函館ラ・サール高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

函館ラ・サール高等学校の受験対策

偏差値・難易度

函館ラ・サール高等学校は北海道函館市にある私立男子中高一貫校です。偏差値は68程度で、2022年度の入試競争倍率は1.49~1.63倍となります。学生寮が完備されており、全国から受験生が集まる人気の学校です。卒業生は、東京大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理・GMARCHなどの難関私立大学へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

函館ラ・サール高等学校の入試は、推薦入試・一般入試・県外特別入学試験の3種類となります。推薦入試と県外特別入学試験は国語・数学・英語の3科目の学科試験、一般入試は国語・数学・英語・理科・社会の5科目の学科試験が課されます。各科目に配点の差はないため、苦手科目を作らないようにバランスよく学習しましょう。また、試験問題はそれぞれ異なるため、自分が受験する入試方式に合った対策が必要です。公式HPに3年分の過去問と模範解答が掲載されているため、活用すると良いでしょう。

 

 

函館ラ・サール高等学校の入試情報

入試科目・配点

◇推薦入試

【募集人員】
全日制・普通科
推薦と県外特別入試で30名程度

 

【学科試験】
国語・数学・英語(各60分・100点)
※英語:リスニングテスト含む

 

◇一般入試

【募集人員】
全日制・普通科
160名程度(内部進学性含む)

 

【学科試験】
国語・数学・英語(各60分・100点)
社会・理科(各50分・100点)
※英語:リスニングテスト含む

 

参照:函館ラ・サール高等学校 令和4年度 入学試験要項

 

◇県外特別入学試験

【募集人員】
全日制・普通科
推薦入試と県外特別入試で30名程度

 

【学科試験】
国語・数学・英語(各60分・100点)
※英語:リスニングテスト含む

 

参照:函館ラ・サール高等学校 令和4年度 県外特別入学試験要項

 

 

函館ラ・サール高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

(推薦県外)
例年、大問4~5題構成となります。大問1が計算・小問集合、大問2以降が応用問題で平面図形や立体図形、関数、方程式、確率などが出題されます。計算問題や小問集合は基本問題となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。応用問題では、解答形式が穴埋めとなっている問題も出題されます。出題傾向と問題形式に慣れるため、複数年分の過去問に取り組んでおきましょう。

 

(一般入試)
例年、大問4~5題構成で大問1.2が計算・小問集合、大問3以降が応用問題となります。計算・小問集合では推薦県外入試と同様に、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答が必要です。応用問題では平面図形、立体図形、関数、方程式や関数の文章題などが頻出分野となります。苦手分野を作らないように各分野の基礎知識をしっかりと身につけて、応用問題にも挑戦しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

(推薦県外)
例年、大問1.2が漢字の書き取り問題、大問3~5が長文読解問題の大問5題構成で、解答形式は選択、抜き出し、説明記述となります。漢字問題は5題ずつ計10題出題されるので、確実に得点できるように毎日コツコツと学習しましょう。長文読解問題は3題あるため、時間配分に注意が必要です。過去問演習は時間を計りながら行い、出題傾向とペース配分の把握に努めましょう。

 

(一般入試)
例年、大問2題構成で長文読解問題のみとなります。解答形式は適語補充、抜き出し、選択、説明記述で、小問として漢字の読み書き問題も出題されます。ユニークな問題形式となっているため、必ず複数年分の過去問に取り組み出題方式に慣れておきましょう。

 

英語の傾向と対策

(推薦県外)
例年、大問9題構成となります。設問内容はリスニング2題、文法、和文英訳、長文読解2~3題です。リスニング問題は2題出題され、それぞれ2回ずつ放送されるため、落ち着いて回答することを心がけましょう。文法問題では穴埋め選択や適語補充、並び替えなどが出題されます。また、長文読解問題は長めの文章2題、もしくは長めの文章1題と短めの文章2題など、年度によって出題形式が異なります。どのような形式で出題されても対応できるように、しっかりと対策を行いましょう。

 

(一般入試)
例年、大問8~9題構成で、リスニング2題、文法、発音、和文英訳、長文読解2題、英作文などが出題されます。リスニング対策として、日ごろからテレビやラジオ、スマホのアプリなどを活用し英語を聞くことに慣れておきましょう。単語やイディオム、文法などは、毎日コツコツと学習し知識を身につける必要があります。また、年度によっては10語以上の英作文問題が出題されるため、たくさんの英文を書き、先生から添削指導を受けることで記述力を養いましょう。

 

理科の傾向と対策

(一般入試)
例年、大問4題構成で、生物・物理・化学・地学の各分野からまんべんなく出題されます。設問文が長く、また、会話文問題なども出題されるため、時間配分には注意が必要です。解答形式は選択や計算、適語補充、語句回答となります。漢字指定の語句回答問題や、化学反応式を答える問題も出題されるため、公式や化学反応式、重要語句などは正確に覚えておきましょう。複数年分の過去問演習でペース配分や出題傾向を把握しておくことが大切です。

 

社会の傾向と対策

(一般入試)
例年、大問5題構成で、地理・歴史・公民からバランスよく出題されます。地理は国内外を問わず幅広い範囲から出題されるため、教科書だけでなく資料集や地図帳にも目を通しておきましょう。解答形式は選択式が中心となりますが、語句回答や説明記述も含まれます。重要語句は暗記するだけでなくその時代の歴史的背景等も理解しておく必要があります。出題傾向や問題形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組んでおきましょう。

 

 

函館ラ・サール高等学校基本情報

公式サイト

函館ラ・サール高等学校:https://www.h-lasalle.ed.jp/shs/

 

基本情報

創立年

1960年

函館ラ・サール高等学校所在地情報

〒041-8765 北海道函館市日吉町1-12-1

 

高校の特徴

函館ラ・サール高等学校は、1960年にカトリック・ラ・サール修道会によって設立されました。世界79か国に約1100あるラ・サール校のうちの1校として、人間教育とキリスト教精神を重んじ、「信じる心、共生する心、奉仕する心」を育むための教育を実践しています。キリスト教の素養を身につけるとともに、自分と社会を見つめる目を養うため、週に1回、人間社会の多岐にわたる問題についてのディスカッションを中心とした「倫理宗教」の授業を実施しています。全国各地から異なる地域文化を背負う生徒が集まっており、多様な人間体験をすることで豊かな社会性を養うことができるのも魅力の一つとなっています。また、寮生活をする生徒は、1年間(高校入学者の場合)大部屋寮生活となり、たくましく柔軟なコミュニケーション力や強い自立心を身につけると同時に、生涯にわたる友人関係を構築することができます。

 

 

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