東京都立南多摩中等教育学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

東京都立南多摩中等教育学校の受験対策

難易度

東京都立南多摩中等教育学校は八王子市にある男女共学の中等教育学校で、偏差値は63程度となります。公立であるため学費が安いということもあり、2022年度の競争倍率は約4.14倍で、合格難度は高くなっています。また、卒業生は東京大学をはじめとする難関国公立や早慶上理などの難関私立大学へ多数進学しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

東京都立南多摩中等教育学校の入試は、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱでの受験となります。各科目ごとの受験ではありませんが、それぞれの基礎知識がしっかりと身についている必要があります。独自問題も出題されるため、複数年の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

 

 

東京都立南多摩中等教育学校の入試情報

【一般枠募集】

募集人員:160名

 

試験内容:適性検査Ⅰ〈独自問題〉(45分)、適性検査Ⅱ〈共同作成問題〉(45分)

 

《特例措置》

個人面接面接

※集合及び検査時間は各都立中学校が定める。

 

 

東京都立南多摩中等教育学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、大問1題の小問3問構成となります。課題に対する自分の考えや意見を論理的かつ的確に表現する力が問われます。そのため、読解力の向上と記述対策が最も重要となります。文章から要点を抜き出し、400字前後で簡潔にまとめる力を養いましょう。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問3~5題構成となります。いくつかの与えられたテーマについて、資料から情報を正確に読み取り、分析・判断し自分の持つ知識と合わせて論理的に考察し、表現する力が問われます。郷土料理や石鹸と洗剤、図形や倍数・約数など身近なことや算数的内容がテーマとして出題されます。各科目の基本知識は必要不可欠であるため、教科書学習を中心に基礎をしっかりと固めておくことが大切です。また、過去問演習をしっかりと行い、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

 

東京都立南多摩中等教育学校基本情報

基本情報

創立年

2009年

東京都立南多摩中等教育学校 所在地情報

〒192-0046  東京都八王子市明神町4-20-1

教育理念

人間力の南多摩 ―心・知・体の調和―

1,心を拓く
「心」とは、特に人間に顕著な精神作用を総合的にとらえた称。
「拓く」とは、努力していい状態に変えること。

2,知を極める
「知」とは、情勢の変化に応じて的確に判断・処理できる、頭の働き。知恵。
「極める」とは、それ以上は望めないところまで達すること。

3,体を育む
「体」とは、意識・思考・活動をする主体としての肉体。
「育む」とは、親鳥がひなを羽に包んで育てること。

 

中学校の特徴

東京都立南多摩中等教育学校は、世界で活躍できるイノベイティブなグローバル人材を育てることを目的とする中高一貫の教育を行っています。文部科学省による「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校として、国内外の大学、企業・地域、国際機関等と連携し高度な学びを提供しています。また、フィールドワーク活動を推進しており、1年次の地域学習、2年次の〈モノ〉を素材とした調査研究、3年次の科学的な検証活動を通し、「コミュニケーション力」をもとにした「情報収集力」と「分析力」の育成を目指しています。

 

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