札幌日本大学高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年1月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

札幌日本大学高等学校の受験対策

偏差値・難易度

札幌日本大学高等学校は、北海道北広島市虹ヶ丘にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり、プレミアSコースが64程度、特進コースが61程度、総合進学コースが53程度となります。日本大学の付属校の特性を活かし、学部説明会や模擬授業、進路ガイダンスを実施するなどきめ細かい進路指導を行っており、3つの付属推薦入試制度によって多くの学生が日本大学の各学部へ進学しています。他にも東京大学や早慶上理などの難関国公私立大学への進学実績もあります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

札幌日本大学高等学校の入試は、推薦入学試験と一般入学試験、帰国生入学試験の大きく分けて3種類となります。推薦入試は推薦Ⅰ~Ⅲに分かれており、選抜方法は受験するコースによって異なります。一般入学試験は、国語・英語・数学・社会・理科の5教科の学科試験と個人調査書で選抜が行われ、国際バカロレア(IB)コース受験者のみ面接(日本語・英語)が課されます。各科目とも配点に差はないため、バランスよく学習しておくことが大切です。公式HPに2年分の過去問が掲載されているため必ず取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

 

札幌日本大学高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入学試験】

《推薦Ⅰ(専願:自己推薦)》

〇プレミアSコース

①自己推薦書・個人調査書・面接

特進コースの合否を判定

②学力認定調査 (国語・英語・数学・社会・理科/各50分/各100点)

学力認定調査の結果でプレミアSコースの合否を判定

 

〇特進コース

自己推薦書

個人調査書

面接

 

〇国際バカロレア(IB)コース

自己推薦書

個人調査書

面接(日本語・英語)

 

※学力認定調査を受検(特進・国際バカロレア(IB)コースは希望者)し、成績優秀の場合、学習特待生(A・B)の資格が得られます。

 

《推薦Ⅱ(単願:自己推薦)》

〇総合進学コース

自己推薦書

個人調査書

面接

作文(600字程度/50分)

 

《推薦Ⅲ(併願推薦:自己推薦)》

〇プレミアSコース

①自己推薦書・個人調査書

特進コースの合否を判定

②学力認定調査 (国語・英語・数学・社会・理科/各50分/各100点)

学力認定調査の結果でプレミアSコースの合否を判定

 

〇特進コース

自己推薦書

個人調査書

 

〇国際バカロレア(IB)コース

自己推薦書

個人調査書

面接(日本語・英語)

 

※学力認定調査(5教科各100点満点)は全員受検。

成績優秀者には学習特待生(A・B)の資格が付与されます。

 

【一般入学試験】

・学科試験(記述式)

国語・英語・数学・社会・理科(各50分/各100点) 合計500点

※英語:リスニング含む

・個人調査書

※面接(日本語・英語):国際バカロレア(IB)コース受験者のみ

 

参照:2023年度入試 生徒募集要項

 

【帰国生入学試験(海外入試)】

《単願・併願》

国語・数学・英語

面接(受験生のみ)

在籍学校長の調査書

 

参照:2023年度 帰国生入学試験(海外入試)募集要項

 

 

札幌日本大学高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

〈令和4年度一般入学試験問題〉

試験時間50分の大問5題構成です。大問1は計算や2次方程式、確率、作図などの小問集合、大問2が文章題、大問3以降は関数や平面図形、連立方程式、規則性の問題などが出題されます。簡単な問題は確実に正解し、得点源にすることが大切です。出題形式や傾向を把握するためにも、複数年分の過去問に取り組みましょう。

 

国語の傾向と対策

〈令和4年度一般入学試験問題〉

試験時間50分の大問5題構成です。語彙問題や読解問題(小説的文章・論説的文章)、古文、条件作文が出題されます。語彙問題は、漢字や四字熟語、慣用句、接続詞など普段からコツコツと学習し、多くの知識を身に付けておくことが大切です。過去問を含め多くの問題に取り組み、読解力や精読力、記述力、表現力などをしっかりと養いましょう。

 

英語の傾向と対策

〈令和4年度一般入学試験問題〉

試験時間50分の大問4題構成です。大問1がリスニング問題、大問2はA・Bの2つの英文についての問題、大問3が会話文、大問4が対話文と英作文問題となります。リスニング問題では、英文が1度だけ読まれる問題と2度読まれる問題があるため、問題を注意深く確認して挑みましょう。基礎事項をしっかりと身につけた上で過去問や多くの問題に取り組むことが大切です。英作文では難しい構造は避けてシンプルな文を作成し、スペルが不安な単語は使用しないなど注意しましょう。

 

理科の傾向と対策

〈令和4年度一般入学試験問題〉

試験時間50分の大問5題構成で、化学・物理・生物・地学の各分野から満遍なく出題されます。各分野ともバランスよく学習し、苦手分野を作らないようにすることが大切です。また、実験や観察についての問題が多くみられるため、実験器具の使い方や手順、結果から考えられることなどをしっかりと押さえ、過去問や類似問題などでしっかりと演習を行いましょう。

 

社会の傾向と対策

〈令和4年度一般入学試験問題〉

試験時間50分の大問4題構成です。地理・歴史・公民の各分野から出題されるため、どの分野もバランスよく学習しておきましょう。解答形式は記号選択が大半を占めていますが、一部の語句解答で漢字指定がある問題も含まれます。写真や地図、グラフ、年表などの資料を用いた問題が多く出題されるため、教科書だけでなく、地図帳や資料集などにも目を通しておくことが大切です。

 

 

札幌日本大学高等学校基本情報

公式サイト

札幌日本大学高等学校:https://www.sapporonichidai.ed.jp/high/

 

基本情報

創立年

1964年

札幌日本大学高等学校 所在地情報

〒061-1103 北海道北広島市虹ヶ丘5丁目7-1

教育理念

日本大学の教育理念

自主創造

 

引用元:教育方針・目標

 

高校の特徴

札幌日本大学高等学校は、難関国公立大学合格を目指す「プレミアSコース」、国公立大学や難関私立大学合格を目指す「特進コース」、部活動と両立しながら日本大学や道内外の私立大学合格を目指す「総合進学コース」、世界基準の教育プログラムを展開する「国際バカロレア(IB)コース」の4コース制となっています。2020年度より、グローバル思考の国際人の育成を目的とした「SGL」、高度な医療人材の教育と育成を目的とした「MLP」という独自のプログラムを展開しています。

 

 

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