中学入試情報・受験対策
早稲田実業学校中等部の中学入試情報・受験対策
早稲田実業学校中等部の受験対策
難易度
早稲田実業学校中等部は国分寺市にある男女共学の私立小中高一貫校で、偏差値は65程度となります。早稲田大学への推薦制度があり、卒業生のほとんどが早稲田大学の各学部に進学しています。入試倍率は、ここ数年3倍を下回ったことがありません。
入試の特徴勉強のポイント
早稲田実業学校中等部の入試は、1日程のみで行われ、国語・算数・社会・理科の4科目の受験が必要となります。帰国生も一般入試と同一日時に同一問題で行われます。どの科目も基礎知識を定着させ、標準レベルの問題は確実に解けるように対策を行いましょう。
早稲田実業学校中等部の入試情報
【募集概要】
〇募集人員
約110名(男子約70名・女子約40名)
〇選考方法:筆記試験
国語(100点満点・60分)
算数(100点満点・60分)
社会(50点満点・30分)
理科(50点満点・30分)
面接(なし)
【帰国生徒募集要項】
〇募集人員
男女合わせて若干名
〇選考方法:一般入試と同一日時に同一問題で行います。
※一般受験者の合格点内にいる帰国生徒は合格とします。加えて、本校の内規(非公表)に従って、一定の点数に達していれば合格とします。
早稲田実業学校中等部の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
例年、大問5題で構成され、難易度の高い問題が目立ちます。幅広い範囲から出題されるため、全範囲を満遍なく学習し、苦手分野を作らないようにする必要があります。図形問題の出題が多いので、優先的に学習しましょう。早い段階から難問対策をするのではなく、まず標準レベルの問題をこなしてから、難問に挑戦することが大切です。過去問演習に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。
国語の傾向と対策
近年、大問3題で構成されており、小説・随筆分・説明文・論説文などの読解問題2題と知識問題1題の出題が続いています。知識問題は漢字や熟語、慣用句、敬語など幅広く出題され、難易度は高めです。まずは語彙力を身につける必要があるため、毎日コツコツ学習して知識を積み重ねましょう。読解問題は8000字程度の文章量なので、さまざまな文章を読み、読解力と速読力を鍛えておくことが大切です。
理科の傾向と対策
例年、大問3~4題で構成されており、環境問題を中心とした総合問題が頻出となっています。標準レベルの問題が中心ですが、細かな知識が必要な問題も多いため、まずは教科書を繰り返し読み込み、各分野の基礎知識を定着させることが大切です。複数年分の過去問と麻布中・武蔵中学校などの過去問も有効的なので、対策として取り入れましょう。
社会の傾向と対策
例年、大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野から出題されるため、満遍なく学習し各分野の知識は確実に定着させておきましょう。年度によって分野ごとに大問が分かれている場合と、分野が混在する大問の場合があります。リード文や会話文、説明文などの長文を読んで設問に答える形式です。過去問演習に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
早稲田実業学校中等部基本情報
公式サイト
早稲田実業学校中等部:https://www.wasedajg.ed.jp/introduction/s.html
基本情報
創立年
1901年
生徒数
688人(2022年5月1日現在)
早稲田実業学校中等部所在地情報
〒185-8505 東京都国分寺市本町1-2-1
教育理念
「去華就実」
中学校の特徴
早稲田実業学校中等部は、早稲田大学系属の学校で、初等部からの生徒とともに学習を行います。教科横断的な探究活動、協働学習、体験学習などを行う「総合的な学習の時間」を核とした独自の教育課程が編成されています。「総合的な学習の時間」では1971年から伝統行事として続く飛鳥・奈良を中心にした「古京教室」や長期休暇中の校外教室の実施など様々な活動が行われています。また3年次には個人で課題を設定し、取材や調査・研究を行いレポートをまとめ発表する卒業研究に取り組みます。
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