神戸学院大学附属高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神戸学院大学附属高等学校の受験対策

偏差値・難易度

神戸学院大学附属高等学校は、兵庫県神戸市中央区にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり、特進文理コースが58程度、特進グローバルコースが54程度、総合進学コースが51程度となります。卒業生の4割程度は系列の神戸学院大学へ進学しており、その他の卒業生は兵庫県立大学、大阪教育大学、関関同立、産近甲龍などの国公私立大学や短期大学、専門学校への進学や、一般企業へ就職しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

神戸学院大学附属高等学校の入試は、出願時にA1~C2のいずれかのコースを選択する必要があり、志望コースによって試験内容が異なります。特進文理コースは国語、数学、英語、理科または社会の4教科、特進グローバルコースと総合進学コースは国語、数学、英語の3教科が課されます。試験時間と配点は、各科目50分の100点満点となります。特進グローバルコースの英語のみ、他コースと同一問題ですが、200点換算の傾斜配点となるため、同コースを志望する場合は英語を重点的に学習すると良いでしょう。また、出願コースや入学者選抜方法などの詳細を、募集要項で確認しておくことも大切です。

 

 

神戸学院大学附属高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2022年度》
大問4題構成で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3.4が単元ごとの問題となります。計算問題と小問集合は、基礎知識の定着を問う問題となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、完答を目指しましょう。単元ごとの問題では、関数(座標、面積比)や度数分布表に関する問題が出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習し、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

《2022年度》
大問4題構成で、大問1が知識問題、大問2.3が長文読解、大問4が古文の問題となります。知識問題では、漢字の誤字訂正や語句の意味がそれぞれ4問ずつ出題されるため、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。長文読解は論説的文章と小説的文章となります。漢字の読み書きや四字熟語、語句の意味などの知識問題のほか、内容理解を問う記述問題が複数出題されるため、分かりやすく簡潔に記述する表現力が必要となります。古文は、現代仮名遣いや語句の意味などの知識問題と、選択や抜き出しによる内容理解を問う問題が出題されます。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

英語の傾向と対策

《2022年度》
大問7題構成で、語彙・文法などの知識問題、会話文2題、長文読解2題となります。知識問題は、選択式の適語補充や最初の文字が指定された適語補充、並べ替え問題が出題されます。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけることが大切です。会話文問題と長文読解は、選択や和文英訳、英作文などの設問で内容理解が問われます。設問文が英文となっている場合もあるため、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握し、形式に慣れておきましょう。

 

理科の傾向と対策

《2022年度》
大問4題構成で設問数は50問程度、生物・地学・化学・物理の各分野から1題ずつ出題されます。植物や地層、天気の変化、物質の変化、化学反応式、運動とエネルギー、電流など様々な分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、計算問題も含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

社会の傾向と対策

《2022年度》
大問7題構成で、設問数は50問を超えます。地理・歴史・公民の幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。写真やグラフ、年表、図表、地図などさまざまな資料も含まれるため、教科書だけでなく資料集や地図帳、年表にも目を通しておきましょう。また、設問数が多いため、時間配分にも注意が必要です。

 

 

神戸学院大学附属高等学校基本情報

公式サイト

神戸学院大学附属高等学校:https://www.kobegakuin-f.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1912年

神戸学院大学附属高等学校 所在地情報

〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町4-6-3

教育理念

建学の精神

校祖森わさ先生は、「腹のできた底力のある人間」「真に社会に役立つ人間」を育てることを教育の目標とし、それを創立時の校訓「報恩感謝」「自治勤労」に要約し、己をふりかえる指針として「照顧脚下」の精神を強調しました。

 

本校は校祖の理念を継承するとともに、自然の恵みを忘れず、自分を見つめ、たゆまず学び、積極的に行動し、社会とともに生きる人間の育成をめざします。

 

引用元:本校の理念

 

高校の特徴

神戸学院大学附属高等学校は、「知・徳・体の調和がとれた主体的に生きる力を備え、社会に貢献できる人材の育成」に取り組んでいます。国公立大学や難関私立大学進学を目標に、少人数制クラスでハイレベルな学力を育成する〈特進文理コース〉、インターネットによる語学留学やイングリッシュキャンプ、海外留学を行うグローバルプログラムを展開する〈特進グローバルコース〉、高大連携プログラムをはじめ、一人ひとりの進路や目標に合わせた多彩な教育プログラムを展開する〈総合進学コース〉が設置されています。

 

 

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