法政大学第二高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

法政大学第二高等学校の受験対策

偏差値・難易度

法政大学第二高等学校は、川崎市中原区にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は70程度と神奈川県内トップクラスの難度となります。一定の基準を満たすことで法政大学のいずれかの学部に進学することができ、多くの学生が法政大学に進学している他、筑波大学などの国公立大学や、早慶上理ICU、MARCHなどの難関私立大学への進学実績もあります。

 

入試の特徴勉強のポイント

法政大学第二高等学校の入試は、書類選考と学科試験の2種類となります。書類選考は、出身中学校から提出された調査書と小論文により選考が行われます。学科試験は、3教科(国語・英語・数学)の筆記試験が課されます。必ず募集要項で詳細を確認し、受験する試験に合った対策を行いましょう。

 

 

法政大学第二高等学校の入試情報

入試科目・配点

【書類選考】

〇選抜方法

以下の基準に基づき、出身中学校から提出された調査書と小論文により選考。

・内申点の9教科合計が、一定水準以上の者

・上記の基準にわずかながら及ばなくても、中学校の活動において、優れた特徴を有する者

・上記2つを満たし、小論文において一定の評価を有した者

 

【学科試験】

筆記試験:国語・英語・数学(各50分/各100点)

※英語:リスニングテスト含む

※筆記試験終了後、帰国生と既卒生の受験生とその保護者を対象に面接を実施

 

参照:2023年度 入学試験要項(書類選考・学科試験)

 

 

法政大学第二高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、試験時間50分の大問6題構成です。大問1は因数分解や方程式、数の性質などの計算問題、大問2は文章題などの小問集合、大問3以降は各単元からの出題ですが、場合の数・確率や関数、平面図形、立体図形が頻出傾向となります。頻出単元を重点的に学習しておくことが大切です。全体的な難易度は、一部難度の高い問題も含まれていますが、標準レベルの問題が多くなっています。複数年分の過去問や類似問題などで演習を重ねておきましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、試験時間50分の大問3題構成です。現代文の長文読解問題2題(説明的文章・文学的文章)と総合的知識問題1題となり、古文・漢文からの出題はありません。知識問題では、漢字や対義語、口語文法、慣用句などが問われるため、普段からコツコツと学習し、多くの知識を身に付けておく必要があります。文章量は年度によって大きく変わりますが、複数年分の過去問や類似問題などさまざまな問題に取り組むことで、速読力や精読力を鍛えておきましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、試験時間50分の大問5題構成です。大問1はリスニング問題、大問2・3は長文読解問題、大問4は語彙類推問題、大問5は整序問題や英作文などが出題されます。リスニング対策として、リスニング用のCDやラジオなどを活用し、英文を聞き取る練習を行いましょう。単語やイディオム、文法などの基本事項をしっかりと定着させ、複数年分の過去問や類似問題に取り組み、速読力や精読力を鍛えておくことが大切です。

 

 

法政大学第二高等学校基本情報

公式サイト

法政大学第二高等学校:https://www.hosei2.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

法政大学第二高等学校 所在地情報

〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1

教育理念

「本校における教育は、人格の完成をめざして国民的共通教養の基礎を築き、平和的で民主的な国家および社会の形成者を育成することを目的とする。」

 

引用:教育理念(学則1条・目的)

 

高校の特徴

法政大学第二高等学校では、幅広い教養と自ら考える力を体得することにより、豊かな人格の形成を目指します。法政大学進学を前提に、基礎となる国語・英語・数学を学び、それに加えて、文系クラスでは社会科目関係を、理系クラスでは自然科学関係の科目を深く学びます。3年次の選択授業は、大学のゼミのような形式となっており、各教員が専門分野を活かした講座を設定しています。

 

 

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