札幌大谷高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

札幌大谷高等学校の受験対策

偏差値・難易度

札幌大谷高等学校は北海道札幌市東区にある私立中高一貫校で、偏差値はコースにより異なりますが50~62程度となります。最も偏差値が高いのは、普通科英数選抜コースです。卒業生は、北海道大学をはじめとする国公立大学や、札幌大谷大学、北海道科学大学、東北芸術工科大学などの私立大学へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

札幌大谷高等学校の入試は、単願・推薦入学試験と一般入学試験があります。単願・推薦入学試験は面接試験のみ、一般入学試験は普通科が5科目の学科試験、音楽科と美術科が国語・数学・英語の3科目と実技試験が課されます。学科試験は、各科目とも基礎知識をしっかりと身につけた上で過去問に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。面接試験は、家族や先生の協力を得て、何度も模擬面接を行うことが大切です。実技試験については、募集要項で詳細を確認しておきましょう。

 

 

札幌大谷高等学校の入試情報

入試科目・配点

【募集人員】320名
《内訳》
〇普通科 250名※募集人員には内部(札幌大谷中学校)からの進学者を含みます。
・英数選抜コース
・学力重点コース(Sコース)
プログレッシブSクラス(PSクラス) | アスリートSクラス(ASクラス)
・個性探求コース
〇音楽科 30名
〇美術科 40名

 

【入学試験】
◇単願・推薦入学試験
面接
※単願・推薦入学試験合格決定後、「学力点検」を実施します。

 

◇一般入学試験
・普通科(札幌試験場・地方試験場)

国語・数学・英語・理科・社会(各50分)※英語のリスニングテストは実施しません。

 

・音楽科・美術科(札幌試験場)
国語・数学・英語・実技試験(各50分)※英語のリスニングテストは実施しません。

 

・音楽科・美術科(地方試験場)
国語・数学・英語
※実技試験免除者のみ

 

《音楽科実技試験》
試験内容詳細
各専攻とも1曲を暗譜で演奏してください。
(ア) ピアノ専攻
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの任意のソナタより1つの楽章(ただし緩徐楽章は除く)。またはそれと同等以上の任意の曲。繰り返しなし。

 

(イ) 声楽専攻
イタリア古典歌曲または中学校音楽教科書の独唱曲の中から任意の1曲(歌詞は原曲でも日本語でもよい)をピアノ伴奏で歌唱。

 

(ウ) 管楽器・弦楽器・打楽器専攻
専攻楽器による任意の1曲(クラシック作品またはクラシックの編曲)を伴奏なしで演奏する。繰り返しなし。ポピュラー、ジャズ等は不可。

 

(エ) 電子オルガン専攻
任意の1曲(クラシック作品またはクラシックの編曲)を演奏する。ポピュラー、ジャズ等は不可。自動演奏は使用不可。

 

(オ) 作曲専攻
自作曲1曲の楽譜を持参し、演奏する。演奏に関しては、電子的な再生も可とする。
曲は任意の形式でよいがクラシックのスタイルによるものとする。ポピュラー、ジャズ等は不可。

 

注意事項
1. ピアノ・電子オルガン以外の演奏楽譜は各自持参してください。
2. 声楽の伴奏は本校で担当します。伴奏楽曲のコピーを入学願書とともに提出してください。
3. 作曲の自作曲楽譜は、原稿でもコピーでもよい。コンピュータ浄書の印刷物も可とする。
4. 実技受験者の演奏曲目は、web出願に入力してください。

 

実技試験免除について:「中学生のための冬季芸術教室」「札幌大谷音楽コンクール」の成績により実技試験を免除します。

 

・美術科
国語・数学・英語・実技試験(国数英 各50分/実技試験(静物デッサン)60分)

 

《美術科実技試験》
全員共通課題
デッサン | 鉛筆による静物デッサン

 

注意事項
1. 鉛筆(2H~4Bのすべて)、消しゴム(または練りゴム)を持参してください。
2. 画用紙、画板、モチーフ、台紙(白い紙)は本校で用意します。

 

実技試験免除について:「中学生のための冬季芸術教室」の成績により実技試験を免除します。

 

参照:入試要項 2022年度

 

 

札幌大谷高等学校基本情報

公式サイト

札幌大谷高等学校:https://www.s-ohtani.ed.jp/high

 

基本情報

創立年

1948年

生徒数

896人(2022年5月1日時点)

札幌大谷高等学校 所在地情報

〒065-0016  北海道札幌市東区北16条東9丁目1

教育理念

札幌大谷中学校は親鸞聖人の御教えを建学の精神とする学校です。

 

私たちは「さまざまな環境に支えられ、生かされている存在」であり、
「かけがえのない『いのち』を授かっている尊い存在」です。
また、人として、自分の存在が他者を生かす存在になるために、
どのように生きていくかを絶えず問い続けることが大切です。

 

今ある自分をそのまま受け入れ、容認し、感謝する心に支えられた
「慈愛に満ちた人格」を形成することが本校の「人間教育」の目的です。
また、そのような心を持った、自立した社会人を育成することが
本校の社会的責務であると考えています。

 

心の教育の実践の中で「学習習慣」「生活習慣」を確立し、
「人としての基本」を育みながら、各自の進路達成を目指します。

 

引用元:札幌大谷中学校・高等学校|教育目標・校訓

 

高校の特徴

札幌大谷高等学校は、親鸞聖人の御教えを建学の精神とし、『人間力』の育成を目指しています。「普通科」「音楽科」「美術科」が設置されており、それぞれで進路・目標にあったカリキュラムが展開されています。「普通科」は、英数選抜コース・プログレッシブSクラス・アスリートSクラス・個性探求コース[Gコース]で構成されています。英数選抜コースは中高一貫教育で医学部や東大・京大などの難関大学を目指すコースとなり、高校からの編入生は、内部生と進度を合わせるため1年次には3ヶ年生専用の授業を行い、2年次より合流します。また、全コース生を対象に「講座制」が導入されています。週3回の放課後と土曜日に様々な講座が開講されており、「基礎に力を入れて苦手をなくしたい」「応用力を身につけたい」など自分の目的に合わせて自由に講座を選択し受講することができます。「音楽科」「美術科」は、専門科目が充実していることはもちろん、一般教科も国語・英語を中心にセンター試験レベルに対応しているので、大学や専門大学への進学も可能となっています。

 

 

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