和歌山信愛高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

和歌山信愛高等学校の受験対策

偏差値・難易度

和歌山信愛高等学校は、和歌山市屋形町にある併設型の私立中高一貫女子校です。偏差値はコースによって異なり、特進コースが64程度、学際コースが53程度となります。2022年度の入試競争倍率は、1.00~1.20倍です。また、学力試験では4~6.5割程度得点することが合格の目安となります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

和歌山信愛高等学校の入試は、国語・英語・数学・理科・社会の学科試験と面接の5教科型、もしくは国語・英語・数学の学科試験と面接の3教科型の2種類となります。ただし、面接は専願受験者のみ(スポーツ特別募集の受験者は除く)課されます。公式HPに6年分の過去問が掲載されているため、必ず取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。また、実用英語技能検定取得者は取得級に応じて得点換算されるため、積極的に受検すると良いでしょう。

 

 

和歌山信愛高等学校の入試情報

入試科目・配点

【特進コース/学際コース】

《5教科型》

国語(60分/100点)

英語(70分/150点 リスニング含む)

数学(70分/150点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

面接(専願受験者のみ ただし、スポーツ特別募集の受験者は除く)

 

《3教科型》

国語(60分/100点)

英語(70分/150点 リスニング含む)

数学(70分/150点)

面接(専願受験者のみ ただし、スポーツ特別募集の受験者は除く)

 

※実用英語技能検定取得者に対して英語の得点換算を行う

(本校入試の英語の得点と比較し、高得点の方を採用)

取得状況については、調査書(出身学校による記載)で確認する

2級以上 120点、準2級 100点、3級 80点

 

※合計点の計算方式

A方式(400点満点):国語、英語、数学 400点

B方式(400点満点):(国語、英語、数学 400点)× 0.75 + (理科、社会 160点)× 0.625

5教科型受験の場合、A方式あるいはB方式の高得点の方を用いて合否判定を行う

 

参照:2023年度入試 生徒募集要項&出願情報登録の手引き

 

 

和歌山信愛高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問8題構成で、解答のみを記入する形式となります。大問1が計算問題、大問2が方程式となります。基本~標準レベルの問題となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問3は小問集合、大問4以降は単元ごとの問題となり、整数や関数、2次方程式、確率、図形の角度や面積、体積などに関する問題が出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習した上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、長文読解問題3題となります。論説的文章、小説的文章、古文からそれぞれ1題ずつの出題で、解答形式は選択、抜き出し、適語補充、説明記述などとなります。小問として漢字の読み書きや現代仮名遣いなどの知識問題も出題されるため、毎日コツコツ学習しましょう。説明記述では、筆者の意見や登場人物の心情など内容を正確に読み取った上で、分かりやすく簡潔に述べる必要があります。様々なテーマの長文問題に取り組み、読解力や速読力、精読力を養いましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、大問9~10題構成で、リスニング問題も含まれます。大問数が比較的多いので、時間配分には注意しましょう。大問1がリスニング問題で小問が10問程度、それぞれ2回ずつ放送されます。単語の意味や発音、文法などの基礎知識を身につけた上で、英語のラジオやYoutubeなどを活用して聞き取りの練習もしっかりと行いましょう。大問2以降は、対話文や書き換え、適語補充、並べ替え、和文英訳、資料・会話文、長文読解問題などが出題されます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出題されます。電流、光と音、力と圧力、水溶液とイオン、酸・アルカリとイオン、動物の体のつくりと働き、生物と細胞、太陽の様子、天体の動き、火山と地震などが頻出単元となります。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。計算問題や化学反応式なども出題されるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけることが大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、大問4~5題構成で、地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題されます。試験時間は40分となっているため、時間配分には注意が必要です。解答形式は選択肢、語句回答、適語補充、説明記述となります。写真や図表、グラフ、年表、地図などの資料を用いた問題が複数出題されます。教科書だけでなく、資料集や地図帳などを活用して、資料から情報を読み取る力を養いましょう。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことが大切です。

 

 

和歌山信愛高等学校基本情報

公式サイト

和歌山信愛高等学校:https://www.shin-ai.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

580人(2022年度時点)

和歌山信愛高等学校 所在地情報

〒640-8151 和歌山県和歌山市屋形町2丁目23番地

教育理念

「一つの心 一つの魂」

Un Seul Coeur une Seule Ame

 

引用元:和歌山信愛 中学校 高等学校|和歌山信愛について

 

高校の特徴

和歌山信愛高等学校は、「ショファイユの幼きイエズス修道会」を経営母体とするミッションスクールです。生徒数に対する専任の先生の多さが最大の特長であり、生徒と先生の二人三脚の手厚い教育環境のもと、信愛育成型教育を行っています。中高一貫カリキュラムで学ぶ医進コース・特進コースと、高校3ヶ年のカリキュラムで学ぶ特進コース・学際コースが設置されています。英語教育に力をいれており、ネイティブスピーカーとのオンライン英会話や日本にいながら海外留学を経験できる「ACP(アドバンスト・コミュニケーション・プログラム)」、オーストラリア(ブリスベン)での海外語学研修(2週間)など様々な活動を展開しています。

 

 

オンライン家庭教師WAMの和歌山信愛高等学校受験対策

和歌山信愛高等学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、和歌山信愛高等学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。