三田国際学園中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

三田国際学園中学校の受験対策

難易度

三田国際学園中学校は、東京都世田谷区にある完全型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は59程度となります。2023年度の入試競争倍率は、クラスや入試日程によって異なり、インターナショナルサイエンスクラスが4.09~7.43倍、メディカルサイエンステクノロジークラスが4.31倍、インターナショナルクラスが3.20~5.67倍と非常に人気のある学校となっています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

三田国際学園中学校の入試は、第1回~第4回、MST入試、国際生入試の大きく6種類となります。試験内容は入試方式や志望クラスによって異なり、4教科の筆記試験や3教科の筆記試験と面接、2教科の筆記試験、1教科の筆記試験と面接など多岐にわたるため、必ず募集要項で詳細を確認しておきましょう。また、メディカルサイエンステクノロジー(MSTC)クラスはMST入試の1日程のみでの募集となるため、注意が必要です。筆記試験は、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。面接は10分程度となりますが、英語と日本語の両方で行われるため、模擬面接で実践的な練習を行い、試験当日の緊張感に慣れておくと良いでしょう。

 

 

三田国際学園中学校の入試情報

入試科目・配点

【第1回】

《インターナショナルサイエンス(ISC)/インターナショナル(IC)》

国語、算数(各50分/各100点)

理科、社会(合わせて50分/各50点)

 

 

【第2回/第3回】

《インターナショナルサイエンス(ISC)》

国語、算数(各50分/各100点)

理科、社会(合わせて50分/各50点)

または

英語(リスニング含む/60分/100点)

国語、算数(合わせて50分/各50点)

面接(英語と日本語/本人のみ/10分程度)

 

《インターナショナル(IC)》

国語、算数(各50分/各100点)

理科、社会(合わせて50分/各50点)

または

英語(リスニング含む/60分/100点)

面接(英語と日本語/本人のみ/10分程度)

 

※英語問題は ISC・IC 共通

 

 

【MST入試】

《メディカルサイエンステクノロジー(MSTC)》

※1年次はインターナショナルサイエンスクラスに所属

算数、理科(各60分/各100点)

 

 

【第4回】

《インターナショナルサイエンス(ISC)》

国語、算数(各50分/各100点)

理科、社会(合わせて50分/各50点)

 

 

参照:2023年度 三田国際学園中学校 募集要項

 

 

【国際性入試(第1回・第2回)】

《インターナショナルサイエンス(ISC)》

英語(リスニング含む/60分/100点)

国語、算数(合わせて50分/各50点)

面接(英語と日本語/本人のみ/10分程度)

 

《インターナショナル(IC)》

英語(リスニング含む/60分/100点)

面接(英語と日本語/本人のみ/10分程度)

 

※英語問題は ISC・IC 共通

 

 

参照:2023年度 三田国際学園中学校 国際生入試 募集要項

 

 

三田国際学園中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度(4教科)》
試験時間50分の100点満点で、大問5題構成の試験です。基本の計算力だけでなく、問題文を読み、論理的に考える力が必要となります。基本問題では、分数や小数を含む四則演算、逆数、速さ、割合など、応用問題では図形の面積や角度、規則性、グラフを利用した問題が出題されます。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。大問による配点の差は無いため、確実に解ける問題から解き進め、残りの時間で思考力問題に取り組むと良いでしょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。

 

国語の傾向と対策

《2022年度(4教科)》
試験時間50分の100点満点で、大問3題構成となります。読解問題が2題と知識問題が1題出題されます。読解問題は、文学的文章と説明的文章がそれぞれ1題ずつで、登場人物の心情や筆者の主張を読み取る力が問われます。字数制限を設けて、段落ごとと文章全体の要約練習を行うことで、読解力や記述力を養いましょう。知識問題では、漢字の読み書きのほか慣用句や対義語など、さまざまなことばの知識に関する問題が出題されます。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

理科の傾向と対策

《2022年度(4教科)》
試験時間は社会と合わせて50分、大問3題構成となります。生命やエネルギー、物質、地球など各分野からまんべんなく出題されます。基本問題を中心に出題されますが、長めの文章問題や資料問題なども含まれるため、注意が必要です。苦手分野を作らないように基礎からバランスよく学習した上で、複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

社会の傾向と対策

《2022年度(4教科)》
試験時間は理科と合わせて50分、大問3題構成となります。地理・歴史・政治の各分野から、総合問題や人物・年度を答える問題などが出題されます。大半は選択問題で、難易度も基本レベルが中心となります。教科書を中心に学習し、図表問題の対策として資料集や年表・地図帳などにも目を通しておくと良いでしょう。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

 

三田国際学園中学校基本情報

公式サイト

三田国際学園中学校:https://www.mita-is.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1947年

三田国際学園中学校 所在地情報

〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-16-1

教育理念

知好楽

 

引用元:Welcome to 三田国際学園 | 三田国際学園中学校・高等学校

 

中学校の特徴

三田国際学園中学校は、相互通行型授業をはじめ、「サイエンスリテラシー(1年次)」や基礎ゼミナール等、〈好奇心〉を〈探究〉に変えるための様々なプログラムを用意しています。一般生と帰国生がともに学ぶ〈インターナショナルサイエンスクラス(ISC)〉と、帰国生が多数を占める〈インターナショナルクラス(IC)〉で編成されており、多様なバックグラウンドのもと豊かな国際感覚を養うことがができます。ISCの生徒の中で、特に理科分野への意欲が旺盛な生徒は2年次より〈メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTC)〉に在籍することができます。

 

 

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