浜松聖星高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

浜松聖星高等学校の受験対策

偏差値・難易度

浜松聖星高等学校は、静岡県浜松市にある男女共学の私立高校です。偏差値はコースによって異なり、47~54程度となります。2023年度の入試競争倍率は、コースや入試区分によって差がありますが、1.00~1.15倍となっています。卒業後の進路は、東京外国語大学、鹿児島大学、静岡大学などの国公立大学、早稲田大学、上智大学、南山大学、関関同立などの私立大学、短期大学、専門学校への進学や、スズキ㈱、ヤマハミュージックマニファクチュアリング、静岡県警への就職など多岐にわたります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

浜松聖星高等学校の入試は1日程のみで、どのコースを志望する場合も5教科(国英数理社)の筆記試験と留学希望者のみ面接が課されます。配点は、特進コースと進学コースが、各科目100点の500点満点で、理数コースのみ数学または理科のうち、高得点の方を2倍とする傾斜配点方式で合計500点満点に換算して合否判定を行います。また、本試験で定員に満たない場合は再募集試験が行われ、再募集Aが3教科(国英数)の筆記試験と面接、再募集Bが面接のみ課されます。各科目とも苦手分野を作らないようにバランスよく学習した上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

 

浜松聖星高等学校の入試情報

入試科目・配点

【入学者選抜学力検査】

《募集コース》

理数コース/特進コース/進学コース

 

《試験内容》

国語、英語、数学、理科、社会(各50分)

面接(留学希望者のみ)

・個人面接(英語と日本語)

・保護者面接

 

※配点

・特進コース/進学コース

各100点の500点満点

 

・理数コース

数学または理科のうち、高得点の方を2倍とする傾斜配点方式とし、合計500点満点に換算

 

【再募集試験】

《再募集A》

国語、英語、数学(各50分)

個人面接

 

《再募集B》

※本試験・再募集Aで定員を充足した場合は実施しない

個人面接

 

 

参照:令和5年度 生徒募集要項

 

 

浜松聖星高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2023年度》 方程式や関数、直線・放物線のグラフに関する問題、図形の角度・長さ・面積に関する計算問題、確率の問題が出題されます。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

《2023年度》 小説、評論、古文、韻文、語句の分野から出題されます。小説・評論の問題では、小問として漢字の読み書き問題も含まれるため、完答できるように毎日コツコツ学習しておきましょう。日ごろから読書などを通して、たくさんの文章に触れ、登場人物の心情や筆者の主張などを正確に読み取る力を身につけることが重要となります。古文では、現代仮名遣いに直す問題や指示語の内容や語句が指す人物を答える問題が出題されます。本文をしっかりと読み、訳や語注などをヒントにしながら解答しましょう。韻文では、現代の詩とその鑑賞文が出題されます。鑑賞文の内容を正確に読み取り、筆者の意図をくみ取る練習が必要です。語句では、熟語の組み立てや四字熟語、係り受けに関する問題が出題されるため、しっかりと対策しておきましょう。

 

英語の傾向と対策

《2023年度》 リスニング、文法・語彙・語法などの知識問題、中文問題、長文問題が出題されます。リスニングは、イラストや図表を含む問題が出題されるため、知識問題の対策も兼ねて単語の意味や発音、文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、リスニングCDやYoutubeなどを活用して聞き取りの練習を行いましょう。中文問題は、300~350語程度の英文が2題、長文問題は1000語程度の英文となります。さまざまなテーマの英文にたくさん触れて、速読力や読解力を養うことが大切です。

 

理科の傾向と対策

《2023年度》 物理、化学、生物、地学の各分野からまんべんなく出題されます。物理分野はロケット問題、化学分野は化学反応式を伴うような問題や計算問題、生物分野は実験・観察に関するさまざまな問題、地学分野は岩石や地震に関する問題が出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、学校で行った実験や観察に関するレポートなどがある場合は、復習しておくと良いでしょう。また、どの単元も「教科書が基本」となります。教科書を見直す時間を設けると良いでしょう。

 

社会の傾向と対策

《2023年度》 歴史・地理・公民の各分野から出題されます。歴史分野は、年表を用いた問題構成で、旧石器時代から昭和時代までの各時代の特徴や流れに関する問題となります。並び替えや資料の読み取り問題も含まれるため、教科書に載っている太字だけでなく、グラフや地図などの資料にもしっかり目を通しておきましょう。地理分野では、日本地図と世界地図が出題されます。日本地図は、公立高校の入試と同じような特定の地域から自然環境や地形、気候、産業に関する問題となります。降水量や気温のグラフについては必ず確認しておきましょう。世界地図は、特定の国や地域の産業や自然環境について問われます。公民分野は、日本の政治などに関する問題が出題されます。教科書で重要語句について必ず復習しておきましょう。また、時事問題も含まれるため、1年以内の国内外のニュースについての理解を深めておくことが大切です。

 

 

浜松聖星高等学校基本情報

公式サイト

浜松聖星高等学校:https://hamamatsu-seisei.jp/

 

基本情報

創立年

1956年

浜松聖星高等学校 所在地情報

〒432-8018 静岡県浜松市中区蜆塚3丁目14-1

教育理念

校訓

「真理を学び 愛に生きよ 真理と愛こそ人生の光」

 

引用元:スクールミッション/スクールポリシー | 学校案内 | 浜松聖星高等学校

 

高校の特徴

浜松聖星高等学校は、キリスト教の精神に基づいた「心の教育」、ICTを最大限に活用した「理数(STEAM)教育」、留学や海外・国内英語研修など、様々なプログラムを通して世界に通用する人材を育てる「英語・国際教養教育」を実践しています。コース制となっており、理系科目を強化したカリキュラムが展開される〈理数コース〉、英語力を伸ばしながら、難関国公立大学・難関私立大学を目指す〈特進コース〉、文武両道を図りながら、国公立大学から専門学校、就職まで多様な進路に対応した〈進学コース〉の3コースが設置されています。

 

 

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