立教女学院中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

立教女学院中学校の受験対策

難易度

立教女学院中学校は、杉並区にある完全型の私立女子中高一貫校で、偏差値は64程度となります。立教大学への推薦入学制度があり、一定の要件を満たすことで内部進学が可能となり、卒業生の半分以上が立教大学に進学しています。その他にも、東京大学をはじめとする国公立大学や早慶上智などの有名私立大学への進学実績があります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

立教女学院中学校の一般入試は、1日程のみで実施され国語・算数・社会・理科の4科目の受験と面接が課されます。どの科目も問題数がそこまで多い訳ではありませんが、試験時間が短いため解答スピードが重要となります。時間配分を意識しながら複数年分の過去問に取り組みましょう。

 

 

立教女学院中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問4題で構成されています。大問1が計算問題と小問集合となっており、配点が大きくなっています。また、問題数が多く、複雑な計算問題も含まれます。頻出の図形問題は難度が高く、重点的に学習する必要があります。複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問2題構成で、説明文・論説文・随筆から1題と小説・物語文から1題ずつの読解問題です。漢字や慣用句などの知識問題も出題されます。素材文の文章量は2題合わせて6000~8000字程度になるため、速読力が必要です。記述問題が多く、登場人物の心情や筆者の意図を意識しながら読み、自分の考えをまとめて書く練習を行い、記述力と表現力を鍛えておきましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、化学・物理・生物・地学の各分野から満遍なく出題されます。設問形式は、選択式を中心に正誤判定や計算問題などとなり、基礎的な知識を問う問題が大半を占めているため、合格者平均点が高くなっています。高得点勝負になる可能性があるので、ケアレスミスをしないように丁寧に解答し、確実に得点に繋げましょう。

 

社会の傾向と対策

例年、大問3~4題で構成されており、地理・歴史・公民の各分野から満遍なく出題されます。基本レベルの問題を中心に、分野をまたいだ総合問題も出題されるため、広範囲の細かな知識まで身につけておくことが大切です。公民では、近年の時事問題と絡めた問題が多いため、普段から新聞やニュースをよく見ておきましょう。

 

 

立教女学院中学校基本情報

公式サイト

立教女学院中学校:https://hs.rikkyojogakuin.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1947年

生徒数

595人(2021年4月1日現在)

立教女学院中学校 所在地情報

〒168-8616 東京都杉並区久我山4丁目29−60

教育理念

立教女子学院の教育目標
(Educational Goals)

1.他者に奉仕できる人間になる
(To develop the capacity to serve others)
2.知的で品格のある人間になる
(To become rich knowledge and human dignity)
3.自由と規律を重んじる人間になる
(To gain respect for freedom and discipline)
4.世の中に流されない凛とした人間になる
(To acquire inner strength and stay true one’s principles)
5.平和をつくり出し、発信する人間になる
(To become a voice and a force for peace)

 

引用元:建学の精神・教育目標|立教女子学院中学校

 

中学校の特徴

立教女学院中学校は、1877年にアメリカ人宣教師C・M・ウィリアムズにより設立された立教女学院を母体とし、キリスト教精神に基づいた女子教育が行われています。毎朝20分の礼拝や宗教科の授業、そのほか毎月生徒が献金先を決めて行う「献金」などさまざまな活動を通し、人に仕える精神、平和への意志を育みます。6年一貫教育で、先取り授業や習熟度別クラス編成などが取り入れられています。総合的な学習の時間には、自らのテーマを決め、調べ、言語化してまとめ発表することで自学自習能力を養う「ARE学習」を行っています。

 

 

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