大阪公立大学生活科学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪公立大学生活科学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

大阪公立大学生活科学部の偏差値は、57.5程度となります。大学入学共通テストにおいて、7割程度の得点率が求められます。2022年度一般選抜の実質倍率は、前期日程で2.7~3.2倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪公立大学生活科学部の一般選抜は、前期日程のみ実施されており、大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等の試験科目は学科によって異なります。食栄養学科は理科・外国語・数学、居住環境学科は外国語・数学、人間福祉学科は外国語・国語・数学(国語・数学は出願時に1科目選択)の学力検査が課されます。また、志願者倍率が大学が指定する倍率を超えると、大学入学共通テストの成績により2段階選抜が実施される場合があります。大学入学共通テストと個別学力検査等どちらも対策をしっかりと行いましょう。

 

大阪公立大学生活科学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間90分、大問2題で構成されています。出題範囲に古文・漢文が含まれず、現代文(随筆・小説・評論)のみ出題となります。設問は内容説明が多く文字数制限がないため、解答用紙に応じた分量で的確にまとめる必要があります。また、文章量も多いため、速読力・精読力を鍛えておきましょう。

※人間福祉学科のみ

〈現代システム科学域・法学部・経済学部・商学部・看護学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間90分、大問4題で構成されています。出題範囲は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bとなります。大阪市立大学の文系数学試験の頻出分野である「ベクトル」が2022年度も出題されました。出題範囲は満遍なく学習する必要があるため、教科書や標準レベルの問題集を用いて基礎をしっかりと定着させておきましょう。また、出題形式を把握するために、過去問に取り組むことも大切です。

〈現代システム科学域・経済学部・商学部・看護学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間100分、長文読解問題2題と和文英訳問題1題の大問3題で構成されています。大問1・2は全学部共通問題で、大問3が学域・学科等によって異なり、それぞれ指定された問題に取り組みます。全体的な難易度は標準レベルのため、単語やイディオム、文法など基礎から丁寧に学習しておきましょう。また、試験時間に余裕はないため、速読力を身につけておくことが大切です。

〈現代システム科学域・文学部・法学部・経済学部・商学部・理学部・工学部・農学部・獣医学部・医学部・看護学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間90分で、物理・化学・生物から1科目選択して受験します。

※食栄養学科のみ

 

物理:大問3題構成で、難易度は基礎~標準レベルです。教科書を中心に基礎を固め、問題集や過去問で演習を重ねましょう。

 

化学:大問3題構成で、難易度はそこまで高くありませんが問題文が長く、試験時間に余裕はありません。基礎知識をしっかりと定着させ、スピード力を養いましょう。

 

生物:大問4題構成で、難易度は標準レベルです。幅広い分野から出題されるため、満遍なく学習し、苦手分野を作らないようにしておきましょう。

 

大阪公立大学生活科学部基本情報

公式サイト

大阪公立大学生活科学部:https://www.omu.ac.jp/life/

基本情報

創立年

2022年

生徒数

159人(2022年5月1日現在)

教育理念

理念

一人ひとりにとっての“しあわせ”な生き方について理系・文系の枠組みを越えて考え、日常生活における諸問題の解決やより人間らしく生きることをめざす学問。それが生活科学です。

 

大阪公立大学生活科学部は3学科から構成されており、それぞれ「食と栄養」「居住空間」「人間のウェルビーイング(幸福)」の視点から専門的教育と研究を通じた人材育成を進めています。多様な文化や価値観が共存し、複雑化する現代社会においても、総合的な視野で物事をとらえ、当たり前のしあわせをつくり出す人材を生活科学部は育てていきます。

 

さらに生活科学を探究する学生には、より専門的な研究と実践に打ち込む大学院の道があります。生活問題の改善や解決、新しいライフスタイルの提案や構築によって人々の生活の質の向上に貢献する専門的職業人と研究者を育成します。

引用元:理念|概要|生活科学部・生活科学研究科|大阪公立大学

大阪公立大学生活科学部の特徴

大阪公立大学生活科学部は、【食栄養学科】【居住環境学科】【人間福祉学科】で構成されており、人の生活に関わる課題の解明と対応を担う人材養成を目的としています。 【食栄養学科】 食と栄養に関わる複合領域を学際的に学ぶことで、科学的思考と実践力を備えた管理栄養士・研究者・技術者を目指します。 【居住環境学科】建築やインテリア、まちづくりなど、各分野の計画・設計・管理に関する理論と技術を修得し、人々の生活の質の向上のために諸課題を創造的に解決できる能力を養います。 【人間福祉学科】 人間・心理・社会に関する幅広い専門分野を学ぶことができます。また、目的に応じて社会福祉士や公認心理師の国家試験受験資格取得を目指すことができます。

 

大阪公立大学生活科学部キャンパス情報

杉本キャンパス

住所:〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3番138号

羽曳野キャンパス

住所:〒583-8555 大阪府羽曳野市はびきの3丁目7番30号

 

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