宝仙学園中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

宝仙学園中学校の受験対策

難易度・偏差値

宝仙学園中学校は、東京都中野区にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は52程度となります。2023年度の入試競争倍率は入試区分によって異なりますが、合計で1.32倍となっています。生徒一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかなサポートを行っており、東京大学や京都大学などの国公立大学、早慶上理ICU、GMARCHなどの私立大学、各大学の医学部医学科、海外大学などへの合格者を輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

宝仙学園中学校の入試は、2科・4科入試・新4科特別総合入試、公立一貫(適性検査)型入試、プレゼン型入試、アクティブラーニング型入試、英語AL入試、帰国生世界スカウト入試、帰国生日本入試の大きく7つの入試区分に分かれています。試験科目は区分によって異なるため、詳細は必ず募集要項で確認しておきましょう。また、区分によって、公式HPに過去問やサンプル問題が掲載されているため、出題傾向や形式を把握するためにも、積極的に取り組むことが大切です。

 

宝仙学園中学校の入試情報

入試科目・配点

【2科・4科入試・新4科特別総合入試】

《第1回・第2回 2科・4科入試(特待選抜)》

※特待選抜は4科入試のみ

国語・算数(各40分/各100点)

理科・社会(合わせて40分/各50点)

2科は200点満点、4科は300点満点

 

《新4科特別総合入試(特待選抜)》

4科総合問題(国語・算数・理科・社会/60分/100点)

※4科入試で学習してきた内容を出題

【公立一貫(適性検査)型入試】

《第1回・第2回・第3回 公立一貫型入試(特待選抜)》

適性検査Ⅰ:作文(45分/40点)

適性検査Ⅱ:総合問題(45分/50点)

調査書(10点)

【プレゼン型入試】

《リベラルアーツ入試(第1回・第2回)》

日本語リスニング(45分)

プレゼンテーション(5分程度+質疑応答15分程度)

※学習歴をもとにしたプレゼンテーション

 

《 AAA(世界標準)入試(第1回・第2回)》

日本語リスニング(45分)

プレゼンテーション(5分程度+質疑応答15分程度)

※全国レベルの学習歴をもとにしたプレゼンテーション

 

《グローバル入試(第1回・第2回)》

日本語リスニング(45分)

プレゼンテーション(5分程度+質疑応答15分程度)

※学習歴をもとにした英語プレゼンテーション

 

《読書プレゼン入試(第1回・第2回)》

日本語リスニング(45分)

プレゼンテーション(5分程度+質疑応答15分程度)

※好きな本を1冊選んでプレゼンテーション

 

《オピニオン入試(第1回)》

日本語リスニング(45分)

プレゼンテーション(5分程度+質疑応答15分程度)

※テーマをもとにしたプレゼンテーション

【アクティブラーニング型入試】

《第1回・第2回入試『理数インター』》

日本語リスニング(45分)

教科『理数インター』(約90分)

【英語AL入試(第1回)】

日本語リスニング(45分)

英語(45分/難易度は英検3級~準2級程度)

参照:2023年度 生徒募集要項

 

【帰国生世界スカウト入試】

《世界現地入試/世界オンライン入試》

書類選考

面接:オンライン(テレビ会議システム/日本語)

※グローバルコース希望者は、英語による面接も実施

【帰国生日本入試】

〇日本入試 選択2科型

英語・算数(各50分/各100点)

または

国語・算数(各50分/各100点)

※グローバルコース希望者は、「英語・算数」を選択

※グローバルコース希望者のみ、英語による面接あり

 

〇日本入試 グローバル型

書類選考

日本語面接

英語面接

 

参照:2023年度 海外帰国生入試要項

 

宝仙学園中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

〈2科・4科入試〉

試験時間40分の大問4題構成で、計算問題や一行問題、図形問題などが出題されます。図形問題は頻出となるため、平面・立体図形などさまざまな図形の問題を解けるよう重点的に学習しておくことが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基本をしっかりと身につけ、基本的な問題の演習を繰り返し行いましょう。

国語の傾向と対策

〈2科・4科入試〉

試験時間40分の大問5題構成で、知識問題3題と長文読解問題2題が出題されます。知識問題では、漢字の読み書きや熟語などが問われるため、普段からコツコツと学習し、多くの知識を身につけておくことが大切です。長文読解は説明文と小説からの出題となり、解答形式は記号選択の他、語句解答や記述などさまざまです。読書に取り組んだり問題集などの多くの問題で演習を重ね、読解力などを養いましょう。

理科の傾向と対策

〈4科入試〉

試験時間は社会と合わせて40分の4題構成で、化学・物理・生物・地学の各分野からバランスよく出題されます。基本的な知識だけではなく計算力も問われるため、しっかりと対策を行いましょう。実験や観察についての問題が頻出となるため、実験の手順や注意点、結果から考えられることなど、一連の流れを押さえておくことが大切です。

社会の傾向と対策

〈4科入試〉

試験時間は理科と合わせて40分となり、地理・歴史・現代社会の各分野からバランスよく出題されます。写真や地図などの資料を使った問題が頻出のため、教科書だけではなく、地図帳や資料集などにも目を通しておくことが大切です。また、時事問題も出題されるため、新聞やニュースなどで最新の情報を入手しておきましょう。

帰国生入試の傾向と対策

2022年度

※国語と英語はどちらか選択(グローバルコース希望者は「英語」を選択)

〈国語〉

試験時間50分の大問5題構成です。長文読解問題2題(論説文・物語文)と知識問題3題となります。知識問題では、漢字の読み書き問題と、漢字一字を入れて四字熟語を完成させる問題が出題されます。普段からコツコツと学習し、多くの漢字を身につけておきましょう。読書や過去問演習、類似問題などに取り組み、読解力などを養うことが大切です。

〈英語〉

試験時間50分の大問3題構成で、問題文・設問文すべて英文となります。大問1は5つの文章を読み設問に答える問題、大問2は長文読解問題、大問3は英作文問題が出題されます。多くの長文読解問題に取り組み、正確に内容を把握し、文章の流れを理解することが大切です。英作文では、質問に対する自分の考えを50語程度で解答します。基本的な単語や表現などを身につけ、何度も書く練習を行い、添削指導を受けることで英作文の精度を上げておきましょう。

〈算数〉

試験時間50分の大問4題構成です。大問1は小数や分数を含む四則計算、大問2は年齢や人数、金額などの数についての問題や速さ、食塩水、面積などの文章題、大問3はカードを使った思考力を問う問題、大問4は平面図形問題となります。基本事項をしっかりと押さえ、過去問演習で出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

4科総合問題の傾向と対策

〈新4科特別総合入試〉

試験時間60分で、4科(国語・算数・理科・社会)の総合問題となります。与えられた文章を読み、設問に答える問題で、理科は植物や月、星座、気体の特徴、社会は歴史上の人物や年号、戦が起こった場所、作品、憲法、国語は語句の意味や文章の内容把握、漢字の書き取り、説明記述、算数は計算問題など、幅広く出題されます。4科目とも満遍なく学習しておくことが大切です。

 

宝仙学園中学校基本情報

公式サイト

宝仙学園中学校:https://www.hosen.ed.jp/jhs/

基本情報

創立年

2007年

宝仙学園中学校所在地情報

〒164-8628 東京都中野区中央2-28-3

教育理念

建学の精神

「人を造る」教育

引用元:建学の精神-学校法人 宝仙学園

中学校の特徴

宝仙学園中学校は、21世紀の社会に必要な【理数的思考力】【コミュニケーション能力】【プレゼンテーション能力】の3つを備えた、社会に貢献できる生徒の育成を目指す中高一貫教育校です。6年間を2年ずつに区切り、それぞれで成長段階に応じた教科教育を実践しています。また、サイエンス教育・ICT教育・グローバル教育の要素を取り入れた「理数インター」という独自の教科が設置されており、専門教科の異なる教員によるチーム・ティーチングを実施しています。この理数インターという言葉は、中学校のニックネームにもなっています。

 

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