駒場東邦中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

駒場東邦中学校の受験対策

難易度

駒場東邦中学校は世田谷区にある私立中高一貫の男子校で、偏差値は71程度と非常に高くなっています。完全型の中高一貫制で、高校からの生徒募集はありません。卒業生は、東京大学をはじめとした国公立や早慶上理、GMARCHなどの有名私立大学に多数進学しており、進学実績の高い人気校です。

 

入試の特徴勉強のポイント

駒場東邦中学校の入試は、国語と算数が60分、社会と理科が40分の試験となり、基本的事項の十分な理解と応用力が求められます。標準レベルの問題は確実に解答できるということが最低条件です。どの科目も基礎的な知識を徹底的に身につけ、思考力や記述力を鍛える学習を行いましょう。

 

 

駒場東邦中学校の入試情報

入学試験

募集人員:男子240名
試験科目:国語(60分・120点)・社会(40分・80点)・算数(60分・120点)・理科(40分・80点)

 

 

駒場東邦中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策 

例年、大問4題で構成されており、図形問題が大半近くを占めています。中でも立体図形の問題は難易度が高く、問題演習を重ねる必要があります。また、数の性質も頻出分野です。特徴として手間のかかる問題が出題されるので、あきらめずに根気よく計算を積み重ね、答えを導き出すことが大切です。途中式や説明も記述する形式のため、丁寧な解答を心がけましょう。

 

国語の傾向と対策 

例年、約7,000字~10,000字の物語文の長文読解問題1題で構成されています。漢字の書き取りや語句、選択肢、記述問題など多彩な設問となっています。字数制限の厳しい記述問題が多く出題されるのが特徴で、決められた字数の中でいかに過不足なくまとめられるかが勝負の分かれ目となります。記述対策では、不要なところを削る練習を行いましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題で構成されており、大問1は小問集合の出題が続いていましたが、2021年度では小問集合はありませんでした。物理・化学・生物・地学の各分野から出題され、知識問題や計算問題、応用力が問われる問題となっています。過去問演習に取り組み、どの分野から優先的に学習するか決め、効率良く勉強を進めましょう。

 

社会の傾向と対策

例年、大問1題で構成されており、地理・歴史・公民の各分野から出題されています。知識問題では、確実に漢字で書けるまで覚えることが大切です。資料や地図を読み取り、記述する問題が多く、正確にデータ内容を理解して自分の考えについて要点をまとめて記述する練習を行いましょう。また時事問題も出題されるため、日頃から新聞やニュースで国内問題についての情報を入手することも大切です。

 

 

駒場東邦中学校基本情報

基本情報

創立年

1957年

駒場東邦中学校 所在地情報

〒154-0001  東京都世田谷区池尻4-5-1

教育理念

生徒・教員・保護者の三者相互の理解と信頼によって、
明るく楽しい学園をつくり、
生徒各自の個性を伸ばし、
能力を高め、豊かな知性と科学的な教養を身に付けた、
健康で実践力に富む有為な人材を育成する。

 

中学校の特徴

駒場東邦中学校は、東邦大学理事長であった額田豊博士と都立日比谷高等学校の校長であった菊地龍道先生によって創立されました。豊かな知性や感受性、科学的思考力を身に付けた人材を育成しています。完全中高一貫校となっており、6年を有機的かつ系統的に結び付けたカリキュラムが特徴です。

奨学金制度や学費減免制度、短期留学の制度もあります。部活動については、文化部が15、体育部が16、同好会が16あり、豊富な実績を持っています。

 

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