京都女子中学校の中学入試情報・受験対策

京都女子中学校の受験対策

難易度

京都女子中学校は京都市東山区今熊野北日吉町にある偏差値62程度の女子校です。京都府有数の女子進学校なだけあり、卒業生は国立大学、関関同立などの難関私立大学、医歯薬看護系などへ多数進学しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

京都女子中学校は様々な入試方式があります。入試方式によって試験内容が異なるため、入試要項をしっかりと確認しておきましょう。各科目、ややこしく手間のかかる問題や独自問題などが出題される傾向にあるため過去問でしっかりと対策をしておく必要があります。

 

 

京都女子中学校の入試情報

【入学試験】

《募集人員》
ウィステリア入試 約 30名

Ⅲ  類     約 60名
(キュリアス入試 約 10名、A入試 約 30名、B1入試 約 10 名、B2入試 約 10 名)

Ⅱ  類     約90 名
(A入試 約 50 名、B1入試 約 20 名、B2入試 約 20 名)

 

《試験内容》
ウィステリア入試 作文(60 分・100 点)

キュリアス入試  講義理解力試験(講義 60 分、課題レポート 60 分・100 点)

A入試      国語・算数(各 60 分・各 100 点)理科・社会(各 40 分・各 100 点)
B1入 試     国語・算数(各 60 分・各 100 点)
B2入 試     国語・算数(各 60 分・各 100 点)

 

《選考方法》
A入試
受験科目4教科型(国語・算数・理科・社会)、または3教科型(国語・算数・理科)を出願時に選択します。
注意:出願後の変更は一切できません。

 

3教科受験の場合
Ⅲ類、Ⅱ類とも国語・算数・理科各 100 点の計 300 点満点を3分の4倍した 400 点満点で選考します。

 

4教科受験の場合
Ⅲ 類 ① 国語・算数・理科・社会各 100 点の合計 400 点満点
② 国語・算数・理科各 100 点の計 300 点満点を3分の4倍した 400 点満点
①、②のうち高い点を採用して選考します。

 

Ⅱ 類

① 国語・算数・理科・社会各 100 点の計 400 点満点
② 国語・算数・理科各 100 点の計 300 点満点を3分の4倍した 400 点満点
③ 国語・算数・社会各 100 点の計 300 点満点を3分の4倍した 400 点満点
①、②、③のうち最も高い点を採用して選考します。

 

B1入試・B2入試
Ⅲ類・Ⅱ類とも、国語・算数各 100 点の計 200 点満点で選考します

 

参照:2021 (令和3) 年度入試 生徒募集要項京都女子中学校

 

 

京都女子中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

試験時間60分で、大問6題構成です。大問1は四則計算、大問2は小問集合、大問3以降は応用問題となっています。例年、応用問題では図形問題が2問程度出題される傾向にあります。その他の大問は速さと比、場合と数が頻出です。答えのみ記入する解答形式のため、計算ミスすることなく確実に解答できるようにしておきましょう。

 

国語の傾向と対策

試験時間60分、論説文・物語文の読解問題2題、知識問題1題の大問3題構成です。物語文は読みやすい文章が出題される傾向にありますが、論説文では難度の高い文章が出題されることが多いため、論説文の読解問題を中心的に学習しておくとよいでしょう。また、知識問題の点数割合が高いため、しっかりと点数を獲得できるように漢字やことばの知識は身につけておく必要があります。

 

理科の傾向と対策

試験時間40分で、大問6題構成です。生物、物理、地学、化学の4分野から幅広く出題されます。基本問題が中心となりますが、過去に生物の分野から難問・奇問が出題されたことがあります。そのため、油断せず、応用問題にも取り組んで対応できるようにしておきましょう。

 

社会の傾向と対策

試験時間40分で、大問7~8題構成です。地理、歴史、政治の3分野から幅広く出題されます。時事問題、都道府県の特色、世界地理が頻出です。漢字指定の用語記入問題が多いため、漢字で解答する癖をつけておきましょう。

 

 

京都女子中学校基本情報

公式サイト

京都女子中学校:https://kgs.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1910年

生徒数

630人(高校含む全校生徒:1,636人)(2021年5月1日現在)

京都女子中学校 所在地情報

〒605-8501 京都市東山区今熊野北日吉町17

教育理念

親鸞聖人の教えに基づく建学の精神を基調とした3つの理念
1.自立(自己へのめざめ)
2.共生(他者へのめざめ)
3.感謝(社会へのめざめ)

 

引用元:京都女子中学校・高等学校理念・教育方針

 

中学校の特徴

京都女子中学校は、高い教養・豊かな人間性・創造性を身に付け、他者と協調して自主的に社会貢献できる人材を育成しています。浄土真宗の教えを根本とした仏教精神に基づく宗教的情操教育を行っており、宗教の授業や朝の礼拝(仏参)、様々な宗教行事を通して「いのち」の大切さを学びます。

2022年度からのコース再編により、国公立大学医療系を目指す「顕道コース」(2年次より設置)、難関国公立大学を目指す「東雲コース」、難関国公私立大学・京都女子大学を目指す「藤華コース」の3つのコースに分かれています。各コースにおいて異なる探究プログラムを実施しているのが特徴です。顕道コースでは、「生と死」について考える学習や、国立医学部教授の講演会、最新医療施設の見学などを行います。東雲コースでは、地域と協働して様々なテーマで研究を進めます。藤華コースでは、京都女子大学や企業・行政と連携して「食」を学び、様々な分野に視野を広げていきます。さらに藤華コースでは、ネイティブ教員による英会話の授業が多く設けられており、3年次には「ウィステリアプログラム」を選択することで海外研修への参加も可能です。

部活動については、体育系11、文化系12のクラブがあります。

 

 

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