から出題されており、実験・観察をテーマにした問題が頻出となります。苦手単元を作らないように満遍なく学習しておくことが大切です。記号選択が中心ですが、記述や計算問題、スケッチ問題が含まれる場合もあるため、必ず複数年分の過去問で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
社会の傾向と対策
〈第1回〉
例年、大問3題構成で、歴史・地理から1題ずつと、時事問題を絡めた問題が1題出題されます。歴史では政治史、重要語句、遺跡、出来事が起こった場所、理由記述など、地理では都道府県名や都市名、国名、地形、地形図から実際の距離を求める、方角、標高、シンボルマーク、地図記号、理由記述など、時事問題では近年、問題となっている事柄などについて、問題文とグラフを見て考えられる要因や自分の考えを記述する問題となります。新聞やニュースなどで最新の情報を入手するとともに、記述の練習も行いましょう。複数年分の過去問で出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校基本情報
公式サイト
多摩大学附属聖ヶ丘中学校：https://www.hijirigaoka.ed.jp/
基本情報
創立年
1992年
多摩大学附属聖ヶ丘中学校 所在地情報
〒206-0022 東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1
教育理念
自主研鑽 敬愛奉仕 健康明朗
引用元：多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校｜学校紹介｜学校長挨拶
中学校の特徴
多摩大学附属聖ヶ丘中学校は、中高一貫教育を基本とする定員120名の「小さな学校」で、一人ひとりに向き合った丁寧な指導を実践しています。3年間で100を超える理科実験や、年6回の「本物に触れる」ことを重視した社会科見学、ニュージーランドでの2週間にわたるホームステイなど、学ぶ楽しさを知ることを目的とした「A知探Q（英知探究）」を展開しています。夏休みには、「学んで楽しい」「教えて楽しい」を目指した様々な探求講座が開講されており、興味・関心に応じて自由に選び学ぶことができます。
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