東大寺学園高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東大寺学園高等学校の受験対策

偏差値・難易度

東大寺学園高等学校は、奈良市山陵町にある私立中高一貫男子校です。偏差値は78程度と非常に高く、奈良県内でトップクラスの難度となります。奈良県以外では、大阪府や京都府からも多数の学生が受験しています。東京大学や京都大学、大阪大学などの難関国公立大学へ多数の合格者を輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

東大寺学園高等学校の入試は、国語、数学、理科、英語、社会の5科目の学科試験が課されます。試験時間は社会のみ50分で、社会以外は各60分となります。英語はリスニング問題も含まれるため、聞き取りの練習も忘れずに行いましょう。また、各科目とも基礎知識をしっかりと身につけた上で複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

 

東大寺学園高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、試験時間60分の大問5題構成です。大問1が4問程度の小問集合で、大問2以降が単元ごとの問題となります。平方根や関数、図形に関する問題が頻出となるため、重点的に学習しましょう。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、試験時間60分の大問4題構成です。大問1がリスニング問題、大問2.3が長文問題、大問4が和文英訳と10~20語程度の英作文問題となります。リスニング問題は小問8問程度で、放送は2回行われます。単語の意味や発音、文法などの基礎知識をしっかりと身につけて、英語のラジオやYoutubeなどを活用し英語を聴くことに慣れておきましょう。長文問題は、日本語訳や日本語での内容説明などの記述問題が複数出題されます。様々なテーマの長文問題に取り組み、読解力を養いましょう。英訳問題や英作文問題は、たくさんの文章を書いて、それらについて先生から添削指導を受け、表現力を向上させることが大切です。

 

理科の傾向と対策

例年、試験時間60分の大問6題構成です。生物・地学・化学・物理の各分野からまんべんなく出題されます。運動とエネルギー、電流、原子と分子、天体の動き、地層、植物・動物の体のつくりとはたらきなどが頻出単元となります。苦手単元を作らないように、バランスよく学習しましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

 

東大寺学園高等学校基本情報

公式サイト

東大寺学園高等学校:https://www.tdj.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1926年

生徒数

637人(2022年05月01日時点)

東大寺学園高等学校 所在地情報

〒631-0803 奈良県奈良市山陵町1375

教育理念

学園が目指すこと

1.基礎学力の重視

中高一貫教育を基本として、基礎学力の充実・練磨につとめ、高等教育への素地をつくる。

 

2.進取的気力の育成

進んで心身を鍛錬し、個性の伸長・自主性の確立につとめ、いかなる苦難にも屈せぬ気概を養う。

 

3.豊かな人間性の形成

東大寺創建の精神にかんがみ、生あるものすべての共存・相互扶助への自覚を深め、情操豊かな人間性の育成につとめる。

 

引用元:東大寺学園中・高等学校 学校概要

 

高校の特徴

東大寺学園高等学校は、華厳宗大本山東大寺の僧侶たちにより開かれた夜間学校を前身としています。伝統的に、生徒の自主性を尊重した教育を実践しています。授業は「進度」より「深度」を重視したものになっており、しっかりとした思考力を養うことができます。クラブ活動への取り組みにも力を入れているほか、槍ケ岳への登山やベトナムへの修学旅行などさまざまな学校行事が用意されています。

 

 

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