共立女子中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

共立女子中学校の受験対策

難易度・偏差値

共立女子中学校は千代田区にある偏差値59程度の私立女子中高一貫校です。完全型の中高一貫制で、高校からの生徒募集はありません。

入試の特徴と勉強のポイント

共立女子中学の一般入試は3パターンに分かれています。国語・算数・社会・理科の4教科を受験する入試と、算数・英語4技能(Reading & WritingとListening & Speaking)を受験する英語4技能型、算数・合科型論述を受験する合科型となっています。4教科とも難易度は標準レベルのため、ケアレスミスをなくすことが大切です。

 

共立女子中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問6~7題で構成されており、大問3以降が応用問題となっています。難易度は基本~標準レベルの問題が中心となっていますが、問題数が多いため、スピードを意識して解答する必要があります。ケアレスミスにも注意が必要です。図形問題が頻出で、幅広く出題されています。重点的に対策を行うと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問5題で構成されており、漢字や言葉の知識、詩、読解問題など幅広く出題されます。文章は比較的短く読みやすい内容のため、平均点が高くなっています。1つのミスが致命的になるので、速く正確に解答することを意識して、過去問演習に繰り返し取り組みましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問4~5題で構成されており、物理・化学・生物・地学の各分野から満遍なく出題されています。難易度は標準レベルですが、問題数が多いため、スピードを意識して解答することが大切です。基礎知識を身につけた上で、過去問演習を重ね実践力を鍛えておきましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問4~5題で構成されており、地理・歴史・公民の各分野から基礎的な問題がバランスよく出題されています。用語は漢字まで正確に覚え、ケアレスミスをなくすことが大切です。時事問題と絡めた問題も出題されるため、普段から新聞やニュースで情報を入手しておきましょう。

英語4技能の傾向と対策

Reading&WritingとListening&Speakingの2つのセッションで構成されており、英語について読む・書く・聞く・話すの4技能が問われる問題です。英検3級~準2級程度の英語力が必要となり、思考力や判断力も問われます。

合科型論述の傾向と対策

長い会話文と提示された図や表などの資料を読み、その中から理科や社会の問題に短い文章で解答する問題です。最後には、自分の意見を長文で論述する問題があり、自分の言葉でまとめる練習が必要です。過去問に取り組み、出題される問題に慣れておきましょう。

 

共立女子中学校基本情報

公式サイト

共立女子中学校:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/

基本情報

創立年

1947年

生徒数

985人(高校含む全校生徒:1932人)(2021年時点)

共立女子中学校 所在地情報

〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2-2-1

教育理念

「誠実・勤勉・友愛」の校訓のもと、時代を超えて“輝き、翔ばたく女性”へ

引用元: 共立女子中学高等学校 共立の教育  教育指導方針

共立女子中学校の特徴

共立女子中学校は、34名の実業家や教育者によって1886年に創立された共立女子職業学校を母体としています。「誠実・勤勉・友愛」の校訓に基づき、自立して社会に貢献できる女性を育成しています。礼法の授業を道徳の時間に行っており、美しい振る舞いを身に付けることができる他、自由選択で参加できる中学夏季講座や、選べる海外語学研修など、学びの機会が幅広く用意されています。

また、勉強だけでなく、部活動や行事を通した多様な学びを重視しており、生徒が様々な価値観を受け入れて活躍できる、明るく元気な校風が特徴です。部活動については、運動部が10、文化部が17あります。

 

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