相模原高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年7月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

相模原高等学校の受験対策

偏差値・難易度

相模原高等学校は、通称「県相」と呼ばれる公立高校で、偏差値は67程度となります。入試の競争倍率は約1.2倍です。大学進学を前提とした学生が多く、早慶上理やMARCH、国公立大学への合格者を多数輩出しています。

入試の特徴勉強のポイント

相模原高等学校の入試は、5科目の学科試験と10分程度の個人面接、さらに特色検査が課されます。学科試験については基礎知識をしっかりと身につけ、過去問演習で出題傾向を把握しておくことが大切です。面接は、試験当日に適度な緊張感を持って落ち着いて対応できるように、事前に模擬面接を行っておくと良いでしょう。特色検査では論理的思考力や科学的思考力、判断力、表現力などを問う問題が出題されます。学科試験とは別に、対策を行いましょう。

 

相模原高等学校の入試情報

【試験内容】

英語(50分)、国語(50分)、数学(50分)、理科(50分)、社会(50分)、面接(10分程度)、特色検査(自己表現60分)

【選抜方法】

選考にあたっては、次の方法により数値を算出する。
① 調査書の学習の記録については、次の式により算出された数値をAの値とする。
A=(第2学年の9教科の評定の合計)+(第3学年の9教科の評定の合計)×2
ただし、高等学校の校長は、第2学年の評定に第3学年の評定の2倍を加算した各教科の評定合計値のうち、3教科以内の評定合計値に、1を越え2以下の係数を乗じることができる。
この場合、係数を乗じた教科の数値と係数を乗じない教科の評定合計値の合計をAの値とする。
なお、係数は小数第1位までの数値を用いるものとする。

② 学力検査(追検査を含む。)については、学力検査実施教科の得点合計をBの値とする。ただし、高等学校の校長は、学力検査(追検査を含む。)を実施した各教科の得点のうち、2教科以内の得点に、1を越え2以下の係数を乗じることができる。この場合、係数を乗じた教科の数値と係数を乗じない教科の得点の合計をBの値とする。
なお、係数は小数第1位までの数値を用いるものとする。

③ 面接については、高等学校の校長が定めた観点ごとに評価し点数化した合計をCの値とする。

④ 特色検査については、当該高等学校の校長が定めた観点ごとに評価し点数化した得点をDの値とする。

⑤ 各受検者について算定したA、B、C、Dの値ごとに 100 点満点に換算した数値をそれぞれa、b、c、dとする。a、b、c、dの値を得る際には、小数第3位を四捨五入して算出する。また、aに乗じる係数をf、bに乗じる係数をg、cに乗じる係数をh、dに乗じる係数
をiとする。

 

(イ) 第1次選考
不正行為又は妨害行為を行った者を除き、次の式に基づくS1の上位から、共通選抜募集人員の90%まで合格者を決定する。式に用いる係数f、g、hは、それぞれf+g+h=10 を満たす2以上の整数とし、iは1以上5以下の整数とする。
なお、共通選抜募集人員の 90%とは、共通選抜募集人員に 0.9 を乗じ、小数点以下を切り捨てた数値とする。ただし、資料の整わない受検者の数が、共通選抜募集人員から共通選抜募集人員の90%を減じた数以上の場合には、共通選抜募集人員から「資料の整わない受検者の数+1」を減じた数とする。
S1=a×f+b×g+c×h
ただし、特色検査を実施した場合は、 S1=a×f+b×g+c×h+d×i とする。

(ウ) 資料の整わない者の選考
資料の整わない者については、参考にできる資料を活用して適正に選考することとし、前記(イ)に相当する者であるか判断し、合格者を決定する。

(エ) 第2次選考
前記(イ)及び(ウ)の合格者を除いた者を対象とし、不正行為又は妨害行為を行った者を除き、次の式に基づくS2の上位から共通選抜募集人員まで、合格者を決定する。式に用いる係数g、hは、それぞれg+h=10 を満たす2以上の整数とし、iは1以上5以下の整数とする。
なお、県立光陵高等学校における連携型中高一貫教育校連携募集において欠員を生じた場合は、その欠員分を加えて合格者を決定する。
S2=b×g+c×h
ただし、特色検査を実施した場合は、 S2=b×g+c×h+d×i とする。

(オ) 普通科音楽コース並びに農業、工業、商業及び水産に関する学科を置く高等学校並びに定時制の課程(横浜市立横浜総合高等学校)における第2希望の選考第1希望の志願者の選抜の結果、欠員を生じた学科・コース・部においては、他の学科・コース部を第1希望としていながら合格者とならず、かつ、当該学科・コース・部を第2希望とする志願者の中から前記(エ)に従って合格者を決定する。ただし、特色検査については、選考資料としない場合がある。

 

 

相模原高等学校の科目別傾向と対策

英語の傾向と対策

例年、大問8題構成で大半がマーク式の問題となります。長文読解問題が3題出題され1問あたりの配点も大きくなるため、しっかりと得点できるよう速読力や読解力を身につけておく必要があります。また、英作文では絵のストーリーを説明する問題が出題されます。内容を簡潔にまとめて記述する練習を行いましょう。複数年分の過去問演習で、それぞれの出題傾向に慣れておくことも大切です。

数学の傾向と対策

例年、大問6題構成で、2022年度ではすべての問題がマーク式での出題となりました。大問1.2は基本的な計算問題、大問3以降が応用問題となります。基本問題はケアレスミスすることなく、確実に得点することを心がけましょう。応用問題では、図形の証明・面積や体積などの求積、確率などが頻出です。難度も高めなので、1問に時間をかけすぎず、解ける問題からどんどん解き進めましょう。

国語の傾向と対策

例年、大問5題構成となっています。大問1が漢字や文法などの小問集合で、大問2以降が小説や論説などの読解問題、古文、グラフ等資料と対話文の問題が出題されます。読解問題では、時間配分に注意して素早く内容を理解するために速読力や精読力を磨きましょう。複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向を把握しておくことが大切です。

理科の傾向と対策

例年、大問8題構成で、物理、化学、生物、地学の各分野からまんべんなく出題されます。大問1~4はそれぞれの分野の小問集合、大問5~8は応用問題となります。水溶液の濃度計算、地層や岩石、実験や観察に関する問題が頻出となるため、重点的に学習しましょう。また、解答するための条件が問題文の中に含まれているため、長い問題文を丁寧に読み解く必要があります。基礎知識や事象の本質をしっかりと理解し、過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

社会の傾向と対策

例年、大問7題構成で各分野からバランスよく出題されます。大問1.2は地理、大問3.4は歴史、大問5.6は公民、大問7は地理・歴史・公民の総合問題となります。ただ暗記するだけでなく、背景知識なども含めてその事象についてしっかりと理解しておかなければ正解するのが難しい問題も出題されます。教科書だけでなく、資料集や地図帳なども活用して理解を深めましょう。

 

相模原高等学校基本情報

基本情報

創立年

1963年

相模原高等学校所在地情報

〒252-0242 神奈川県相模原市中央区横山1-7-20

教育理念

「礼節 信義 根性」

 

高校の特徴

相模原高等学校は、「礼節 信義 根性」を校訓とし、「文武両道」「切磋琢磨」をモットーに掲げる県立の高等学校です。令和3年から質の高い授業と授業時間数を確保する目的で70分授業を導入しています。また、全ての授業で主体的・対話的で深い学びを展開することにより、課題発見・解決能力や思考力、判断力を育成することを目指しています。神奈川県から「学力向上進学重点校エントリー校」、文部科学省から「SSH(スーパーサイエンススクール)」の指定を受け、「科学的探究力と国際性を備えたリーダーを育成する高大接続プログラムの研究開発」に取り組んでいます。

 

 

オンライン家庭教師WAMの相模原高等学校受験対策

相模原高等学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、相模原高等学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。