雲雀丘学園高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

雲雀丘学園高等学校の受験対策

偏差値・難易度

雲雀丘学園高等学校は、兵庫県宝塚市にある私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は65程度となります。2022年度の入試競争倍率は、1.00~1.17倍です。東京大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理、関関同立などの難関私立大学への合格実績があります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

雲雀丘学園高等学校の入試は、A・Bの2日程実施されます。試験内容は、A日程が5教科(国数英理社)、B日程が3教科(国数英)で、両日程とも専願者のみ個人面接も課されます。試験時間は国数英が各50分、理社が各40分と異なりますが、配点は各100点と教科ごとの差は無いため、苦手分野を作らないようバランスよく学習する必要があります。公式HPに3年分の過去問(A日程)とリスニングデータが掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

雲雀丘学園高等学校の入試情報

入試科目・配点

【A日程】

国語、数学、英語(各50分/各100点)

※英語はリスニング含む

理科、社会(各40分/各100点)

面接(専願者のみ/個人面接)

※推薦出願の受験生は、最初に2分程度で志望理由と自己アピールをプレゼンし、その内容をもとに面接を実施

 

【B日程】

国語、数学、英語(各50分/各100点)

面接(専願者のみ/個人面接)

 

参照:2023年度 入試ガイド

 

 

雲雀丘学園高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《A日程》
例年、大問6題構成で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。設問数は計算問題が4問、小問集合が5問程度となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。出題分野は、平方根、因数分解、中央値、場合の数、関数、図形の角度や面積、確率など多岐にわたりますが、例年、出題範囲に大きな違いは無いため、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

《A日程》
例年、大問2題構成で、論説的文章と小説的文章が1題ずつ出題されます。小問として漢字の読み書きや語句の意味、熟語、接頭語などの知識問題も含まれるため、毎日コツコツ学習し、知識の理解を深めましょう。解答形式は大半が選択式で、一部抜き出しや説明記述問題が出題されます。筆者の主張や登場人物の心情などを正確に読み取り、分かりやすく簡潔に記述する練習を行いましょう。

 

英語の傾向と対策

《A日程》
例年、大問6題構成で、長文読解問題2題、知識問題3題、リスニング問題1題となります。設問内容は内容理解や適語補充、英文和訳、和文英訳、誤文訂正、日本語での説明記述、並び替えなど多岐にわたります。単語の意味や発音、文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、出題傾向と形式を把握するために複数年分の過去問に取り組むことが大切です。また、リスニング問題は英語のラジオやYoutubeなどを活用し、英文を聴くことに慣れておきましょう。

 

理科の傾向と対策

《A日程》
例年、大問4題構成で、地学・化学・生物・物理の各単元から1題ずつ出題されます。各単元の出題順や単元は年度によって異なるため、苦手単元を作らないようにバランスよく学習することが大切です。計算問題やグラフを用いた問題、実験や観察に関する問題も含まれるため、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

社会の傾向と対策

《A日程》
例年、大問6題構成で、地理・歴史・公民の各分野から2題ずつ出題されます。設問数は50問程度となるため、時間配分にも注意が必要です。地図や地形図、グラフ、図表、写真、系図などの資料に関する問題が頻出となるため、教科書だけでなく地図帳や資料集、年表などにも目を通しておきましょう。また、語句回答では漢字指定のある問題も含まれるため、教科書に漢字で記載されている語句は、正しく読み書きできるようになっておくことが大切です。

 

 

雲雀丘学園高等学校基本情報

公式サイト

雲雀丘学園高等学校:https://www.hibari.jp/

 

基本情報

創立年

1956年

雲雀丘学園高等学校 所在地情報

〒665-0805 兵庫県宝塚市雲雀丘4-2-1

教育理念

基本理念

「孝道」

 

引用元:雲雀丘学園中学校・高等学校|学校案内|運営方針

 

高校の特徴

雲雀丘学園高等学校は、創立の精神「孝道(親孝行)」を軸とした人間教育の充実と、学力の向上を目指しています。CLIL型授業やエンパワーメント・プログラム、語学研修、留学などのグローバル教育や、大学や企業と連携した「探究プロジェクト」という希望制の課外活動、校内で行われる「探究ゼミ」など、様々な実践的教育が展開されています。高校からの入学生は「文理探求コース」所属となり、2年次以降理系と文系に分かれます。

 

 

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