早稲田中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

早稲田中学校の受験対策

難易度

早稲田中学校は、新宿区にある私立男子中高一貫校で、偏差値は72程度と高くなっています。早稲田大学への推薦入学制度があり、毎年およそ半数の生徒が、早稲田大学に推薦で進学しています。東京大学をはじめとする国公立大学や早慶上理、GMARCHなど有名私立大学に多数合格者を輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

早稲田中学校の入試は、一般入試2日程と帰国生入試2日程があります。どの日程でも国語・算数・社会・理科の4科目を受験する必要があり、試験問題はすべての受験生で共通となっています。全体的に難易度が高いため、標準レベルの問題は確実に解けるようになっておくことが大切です。過去問演習に取り組み、出題内容を把握しておきましょう。

 

早稲田中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題で構成されており、年度や1つの大問の中でも難度に差があることが特徴です。答えのみを書く形式のため、正確な計算と丁寧な解答を心がけましょう。図形問題が多く出題されるため、重点的に学習する必要がありますが、その他の分野の学習も大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や難易度を把握して、解ける問題から解答する意識を持っておくと良いでしょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問2題で構成されており、小説文・物語文・随筆分・説明文などの読解問題が出題されます。素材分の文章量が多く内容がやや難しいため、素早く正確に内容を理解する必要があります。レベルの高い漢字の書き取り問題も出題されるため、小学生では馴染みのないようなレベルの漢字まで身につけて得点源にしましょう。過去問演習や多くの読解問題に挑戦することが重要です。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、化学・物理・生物・地学の各分野から1題ずつとなっています。標準レベルの問題が多いですが、問題数も多いため試験時間に余裕はありません。ケアレスミスを防ぐために、基礎知識の定着と正確な計算を心がけましょう。実験や観察では、器具の扱い方についての問題が頻出のため、実験の流れや結果と合わせて器具についての知識も身につけておくことが大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野から1題ずつとなっています。単に暗記するだけではなく、出来事の流れや背景も合わせて覚えておく必要があります。地図や表などの資料の読み取り問題が頻出です。また、他では見られない珍しい問題も一部出題されるため、過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。

 

 

早稲田中学校基本情報

公式サイト

早稲田中学校:https://www.waseda-h.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1895年

生徒数

中学校 定員900名(2022年4月1日現在)

早稲田中学校 所在地情報

〒162-8654 東京都新宿区馬場下町62

教育理念

本校の教育目的は、常に真を基本とする人格の要請に努め、個性を伸張して、国家社会に貢献し得る、健康で民主的な人材を育成することにあります。

 

引用元:教育目標|早稲田中学校・高等学校

 

中学校の特徴

早稲田中学校では、中高6年間の完全一貫教育が行われており自らの志を遂げるため学力の向上を目指しています。大学進学を前提としたカリキュラムが展開され、約半数が早稲田大学の各学部に推薦で進学しています。数学では中3までに高1の内容を終わらせる先取り教育が行われ、英語ではネイティブスピーカーによる少人数の英会話が実施されています。また鎌倉研修や埼玉県秩父盆地でのフィールドワークなどの体験学習も積極的に取り入れられています。

 

 

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