芝浦工業大学附属中学校の中学入試情報・受験対策

芝浦工業大学附属中学校の受験対策

難易度

芝浦工業大学附属中学校は東京都江東区豊洲にある偏差値59程度の学校です。理工系人材を育成できる数少ない学校となっています。唯一無二の教育内容に、私立中学校・高等学校の中でも注目されており、多くの受験生が集まります。

入試の特徴勉強のポイント

芝浦工業大学附属中学校の入試は第1回入試、第2回入試、第3回入試、特色入試の4種類の試験があります。

入試方式によって試験内容が異なるため、入試要項をしっかりと確認しておきましょう。

各科目リスニング問題が出題されるため、重要なポイントを押さえて聞きとれるよう、しっかりと対策をしておきましょう。

 

芝浦工業大学附属中学校の入試情報

第1回

《募集人員》

男女 計75名

 

《入学試験》

1) 国語(60分・120点満点)

2) 算数(60分・120点満点)

3) 理科(50分・100点満点)

3教科すべてで聞いて解く問題(リスニング)を実施

第2回

《募集人員》

男女 計40名

 

《入学試験》

1) 国語(60分・120点満点)

2) 算数(60分・120点満点)

3) 理科(50分・100点満点)

3教科すべてで聞いて解く問題(リスニング)を実施

特色入試(午後)

《募集人員》

男女 計15名

 

《入学試験》

1) 言語技術・英語  ※のうち1科目選択(30分・100点満点)

2) 算数(30分・100点満点)

第3回入試

《募集人員》

男女 計25名

 

《入学試験》

1) 国語(60分・120点満点)

2) 算数(60分・120点満点)

3) 理科(50分・100点満点)

3教科すべてで聞いて解く問題(リスニング)を実施

 

参照:芝浦工業大学附属中学高等学校 中学入試生徒募集概要

 

芝浦工業大学附属中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

試験時間60分の大問4~5題構成です。リスニング問題、計算問題、基礎問題、応用問題が出題されます。問題のほとんどは、途中式や考え方の配点があり、答えが不正解でも部分点をもらえる場合があります。そのため、日頃から途中式や解答の考え方を丁寧に書く癖を身につけておきましょう。

※特色入試は試験時間30分、大問3題構成です。

国語の傾向と対策

試験時間60分でリスニング問題1題、読解問題3題、知識問題2題の大問6題構成です。読解問題では物語文、説明文、韻文がそれぞれ1題ずつ、知識問題では漢字や慣用句、ことわざなどが出題されます。記述問題の配点が大きい傾向があるため、要点を指定された字数内に的確にまとめて記述する力を養っておきましょう。

理科の傾向と対策

試験時間50分の大問8題構成です。地学・生物・化学・物理の4分野からリスニング問題、記述問題が出題されます。実験・観察に関する問題、図表やグラフの読み取り問題が頻出です。仕組みの説明や考察を記述する問題があるため、暗記だけでなく、原理を理解することを心がけて学習に取り組む必要があります。

英語の傾向と対策

試験時間30分で難易度は英検4級から準2級レベルです。リスニング問題とリーディング問題がほぼ同じ比率で出題され、多岐選択の記号での回答となります。リスニングは一度しか放送されないため、メモを取りながら集中して聞く必要があります。リーディングでは空所補充問題、150〜250語程度の英文を読み内容に関する質問に答える問題となります。扱う場面や題材は、英検に準じた形になっているため、英検を活用して学習しておくとよいでしょう。

言語技術の傾向と対策

試験時間30分で資料分析型の問題1題、課題解決型の問題1題の大問2題構成となっており、記述問題や選択問題が出題されます。記述問題では指定された条件をふまえて設問に解答する問題もあり、分析力や表現力などが問われるため、曖昧な意見ではなくはっきりとした意見を記述しましょう。記述問題は正解が一つではありません。問題の練習をする際は、学校や塾の先生に記述の内容を確認してもらうとよいでしょう。

 

芝浦工業大学附属中学校基本情報

公式サイト

芝浦工業大学附属中学校:https://www.ijh.shibaura-it.ac.jp/

基本情報

創立年

1982年

生徒数

484名(2021年4月時点)

芝浦工業大学附属中学校 所在地情報

〒135-8139  東京都江東区豊洲6-2-7

教育理念

1. 科学技術立国たる我が国の発展に寄与するための多彩な資質を育む
2. 批判的精神、論理的思考、説得力ある表現を鍛える
3. 不断に自己成長できる学習習慣と向上心を育てる
4. 心と体を整え、世界と社会に貢献する気概を養う

 

引用元:校訓・教育目標 本校について 芝浦工業大学附属中学高等学校

中学校の特徴

芝浦工業大学附属中学校は、旧国鉄で働く若者のために1922年に創設された東京鐡道中学を前身としています。6年を2年ごとに分けた中高一貫教育により、産業界の現場で社会に貢献できる理工系人材を育成しています。2017年に高校が男女共学化し、2021年から中学校も共学となりました。観察・実験を重視し、科学・技術・工学・数学・情報・芸術に特化した理工系教育を行っています。充実度の高い「化学」「生物」「物理・地学」の実験室や、ロボットを用いたプログラミング授業、芝浦工業大学との連携によるものづくり体験ブログラムなどが特徴です。1年次は、長野県茅野市にある蓼科山での登山合宿を通して、忍耐力や敬愛の精神を養います。3年次には海外教育旅行があり、アメリカで2人1組のホームステイを経験します。部活動については、運動部・文化部・同好会合わせて20のクラブがあります。

 

オンライン家庭教師WAMの芝浦工業大学附属中学校受験対策

芝浦工業大学附属中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、芝浦工業大学附属中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。