中学入試情報・受験対策
東洋英和女学院中学部の中学入試情報・受験対策
東洋英和女学院中学部の受験対策
難易度
東洋英和女学院中学部は、港区六本木にある完全型の私立女子中高一貫校で、偏差値は62程度となります。院内推薦制度があり、進学を希望する学生は推薦条件を満たすことにより面接と書類審査で東洋英和女学院大学への入学が許可されます。また、国公立大学や早慶上理、GMARCHなどの有名私立大学への進学実績が多数あります。
入試の特徴勉強のポイント
東洋英和女学院中学部の入試は、A・B日程と帰国生の3日程あり、A日程と帰国生は同日に行われます。A・B日程は、国語・算数・社会・理科の4科目と面接(受験生のみ)、帰国生は国語・算数の2科目と面接(受験生・保護者1名)で行われます。どの科目も基本~標準レベルの問題が多いため平均点が高く、ケアレスミスには注意が必要です。
東洋英和女学院中学部の入試情報
A日程 一般入試
《募集人数》
約80名
《入試科目》
4科目
国語(45分・100点)
算数(45分・100点)
社会(30分・60点)
理科(30分・60点)
面接(受験生のみ)
B日程 一般入試
《募集人数》
約30名
《入試科目》
4科目
国語(45分・100点)
算数(45分・100点)
社会(30分・60点)
理科(30分・60点)
面接(受験生のみ)
帰国生 一般入試
《募集人員》
若干名
《入試科目》
2科目
国語(45分・100点)
算数(45分・100点)
面接(受験生・保護者1名)
参照:東洋英和女学院中学部・高等部 入試情報 2023年度 一般入試 募集要項
東洋英和女学院中学部の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
例年、大問10題で構成されており、大問数が多く様々な分野から出題されます。解答用紙ではなく、問題用紙に解答を書きこむ形式となるため、丁寧な解答を心がけましょう。大問1~7は基本~標準レベルの問題が多いため素早く解答し、大問8~10の難度の高い応用問題にできるだけ時間を確保することが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。
国語の傾向と対策
ここ数年、年度によって大問数が1題もしくは2題と異なり、2021年度は文学的文章1問のみの出題となりました。文章量が多く読解スピードが必要となります。読解問題の中に漢字や文法語法問題が含まれているため、普段からコツコツと学習しましょう。記述問題がよく出題されているため、自分のことばで表現し、まとめる練習を行うことが大切です。
理科の傾向と対策
例年、大問4題で構成されており、各分野から満遍なく出題されます。基本から標準レベルの問題が多く高得点での勝負となりやすいので、時間配分を意識しながら丁寧に解答し、ケアレスミスをしないように注意しましょう。試験時間が短いため、解答できる問題から解いていくことも大切です。
社会の傾向と対策
例年、大問3題で構成されており、各分野からバランスよく出題されます。解答形式は、記号選択や適語記入、記述式が中心で、中でも記述式が比較的多くなっています。全体的に標準レベルの問題なので、基礎知識を定着させて正確に解答し、ケアレスミスをしないように注意しましょう。過去問演習に取り組み、時間配分や出題形式を把握しておくことも大切です。
東洋英和女学院中学部基本情報
公式サイト
東洋英和女学院中学部:https://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/
基本情報
創立年
1884年
生徒数
599人(高校含む全校生徒:1,146人)(2020年5月1日現在)
東洋英和女学院中学部所在地情報
〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40
教育理念
「敬神奉仕」
中学校の特徴
東洋英和女学院中学部は、1884年にカナダ人宣教師マーサ・J・カートメルによって設立された東洋英和女学校を源流とする女子校です。神を敬い、人を愛し、社会に貢献する人材を育成しています。6年一貫教育を活かした先取り学習や少人数教育、補習やチューター制による学習支援を行い、一人ひとりの学習を丁寧に支える教育プログラムが特徴です。学力だけでなく、礼拝や聖書の授業といった情操教育を通して寛容の精神を身に付け、豊かな人間性を養うことができます。英会話では独自の教科書を使用するなど、英語教育に力を入れており、家庭で予習復習ができるシステムも導入されています。部活動については、スポーツ系7、ステージ系7、文化系14のクラブがあります。また、ピアノ科や日本舞踊教室など6つの課外教室があり、専門のレッスンを受けることができます。
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