渋谷教育学園渋谷中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

渋谷教育学園渋谷中学校の受験対策

難易度

渋谷教育学園渋谷中学校は、東京都渋谷区にある偏差値72程度の共学校です。千葉県で一番偏差値の高い渋谷教育学園幕張中学校・高等学校と姉妹校であり、基本的なカリキュラムは同じになっています。海外の名門大学に進学する学生が多いことで注目されています。

入試の特徴・勉強のポイント

渋谷教育学園渋谷中学校は、第1回入学試験と第2回入学試験、第3回入学試験、帰国生入学試験の4つの入試方式があります。入試方式によって試験内容が異なるため、入試要項をしっかりと確認しておきましょう。各科目とも難易度の高い問題が出題されるため、基礎をしっかりと押さえ、応用問題を数多く解く必要があります。

 

渋谷教育学園渋谷中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

試験時間50分で計算問題、一行問題、応用問題が出題され、図形、速さ、場合の数、数の性質が頻出です。難易度の高い問題が多く出題されるため、基礎を押さえ難易度の高い応用問題に数多く取り組む必要があります。また、答えが不正解でも、考え方や途中式が合っていれば部分点をもらえます。そのため、日頃から途中式や解答の考え方を丁寧に書く癖を身につけておきましょう。

国語の傾向と対策

試験時間50分で小説・物語文の読解問題1題、論説・説明文の読解問題1題の大問2題構成です。読解問題では7000字程度の文書量があるため、速読力を養っておく必要があります。また、記述問題が多く出題されるため、過去問や問題集を活用して、要点を指定字数内で的確にまとめる練習をしておきましょう。

理科の傾向と対策

試験時間30分で物理・化学・生物・地学の4分野から偏りなく出題され、融合問題形式が多い傾向にあります。また、実験や観察の結果・過程を考察させる問題が多く出題されるため、暗記だけでなく、原理を理解しておく必要があります。テキストにはない独自の問題内容のため、過去問を活用して学習に取り組みましょう。

社会の傾向と対策

地理・歴史・公民の分野から時事問題や地図、歴史史料などの読み取り問題が出題されます。日頃から新聞やニュースを見る習慣を身につけ、地図帳や資料を読み込んでおきましょう。また、試験時間30分で設問数が30問程度のため、1問当たり約1分で解く必要があります。時間配分を意識して過去問演習に取り組むと良いでしょう。

 

渋谷教育学園渋谷中学校基本情報

公式サイト

渋谷教育学園渋谷中学校:https://www.shibushibu.jp/

基本情報

創立年

1995年

生徒数

637名(2021年4月時点)

渋谷教育学園渋谷中学校 所在地情報

〒150-0002  東京都渋谷区渋谷1-21-18

教育理念

21世紀の国際社会で活躍できる人間を育成するため「自調自考」の力を伸ばすことを根幹に、国際人としての資質を養う、高い倫理感を育てる、3つの教育目標を掲げています。

「自調自考」の力を伸ばす
国際人としての資質を養う
高い倫理感を育てる

引用元:教育目標 渋谷教育学園渋谷中学高等学校

中学校の特徴

渋谷教育学園渋谷中学校は、「自調自考」の力や国際的視野を持ち、人の役に立てる人材を育成しています。シラバス(学習設計図)を活用し、6年間を2年ずつに分けた中高一貫教育が特徴です。ユネスコ憲章の理念を実践するための教育を行う「ユネスコスクール」に認定されています。国際理解教育を重視しており、多数の帰国生が在籍する他、留学生も毎年受け入れています。3年次より、外国人教師から英語以外に中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語といった第二言語を学ぶことができます。希望者はオーストラリアへの海外研修も可能です。

部活動については、運動部が13、文化部が20、研究会・同好会が11あります。「模擬国連部」では、国連の仕組みや各国の立場を学び、他校との練習会に参加して国際問題について考えます。

2021年度は高校模擬国連国際大会で国連事務総長賞を受賞しています。

 

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