高校入試情報・受験対策
白陵高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2022年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
白陵高等学校の受験対策
偏差値・難易度
白陵高等学校は、兵庫県高砂市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は73程度で、兵庫県内トップクラスの難度となります。2022年度の入試競争倍率は2.0倍で、年度により各教科の平均点は異なりますが、6割程度得点することが合格の目安となります。東京大学や京都大学などの最難関国公立大学や、早慶上理、京都薬科大学、大阪医科薬科大学などの難関私立大学へ多数の合格者を輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
白陵高等学校の入試は1日程のみで、国語・英語・数学の学科試験が課されます。試験時間は各科目60分で、それぞれ100点満点となります。平均点は年度によって異なりますが、6割以上得点することを目安にしましょう。公式HPに3年分の過去問と2年分の英語のリスニングスクリプトが掲載されています。基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。
白陵高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
例年、大問5題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。小問集合では因数分解や平方根、図形の面積や角度に関する問題が出題されます。大問2以降では、場合の数、図形の面積、角度、線分の長さ、関数が頻出です。特に、図形問題が複数出題されるため、苦手意識を持たないように演習を繰り返し行いましょう。また、大問2以降は解答形式が記述式となるため、途中式なども丁寧に書くことが重要となります。
国語の傾向と対策
例年、大問3題構成で、現代文・古文・漢文から1題ずつ出題されます。現代文は、論説的文章が1題で、小問として漢字の書き取りや接続詞、慣用表現などの知識問題と、内容説明の記述問題が複数出題されるため、毎日コツコツ学習してことばの知識や読解力、記述力を養いましょう。古文・漢文は、現代語訳や内容理解を問う問題となります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
英語の傾向と対策
例年、大問4題構成で、リスニング1題、長文読解2題、和文英訳問題1題となります。リスニングは4つのパートに分かれており、それぞれ2回ずつ放送されます。単語の発音や意味、イディオム、文法などの基礎知識をしっかりと身につけた上で、英語のラジオやYoutubeで聞き取り練習を行いましょう。長文読解問題は2題出題され、解答形式は選択や抜き出し、日本語での説明記述、並べ替え、適語補充、英文和訳となります。様々なテーマの長文問題に挑戦し、読解力や精読力を養うことが大切です。和文英訳は5~7問程度出題されます。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
白陵高等学校基本情報
公式サイト
白陵高等学校:http://www.hakuryo.ed.jp/
基本情報
創立年
1963年
生徒数
564人(2022年05月01日時点)
白陵高等学校 所在地情報
〒676-0827 兵庫県高砂市阿弥陀町阿弥陀2260
教育理念
校訓校是
規律ある生活を送る中で高い教養を身につけさせ、国際社会のリーダーを育成する。
研究と訓練
自分で調べ、考え、探求する力と何度も繰り返すことにより基礎的な力をつけさせる
独立不羈
周囲に流されず、自分の信念・責任感を持って自主自立する力をつけさせる
正明闊達
こだわりを持たず、明るく正しく、元気に活き活きとした人間を追求する
高校の特徴
白陵高等学校は、英才の育成を目的に中学・高校6か年の一貫した教育を行っています。高校からの募集人数は若干名であり、専願の出願のみとなります。日常生活における「躾」を重視し、責任を自覚した節度ある行動をとるための指導も行っています。通学が困難な生徒や自立した規則正しい生活を身につけたい生徒のために白陵寮(男子のみ)という寮を設置しており、新入寮生歓迎球技大会やクリスマス会などの行事も実施しています。
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