筑波大学附属駒場中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

筑波大学附属駒場中学校の受験対策

難易度

筑波大学附属駒場中学校は、世田谷区にある国立男子中高一貫校で、偏差値は79程度と非常に高くなっています。筑波大学の附属校ですが内部進学はありません。毎年卒業生の半数以上が東京大学に進学するという、非常に高い東大進学率を誇る名門校です。

入試の特徴・勉強のポイント

筑波大学附属駒場中学校の入試は、第1次選考と第2次選考で行われます。第1次選考として抽選が実施され、抽選で選ぶ人数は募集人員の約8倍とされています。第2次選考の学力検査では、全教科とも試験問題の難易度が高いため、徹底した対策が必要となります。早い段階から過去問演習に取り組み、出題される内容を把握しておきましょう。

 

筑波大学附属駒場中学校の入試情報

〇入学選考

募集人員:男子120名

 

◆第1次選考(抽選)
※抽選で選ぶ者の数は募集人員の約8倍とし、抽選を実施するか否かについては本校左脇掲示板に掲示もしくは本校ホームページに掲載する。
※抽選を実施した場合は抽選で選ばれた者を、抽選を実施しなかった場合は出願者全員を、第1次選考合格者とする。

 

◆第2次選考(学力検査)
4教科(400点満点)
国語・算数・社会・理科(各教科100点)

 

筑波大学附属駒場中学校 令和4年度 生徒募集要項

 

筑波大学附属駒場中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年大問4題構成で、難度の高い問題となっています。数の性質や図形問題が頻出分野ですが、幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないよう満遍なく勉強することが大切です。早い段階で基礎を定着させ、応用問題や過去問演習に取り組み、出題される問題の難易度や時間配分を把握しておきましょう。また数値記入や途中式などを求められる解答形式のため、丁寧な解答を心がけてミスを減らしましょう。

国語の傾向と対策

例年、大問3~4題で構成されており、論説文や物語文、随筆文の読解問題が2題と独立問題が出題されます。説明記述式の問題が多いため、読解力や記述力、語彙力など総合的な国語力が問われます。普段からたくさんの文章を読み、記述問題に多く取り組みましょう。また、試験時間に余裕はないため、速読力を磨くことも大切です。

理科の傾向と対策

例年、大問6~7題で構成されており、4分野から実験や観察中心の問題が満遍なく出題されます。幅広い知識と思考・応用力が問われるため、語句の暗記だけではなく、本質を理解しておくことが大切です。基礎知識を身につけた上で、演習問題や過去問演習などで練習を重ね、実践力を磨きましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問3題で構成されており、地理・歴史・公民から満遍なく出題されます。地図やグラフなどの与えられる資料情報の難度が高いため、資料問題に慣れておく必要があります。時事問題も出題されるため、普段から新聞やニュースなどで情報を入手しておきましょう。

 

筑波大学附属駒場中学校基本情報

公式サイト

筑波大学附属駒場中学校:https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/

基本情報

創立年

1947年

生徒数

約360人(高校含む全校生徒:約840人)(中学校1学年定員約120人、高校1学年定員約160人)

筑波大学附属駒場中学校所在地情報

〒154-0001 東京都世田谷区池尻4丁目7−1

教育理念

「自由・闊達の校風のもと 挑戦し、創造し、貢献する生き方をめざす」

 

「挑戦」とは、既成の価値観にとらわれがちな自分自身に立ち向かって、新しい世界を切り開こう
とする精神面での姿勢をさしています。

 

「創造」とは、本校の校風である「自由・闊達」の具体的な表現で、柔軟にのびのびとすべてに意
欲的に取り組もうとする行動面での姿勢をさしています。

 

「貢献」とは、自らに「挑戦」し、「創造」した結果として実現したものを、社会に役立てることを
さしています。

 

本校ではこの理念のもと、生徒自らが学ぶ態度の涵養に努め、国際社会で活躍できるトップリーダ
ーの育成をめざしています。

 

引用元:筑波大学附属駒場高等学校における特色と魅力

中学校の特徴

筑波大学附属駒場中学校は、1947年に開校した東京農業教育専門学校附属中学校を母体とする男子校です。文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校として探求型カリキュラムを重視し、国際社会で活躍できる科学者や技術者の育成を目標としています。筑波大学との連携教育を行っており、最先端の学問に触れ、直接研究者から教わることのできる環境が特徴です。教科学習以外に総合学習の時間を設けており、水田学習やフィールドワークなどを通して、幅広く多角的な学びが可能となっています。部活動については、音楽部や演劇部、数学科学研究部、サッカー部、野球部、山岳部など、23のクラブがあります。

 

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