高輪中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

高輪中学校の受験対策

難易度

高輪中学校は東京都港区高輪にある偏差値64~70程度の中高一貫の男子校です。効率のよい学習を進めており、6年間を見通した無駄のないカリキュラムが特徴です。近年、早慶上理といった私大最難関の合格数が飛躍的に上昇しています。

入試の特徴・勉強のポイント

高輪中学校は様々な入試方式があります。入試方式によって試験内容が異なるため、入試要項をしっかりと確認することが大切です。国語、算数、社会の難易度は標準レベルのため、基礎知識をしっかりと身につけるための学習を行うとよいでしょう。ただし、理科は試験時間30分のなか、難易度の高い応用問題、複雑な計算問題が出題されるため、時間的余裕はあまりありません。時間配分を意識して応用問題に取り組む学習が必用になります。

 

高輪中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

ABC日程:試験時間50分で、大問5題構成です。基礎的な計算問題、一行問題が中心ですが応用問題も出題されます。応用問題では図形、規則性が頻出です。難易度は標準レベルのため、基礎をしっかりと押さえておきましょう。

算数午後入試:試験時間60分で、計算過程を重視し総合力を見る問題が出題されます。記述型入試であり、計算過程だけでなく問題文中にない値・事柄を用いる場合は説明も必要になります。日頃から途中式や解答の考え方を書く癖を身につけておきましょう。

国語の傾向と対策

試験時間50分、文章読解題2題、知識問題1題の大問3題構成です。知識問題では漢字の読み書きや慣用句、同音異字など幅広く出題されます。読解問題の解答形式は選択、記述が中心です。記述問題では、筆者の考えや登場人物の心情、内容の理由説明を問う問題が出題されます。そのため、問題集や過去問を活用して、文章を正確に理解する読解力と要点を的確にまとめる記述力を養っておきましょう。

理科の傾向と対策

試験時間30分、物理1題、化学1題、生物1題、地学1題の大問4題構成です。基礎問題だけでなく、複雑な計算や応用力が必要な問題も出題されます。そのため、基礎知識を取り入れるだけでなく、過去問や問題集を活用して応用問題にもしっかりと対応できるようにする必要があります。

社会の傾向と対策

試験時間30分の大問3題構成です。地理、歴史、政治の3分野を中心とした総合問題、時事問題、資料を使った問題が出題される傾向にあります。時事問題に対応できるように日頃からニュースや新聞を読む習慣をつけておくとよいでしょう。また、試験の難易度は標準レベルで、地理、歴史、政治から偏りなく出題されるため、基礎をしっかりと押さえ幅広く学習することが大切です。

 

高輪中学校基本情報

公式サイト

高輪中学校:https://www.takanawa.ed.jp/

基本情報

創立年

1885年

高輪中学校所在地情報

〒108-0074 東京都港区高輪2-1-32

教育理念

「見えるものの奥にある見えないものを見つめよう」

引用元:高輪中学高等学校 校長挨拶

中学校の特徴

高輪中学校は、1885年に京都西本願寺により創立された「普通教校」を前身とする男子校です。学力と人格の両方を養うことで、自分の行動に責任を持ち、新時代のリーダーとして社会に貢献できる人材を育成しています。3年次からは成績により、一般クラスに加えて選抜クラスが設置されます。成績不振者を指名して補習を実施している他、希望者を対象とした講習は、放課後に加えて夏期講習・冬期講習も行っています。英語については全員が英検を受験し、3年次以降はGTECも受験します。数学・国語では数学検定や漢字検定の受験指導も行っているのが特徴です。また、学年ごとに「自然体験学習」や「農工芸体験学習」、「西日本探訪」など、学外での体験学習があります。希望者は3年次に「イギリス・サマースクール」や「アメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ」への参加も可能です。部活動については、運動部が11、文化部が16、同好会が7あります。

 

オンライン家庭教師WAMの高輪中学校受験対策

高輪中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、高輪中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。