上手な作文の書き方
オンライン家庭教師
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作文と言えば、学校が長期休みの時に宿題として出されたことがあると思いますが、どう書けばいいか迷ったりしませんでしたか?

今回はそんな方のために、作文を上手に書くためのポイントをご紹介します 

 

書き始める前に 

まず、テーマを決めて、具体的にどんなことを書くか、そして大まかな見出しを決めることから始めると思います。

その中まず初めに注意しなければならないことがあります。 

それは、人に読まれることを前提に書くということです。

そのため丁寧な字で書くようにしましょう。

 

読まれる心構えができたら、原稿用紙の基本的なルールを覚えていきましょう。 

 

原稿用紙のルール 

 

題名(タイトル)、学校名、受験番号や氏名の書き方 

書く欄があれば欄の中に書きます。

書く欄がない場合書き方がありますので覚えましょう。 

題名 

1行目の行頭から2~3マス開けて4マス目から書きます。 

本文

書き出しは1マス空けます。

段落を変えるときは改行し、1マス空ける。

在籍の学校名は必ず正式名称で書きます。 

 

※ここで注意!! 

文字数の指示がある場合、タイトル・名前などは文字数に数えません。 

 

提示された文字数を守る 

文字数の指定パターン

①○○字程度→提示された文字数の前後1割範囲以内 
②○○字以内→提示された文字数の少なくとも8割以上10割未満 
③○○字~△△字→提示された文字数の範囲内 

 

※未完成は大幅な減点になりますので必ず字数制限を守り提出しましょう。 

 

 

句読点、かぎかっこの使い方 

句読点「、」「。」かっこ「 () 」かぎかっこ「 「」 」などはそれぞれ1字として数えます。 

ここで注意!! 

行頭に句読点「、」「。」や閉じかっこ「 )」などを置いてはいけません。拗音(ゃゅょ)や促音(っ) 

行頭にくる場合は前行末のマス文字と一緒に書きます。 

 

数字

て書きの場合は漢数字、横書きの場合は算用数字で書きましょう。 

横書きの場合は原則として1マスに2文字の数字を書くことになります。 

 

会話文

会話文の場合は、閉じカギかっこと同じマスに句点(。)を書きます。 

それ以外はカッコの内側に句点は必要ありません。 

会話文は原則として改行して書き、会話文の閉じカギかっこに続く文も改行しています。 

 

文体の統一

「だ・である」や「です・ます」などの文体があると思います。

どちらかで書き始めたら、最後までそれを統一しましょう。

小論文では「だ・である」体で書くことが多くなります。 

 

上手な作文にするには 

 

 

ずばり、起承転結で文章を書くことです。

私たちは普段の会話でも起承転結に従って話していることが多くなります。

起承転結がよくわからないというのであれば、自分の会話をよく見直してみるといいかもしれません。 

 

「起承転結」とは、辞書でひくと文章を書くときの組み立て方。とでてきます。 

 

例えば、どんぐりころころを歌ったことがあると思います。 

その第1節の組み立てを調べてみると、次のように起承転結になっています。 

 

どんぐりころころ どんぶりこ……  起   話が始まる。 

お池にはまって さあたいへん……  承   前の話を受けて続ける 

どじょうがでてきて こんにちは …… 転  話の流れが変わる 

ぼっちゃんいっしょに 遊びましょ…… 結  話がうまく結ばれる 

 

物語の筋の組み立てを調べてみると、このような「起承転結」の形になっていることが多いです。

もし、この起承転結がしっかりと決められていないと、ストーリーが展開する中で話の筋道が見えなくなってしまう場合もあるため、しっかりと起承転結を組み立てておくことが大切です。 

 

まとめ 

作文を上手に書くには今日紹介した基本ルールをしっかりと頭に入れ、起承転結の構成で文を書いてみると、相手に伝わりやすくまとまりのある良い文章となります。 

ぜひ、活用してみましょう。 

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