東京都立桜修館中等教育学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

東京都立桜修館中等教育学校の受験対策

難易度

桜修館中等教育学校の偏差値は65程度で、目黒区にある公立の中高一貫校です。卒業生は早慶上智やGMARCHなど、有名私立大学へ多数進学しています。

 

入試の特徴と勉強のポイント

桜修館中等教育学校の入試問題は、国語や算数などの科目受験ではなく適性検査Ⅰ・Ⅱと報告書の総合成績で合否判定を行います。独自問題となっているため、過去問演習が必須となります。また、5、6年生の各教科の学習の記録が点数化されるため、日ごろから授業はまじめに受けて、提出物や忘れ物のないようにしておきましょう。

 

 

東京都立桜修館中等教育学校の入試情報

【検査等の方法】

●適性検査Ⅰ
与えられた題材の中から課題を見つけ、情報を整理し、自分の考えや意見を
正しく表現し、的確に文章にまとめる力をみる。

1 独自問題

 

適性検査Ⅱ
資料から情報を読み取り、課題に対して思考・判断する力、論理的に考察・
処理する力、的確に表現する力などをみる。
1 独自問題
2 共同作成問題
3 共同作成問題

 

【総合成績の算出方法】
①報告書の取り扱いと報告書の満点
報告書は5年、6年の各教科の学習の記録を点数化する

※各学年225点満点で、2学年合わせて報告書点の満点は450点とする
※総合成績算出時に300点満点換算する

 

②検査の満点と総合成績の算出方法
報告書の換算点(300点)+ 適性検査Ⅰの得点(200点)+ 適性検査Ⅱの得点(500点)= 総合成績(1000点)

 

 

東京都立桜修館中等教育学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、2つの文章からの読み取り問題が出題されます。3つの設問があり、字数制限のある記述問題と、指定条件のない作文問題となっています。過去問演習で出題傾向に慣れておくことが大切です。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問3題構成で桜修館中学校の独自問題を含む記述力や思考力、発想力などを問う問題が出題されます。通常の国語や算数のような問題とは異なるため、複数年分の過去問演習が必須となります。

 

 

東京都立桜修館中等教育学校基本情報

基本情報

創立年

2006年

生徒数

1学年160人(6学年960人)規模

東京都立桜修館中等教育学校所在地情報

〒152-0023  東京都目黒区八雲1丁目1番2号

教育理念

1.  6年間の一貫した教育課程を通じて、確かな学力を身につけさせるとともに、論理的に考え、

主体的に課題を解決する力を培う。

 

2.  体験的な学習や実験・実習を重視し、未知なるものに対する探究心や知的欲求を高め、自然や社会の事象おける問題を発見する力と様々な問題解決能力を培う。

 

3.  生命や人権を尊重し、他者を思いやる心を育てるとともに、自らの健康の維持や体力の向上を

図る能力・態度を培う。

 

4.  将来の夢や高い志の実現に向け、一人一人の個性を伸ばすとともに、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって進んで国際社会に貢献しようとする態度を培う。

 

東京都立桜修館中等教育学校の特徴

東京都立桜修館中等教育学校は、1つの学校として6年間一体的に中高一貫教育を行う学校で、「6年間の一貫した教育活動を通して、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって国際社会を担う人材を育成する」を教育方針としています。希望者は英語合宿(前期課程2・3年)や海外語学研修(後期課程4年)に参加することが可能で、国際理解教育が充実していることが特色に挙げられます。また前期課程(1~3年)に論理的な思考力を養うために「国語で論理を学ぶ」「数学で論理を学ぶ」という科目が設置されているなど、「論理を学ぶ」という教育活動が行われていることも大きな特色となっています。

 

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