高校入試情報・受験対策
早稲田佐賀高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2023年1月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
早稲田佐賀高等学校の受験対策
偏差値・難易度
早稲田佐賀高等学校は、佐賀県唐津市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は69程度で、佐賀県内トップクラスの難度となります。早稲田大学の系属校として、入学定員の50%を上限とする推薦枠が設定されており、早稲田大学全学部に対して校内規定により推薦を決定することで、進学が可能となっています。そのほか、東京大学をはじめとする国公立大学や、慶應義塾大学、MARCHなどの難関私立大学への合格者を多数輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
早稲田佐賀高等学校の入試は、推薦入試・一般入試・帰国生入試の3種類となります。推薦入試は学力系・芸術系(吹奏楽)・S選抜・帰国生・体育系(野球)に、一般入試は1月入試と2月入試に分かれています。試験内容は入試方式によって異なるため、必ず募集要項を確認しておきましょう。また、公式HPに5年分の入試過去問が掲載されているため、しっかり解き込み出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。
早稲田佐賀高等学校の入試情報
入試科目・配点
【推薦入試】
《学力系・芸術系(吹奏楽)・S選抜・帰国生》
国語、英語、数学(各60分)
個人面接
《体育系(野球)》
国語、英語、数学(各60分)
スポーツテスト
個人面接
【一般入試】
《1月入試》
国語、英語、数学(各60分/各100点)
理科、社会(各40分/各50点)
※首都圏入試受験者は3教科(国語、英語、数学)の選択も可能
《2月入試》
国語、英語、数学(各60分/各100点)
集団面接
【帰国生入試】
国語、英語、数学(各60分/各100点)
個人面接
早稲田佐賀高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
《2022年度》
大問5題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。平方根や連立方程式、因数分解、図形、場合の数、確率、関数などさまざまな単元から出題されます。苦手単元を作らないようにバランスよく学習しましょう。会話形式の問題も含まれるため、類似問題で形式に慣れておくことが大切です。また、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
国語の傾向と対策
《2022年度》
大問3題構成で、論説的文章、小説的文章・古文から1題ずつ出題されます。論説的文章と小説的文章は、ともに文章量が多いため、速読力と精読力が必要となります。小問として漢字の読み書きや接続詞、語句の意味、古文単語、現代仮名遣い、文学史などの知識問題が出題されるため、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。解答形式は大半がマーク式となりますが、抜き出しや20~45字程度の説明記述問題も含まれます。自分の言葉で分かりやすく簡潔に記述する練習を行いましょう。
英語の傾向と対策
《2022年度》
大問6題構成で、会話文3題、長文読解2題、自由英作文1題となります。会話文は、選択式の適語補充や類義語、並び替え、内容一致などの問題が出題されます。自由英作文は15~20語程度の字数指定があるものと、指定語句のみで字数制限のないものがあります。長文読解問題では、和文英訳や並び替え、内容一致、適語補充などが出題されます。比較的長い課題文となるため、英語長文を読み慣れておく必要があります。また、単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
理科の傾向と対策
《2022年度》
大問3題構成で、地学以外の各分野から1題ずつ出題されます。各大問は7~10問程度の小問で構成され、解答形式は選択式と語句解答で、物理分野はすべて語句回答となります。計算問題も複数出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題分野は、体のつくりとはたらき、イオン、電流、運動の規則性などとなります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
社会の傾向と対策
《2022年度》
大問3題構成で、地理・歴史・公民の各分野から1題ずつ出題されます。各大問はそれぞれ10~15問程度の小問が含まれます。地図や地形図、グラフ、写真などの資料問題も多数出題されるため、教科書だけでなく資料集や地図帳などにも目を通しておきましょう。解答形式はマーク式がほとんどですが、人物名や条約、法令、資料の読み取りなど記述問題も含まれるため、漢字での解答や記述対策もしっかりと行うことが大切です。また、出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組みましょう。
早稲田佐賀高等学校基本情報
公式サイト
早稲田佐賀高等学校:https://www.wasedasaga.jp/
基本情報
創立年
2010年
早稲田佐賀高等学校 所在地情報
〒847-0016 佐賀県唐津市東城内7-1
教育理念
三本の柱
学問の独立
現在、そして未来のあらゆる課題に挑戦できる基礎的な学力と実践的な応用力を育成します。
進取の精神
さまざまな事象を積極的に取り入れ、そこから新しいものを創造する精神を育成します。
地球市民の育成
日本、そして世界の将来に貢献する人間性豊かなリーダーとなる人材を育成します。
引用元:早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校/早稲田佐賀高等学校|学校案内|建学の精神
高校の特徴
早稲田佐賀高等学校は、確かな学力と豊かな人間性を兼ね備えたグローバルリーダーの育成に取り組む中高一貫校です。高校からの入学生は、通常授業とは別に、補習授業や特別授業を受けることで中高一貫カリキュラムへのスムーズな移行を図ります。2年次からは、難関国立大学や医学部を目指すための難関大受験クラスが設置されます。長期休業中には、志望大学別や、難易度別など100以上の講座が完全講座制で実施されるほか、大手予備校と連携した医系小論文講座やセンター対策講座なども実施されています。
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