名古屋経済大学市邨高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

名古屋経済大学市邨高等学校の受験対策

偏差値・難易度

名古屋経済大学市邨高等学校は、名古屋市千種区にある男女共学の併設型私立中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり、44~56程度となります。卒業後の進路は、筑波大学や愛知県立大学などの国公立大学、早稲田大学、立命館大学、名古屋経済大学などの私立大学、短期大学、専門学校、海外大学への進学や就職など多岐にわたります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

名古屋経済大学市邨高等学校の入試は、推薦入試、一般入試、いちむら未来入試(特色入試)の3種類で、いちむら未来入試はエクスプローラー・コースのみ実施されます。入学試験について、推薦入試は作文と個人面接、一般入試は5教科の学力試験、いちむら未来入試は作文と2教科の学力試験、面接が課されます。作文はさまざまなテーマで書く練習を行い、先生から添削指導を受けることが大切です。面接の対策として、先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接で実践的な練習を行いましょう。また、公式HPに一般入試の4年分の過去問が掲載されています。各科目ともバランスよく学習し、入試傾向や形式を把握するためにも、過去問に取り組みましょう。

 

 

名古屋経済大学市邨高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入試】

作文(50分/600字)

個人面接

 

【一般入試】

国語・数学・社会・理科・英語(各45分/各100点)

※英語:リスニング含む

 

【いちむら未来入試(特色入試)】

※エクスプローラー・コースのみ対象

作文(50分/600字)

数学・英語(各40分/各100点)

※英語:リスニング含む 個人面接

※自己アピールのため、活動実績の分かるトロフィーや賞状などを撮影した写真を2枚まで持参してもよい。

 

参照:いちむら 2023 令和5年度 生徒募集要項

 

 

名古屋経済大学市邨高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

〈一般入試〉

例年、大問3~4題で構成で、大問1は四則計算や方程式、因数分解などの計算問題や、確率、中央値、図形などの文章題が出題されます。大問2以降は単元ごとの問題もしくは文章題となっており、確率や度数分布表・ヒストグラム、図形、関数、規則性、作図、平均値、会話を読んで答える問題など、出題範囲は多岐にわたります。中でも関数と図形問題の出題はよく見られるため、重点的に学習することが大切です。さらに、図形問題では証明問題が含まれる場合もあるため、しっかりと対策しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

〈一般入試〉

例年、大問4題構成で、現代文の長文読解2題、漢字の読み書きや慣用句などの語彙問題1題、古文1題が出題されます。解答形式は記号選択が大半を占めていますが、一部要約問題が含まれます。筆者の主張や意見・考えを、指定された文字数と条件に従って解答する必要があります。複数年分の過去問や類似問題など多くの問題で演習を重ねましょう。

 

英語の傾向と対策

〈一般入試〉

例年、聞き取り検査1題と筆記検査3題の構成となります。聞き取り検査の対策として、単語の意味や発音、イディオム、文法など基本をしっかりと押さえ、リスニング用CDやラジオなどを活用して聞き取りの練習を行いましょう。筆記検査は会話文2題と長文読解1題が出題されており、設問は適語補充や整序、内容把握、英作問題などとなります。例年、出題傾向や形式にあまり差は見られないため、基本事項を定着させたうえで、複数年分の過去問に取り組みましょう。

 

理科の傾向と対策

〈一般入試〉

大問数や出題分野は年度によって異なり、大問5~7題構成で地学・生物・化学・物理の各分野からの出題となります。地学では地球と宇宙や地震、地層、プレート、天気、火山活動など、生物では微生物の実験や消化、細胞、DNA、動植物など、化学では質量保存の法則や化学反応式、実験器具、気体の発生、水溶液の濃度、化学変化など、物理では電流やエネルギーの実験問題、光の反射、音の性質、熱量・電力量、圧力など様々な単元から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。

 

社会の傾向と対策

〈一般入試〉

例年、大問5~6題構成で、歴史・地理・公民の各分野から出題されます。出題範囲は、歴史が各時代の出来事や社会問題、社会的背景、制度、年表など、地理では人口や雨温図、各都府県の製造品出荷額、地形、外国との比較、輸出入、世界遺産、農業、漁業など、公民では選挙や国会、憲法などに加えてSDGsなどの時事問題と多岐にわたります。また、グラフや地形図、写真、年表など資料問題が多く出題されるため、教科書だけでなく、地図帳や資料集にも目を通しておきましょう。

 

 

名古屋経済大学市邨高等学校基本情報

公式サイト

名古屋経済大学市邨高等学校:https://ichimura.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1907年

生徒数

1,367人(2022年5月1日現在)

名古屋経済大学市邨高等学校 所在地情報

〒464-8533 愛知県名古屋市千種区北千種3-1-37

教育理念

建学の精神

一に 人物、二に 伎倆。

 

引用:名古屋経済大学 市邨高等学校|教育理念

 

高校の特徴

名古屋経済大学市邨高等学校は、ICT活用力と言語力を鍛えるとともに、主体的な探究活動を中心とした授業を展開する「Explorer Course」、5つの系統から選ぶ豊富な選択科目でキャリアをデザインする「Career Design Course」、多様な選択科目・学校設定科目で深い思考と豊かな教養を育成する「Academic Course」、確かな基礎力と広い視野を身につけ、文武両道を図る「Bright Course」が設置されています。全コース共通で週30時間授業となり、放課後には部活動をはじめ、探究活動、自主学習、補習、ボランティア活動など様々な活動を行えるようにしています。2・3年時にはコース・教科の枠を越えた「市邨ゼミ」が設定されており、興味・関心を共有する集団の中で深く学ぶことができます。

 

 

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