明治大学付属明治中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

明治大学付属明治中学校の受験対策

難易度

明治大学付属明治中学校は、調布市にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は65程度になります。2022年度の競争倍率は第1回の男子が約2.04倍、女子が約3.38倍、第2回の男子が約3.91倍、女子が約4倍となり、男子よりも女子の合格難度が高い傾向にあります。また、高校3年間の成績と人物や適性、志望理由などに基づいて推薦されることにより、毎年卒業生の9割程度が明治大学へ進学しています。

入試の特徴・勉強のポイント

明治大学付属明治中学校の入試は第1回、第2回とも国語・算数・理科・社会の4科目の受験が必要となります。問題の難易度は全体的に標準レベルとなりますが、読解力や思考力、表現力を問う問題が出題されます。一部難度の高い問題も含まれるため、まずは基礎知識の徹底に努めましょう。過去問演習で出題傾向を把握しておくことも大切です。

 

明治大学付属明治中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1が一行問題、大問2以降が応用問題となります。一行問題では答えのみの記入ですが、応用問題はすべて途中式や考え方の記入が必要な記述式となります。一行問題では計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。応用問題は平面図形や立体図形が頻出で、相似、点の移動、グラフなどを重点的に学習することが大切です。記述式問題では、解答が間違っていても途中式が合っていれば部分点をもらえるため、日頃から筋道立てて答えを導く練習をしておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問2~3題構成で読解問題と知識問題の出題となります。読解問題は説明文を中心とした問題で、速読力や記述式問題による表現力が問われます。文字数制限のある記述式では、自分の言葉で簡潔にまとめ、指定文字数の8割以上は書きましょう。また、誤字・脱字のないように注意が必要です。知識問題では漢字の読み書きが出題されます。画数やバランスの乱れがあると不正解となるため、丁寧に解答することを心がけましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問7題構成で各分野からまんべんなく出題されます。試験時間に対して問題量が多いため時間配分に注意が必要です。実験や観察に関する問題が頻出で、設問形式も計算、作図、グラフの読み取り、記述など多岐にわたります。複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で各分野からバランスよく出題されます。幅広い範囲から出題されるほか、各分野にまたがる融合問題も含まれるため、基礎をしっかりと固めておきましょう。資料を読み取って指定文字数で記述する難度の高い問題や、細かい知識が必要な時事問題なども出題されます。最も効果的な対策は過去問演習となりますので、複数年分解いて傾向に慣れておくと良いでしょう。

 

 

明治大学付属明治中学校基本情報

公式サイト

明治大学付属明治中学校:https://www.meiji.ac.jp/ko_chu/

基本情報

創立年

1912年

生徒数

542人(2022年4月1日現在)

明治大学付属明治中学校 所在地情報

〒182-0033 東京都調布市富士見町4-23-25

教育理念

【校訓】

質実剛健
独立自治

引用元:明治大学付属明治高等学校・中学校|校訓・沿革

中学校の特徴

明治大学付属明治中学校は、明治大学直系の附属校で約9割の生徒が明治高等学校を経て明治大学へと進学します。初代校長の鵜澤総明の残した「第一級の人物たれ」という言葉を大切に、問題解決能力を備えたグローバル人材の育成を目指しています。中学の3年間は週6日制で十分な授業時数を確保するとともに、週1回ずつ英語と数学の補習講座を7限目に設定するなど、学びの基礎力を丁寧に固めるためのカリキュラムを展開しています。英語教育にも力を入れており、少人数(20~25名)や習熟度別を取り入れたきめの細やかな指導を行っています。

 

 

オンライン家庭教師WAMの明治大学付属明治中学校受験対策

明治大学付属明治中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、明治大学付属明治中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。