東北学院高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東北学院高等学校の受験対策

偏差値・難易度

東北学院高等学校は、宮城県仙台市宮城野区小鶴字高野にある偏差値63程度の私立の共学校です。特別進学コース・総合進学コースは東北学院大学以外の私立大学や国公立大学へ進む生徒が多く、TGコースは東北学院大学進学100パーセントを目指しており、ほとんどの卒業生は東北学院大学へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

東北学院高等学校の入試は、「推薦入試」「一般入試」「一般転入試」「海外帰国生編入試」の4つの入試方式があります。一般転入試・海外帰国生編入試・推薦入試(特別進学コース自己推薦)は国語・数学・英語の学力試験、推薦入試(TG総進コース推薦)は個人面接、一般入試では、国語・数学・社会・英語・理科の学力試験を実施しています。公式HPに過去5年分の入試問題が掲載されているため、必ず取り組み、出題傾向や問題形式を把握しておきましょう。また、一般転入試と海外帰国生編入試は、学力試験に加えて面接が課せられます。面接では、志望理由や自己PRなどよく聞かれる質問を想定した練習を行うことが大切です。

 

 

 

 

東北学院高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

(推薦入試)
試験時間50分で、大問4題構成です。令和4年度の入試では、大問1~2は小問集合、大問3~4は証明問題が出題されました。証明問題の対策として、三角形の合同条件や相似条件を正確に理解して、筋の通った説明文章を記述できるようにしておくことが大切です。また、小問集合では、連立方程式の文章題や確率、平均など幅広い分野から出題されるため、教科書に載っている問題は全て解けるようにしておきましょう。

 

(一般入試A日程・B日程)
試験時間50分で、大問4題構成です。証明問題が必ず出題されるため、三角形の合同条件や相似条件を正確に理解して、筋の通った説明文章を記述できるようにしておきましょう。また、計算過程の記述が求められる問題やグラフ・点などの作図問題が出題される年もあるため、問題集や過去問を活用して対策を行っておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

(推薦入試・一般入試A日程・B日程)
試験時間50分で、長文読解2題、古文問題1題、漢字の読み書き問題1題の大問4題構成です。長文読解問題では文章量が多いため、様々な文章の読解問題に数多く取り組み、速読力と読解力を身につけておきましょう。

 

英語の傾向と対策

(推薦入試)
試験時間50分で、大問7題構成です。令和4年度の入試では、リスニングや空欄補充、会話文や長文の読解問題などが出題されました。リスニング問題の対策として、英単語の発音をしっかりと理解し、英文を聞き慣れておきましょう。また、選択問題が中心となりますが、英単語を記述する問題もあるため、意味や綴りを正確に理解しておくことが大切です。

 

(一般入試A日程・B日程)
試験時間50分で、大問数は年度により異なりますが、近年では7~8題となります。リスニングや空欄補充、並び替え、会話文や長文の読解問題などが出題されます。表やイラストを読み取り、3文以上の英文で記述する問題も含まれるため、英単語や英文法の知識をしっかりと身につけて自分の言葉で表現できるようにしておきましょう。また、過去の試験では、大問11題と非常に問題数が多い年もあったため、どのような問題が出題されても対応できるような対策が必要です。

 

理科の傾向と対策

(一般入試A日程・B日程)
試験時間50分で、地学、生物、化学、物理からそれぞれ1題ずつの大問4題構成です。各分野偏りのない学習を行い苦手分野を作らないようにしましょう。また、選択問題が中心となりますが、計算問題も出題されるため、電気や濃度など理科で使う公式をしっかりと覚えておくことが重要となります。

 

社会の傾向と対策

(一般入試A日程・B日程)
試験時間50分で、大問4~5題構成です。地図や資料の読み取り問題が出題されるため、地図帳や資料集にも目を通しておきましょう。近年、記述問題が3~4問程度出題されているため、教科書をしっかりと読み込んで、当時の出来事や各時代の特徴などを説明できるようにしておくことが大切です。

 

 

 

 

東北学院高等学校基本情報

公式サイト

東北学院高等学校:https://www.jhs.tohoku-gakuin.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

生徒数

1,265人(2022年5月時点)

東北学院高等学校 所在地情報

〒983-8565 仙台市宮城野区小鶴字高野123番1

教育理念

東北学院の三校祖、押川方義、W・E・ホーイ、D・B・シュネーダーは、東北学院の建学の精神を、宗教改革の「福音主義キリスト教」の信仰に基づく「個人の尊厳の重視と人格の完成」の教育にあるとした。
その教育は、聖書の示す神に対する畏敬の念とイエス・キリストにならう隣人への愛の精神を培い、文化の発展と福祉に貢献する人材の育成を目指すものである。

 

引用:建学の精神|東北学院中学校・高等学校

 

高校の特徴

東北学院高等学校は、1886年に発足した「仙台神学校」を前身とし、現在に至るまで一貫して福音主義キリスト教に基づく宗教教育を行っています。高校からの編入生は1年次、最難関国公立大学・医学系大学合格を目指す「特別進学コース」か東北学院大学進学を目指す「TG総合コース」のどちらかに所属し、進級時に「特別進学コース」「総合進学コース(目標:難関国公立大学合格)」「TGコース」の3コースに再編成されます。グローバル教育の一環として、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)」に取り組んでおり、総合的な探究の時間に国際理解学習や平和学習、課題研究などを行う「3L希望学」を実施しています。

 

 

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